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2009/05/02

十日目①:リヴェンジうにパスタ

5月10日(土)曇時々晴れ

「土曜はサンタガタでプリマヴェーラの試合があるぞ!」と半袖オジサンに誘われたけど、私たちはシッラでうにパスタのリヴェンジを果たすことを選んだ。
シッラの街中で出会った見返り美人。

子猫ちゃん@シッラ

今日は海賊という名のレストランはオープンしていた。

イメージは海賊船?

2年前同僚Iちゃんと食事を取った帆船の甲板をイメージした大きなテラス席は工事中で、店の脇の小さい方のテラス席に通されたのだが、雨が降っても大丈夫なように透明ビニールで覆われていてちょっと暑い。レストランのテラス席というよりは、どう見てもビニールハウス。

ビニールシートはない方がいいのでは?

うにパスタは2年前と同じ味だった。これだよ、これ!やっぱりこの店で食べないとダメだ。思い出の味と再会できて大満足の私であった。

また食べに行くぞ!

カジキマグロのソテーとポテトのグリルも注文。もちろん完食。

ポテトのグリルはイマイチだった

デザートはレモンのシャーベットだったっけ?

赤いテーブルクロスとのコントラストがきれいでしょ?

今日もネコちゃんが遊びに来たが、まったく緊張感のない子で

のんびりと毛づくろい

いつの間にか寝てしまった。

気持ちよさそうにお昼寝

食後は崖の上にある城を見学。板貫さんは初めて。私は2回目。

見学客は少なめでした

城から見たシッラの港。

こじんまりした港です

城見学の後は山側にある町へ行ってみた。シエスタの最中なので人が少ない。ゴーストタウンかと思うくらい静まり返っていた。
そのくせ歩いていると建物の上の方から「ナカムーラ、チネーゼー!(中国人)」と声がかかったりする。「ノー!ジャポネーゼ!」と私たちが叫び返したのは言うまでもない。

静まり返った街並

この町のシンボル「カジキマグロと格闘する青年」。

いかにも漁村らしい町のシンボル

なかなかキュートなヒップをしている。

かわいいお尻♪

シエスタで街中が静まり返っている中、ちゃりんこギャングの2人が元気に走り回っていた。

飽きもせずに走り回ってたガキ二人

山側の町の展望台から見たお城。とても絵になる風景。

絵画の風景みたいでしょ?

シッラ駅に向かって歩いているとき、カラン、カランという軽やかな鈴の音が聞こえた。何の音かと思ってキョロキョロしたところ、なんと岩山にヤギの群れを発見!この辺はヤギの放牧をしているのだろうか。
「ペーターは何処だー?!」と盛り上がる私たちであった。

ペーターはいなかった

夕方早い時間にレッジョに戻った。

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2009/04/25

九日目⑤:チームバスをお見送り/クレスポのリズム感に爆笑した夜

すっかり忘れていた前日に撮ったフォーティ会長との初2ショット。せっかくだから載せておこう。

一枚撮ったからもういいや(笑)

千葉真一+宍戸錠÷2=リッロ・フォーティ by板貫さん

トニョッツィは私たちのところで立ち止まって少しばかり立ち話していくのが日課となった。この日私はエンポリ戦後の出待ちの写真にサインしてもらったのだけど、何の説明もしていないのに見るなりエンポリだと瞬時に判断するトニョッツィ。そして、、、

センプレ、エンポリ~。(いっつもエンポリだな)

と疑いの目を私たちに向ける。
「き、気のせいだよ」とギクッとする板貫さん。
えーと、ちょっと待って?まさか私までエンポリサポ疑惑を持たれてるの?2004年からレッジョに通っているのよ?エンポレーゼがあんたに三平グッズをわざわざ持ってくるわけないでしょ?何言ってんのよ。
エンポリサポ疑惑を完全に晴らせていないままトニョッツィは翌シーズン冬のメルカートでブレシアへ行ってしまった。いつかもう一度会える日が来るだろうか・・・。

カッショーネも毎日私たちとのやり取りを楽しんでくれていた。初日は私が写真を撮り、2日目は板貫さんが写真を撮ったので、3日目も写真を撮られるんじゃないかと期待して万全の準備してきたのだろう。3日目はアフガンストールを首に巻き、ユラユラと揺れる長いチェーンピアスをしてきた。

このチャラチャラしたファッション、高校生か君は? byリーメイ
私、アフガンストールを巻いているジョカトーレを初めて見ました。 by板貫さん

未だに私たちの話題に上がる3日目のカッショーネのファッション、何故カメラに収めなかったのだろうとかなり後悔している。
そして4日目のこの日はちょうどトニョッツィとバッティングしてしまい、カッショーネは私たちがトニョッツィと話をしているのを少し離れた場所からずっと見ていた。「行っちゃうよー。早く来ないと俺行っちゃうよー」という感じで何度かチラチラとこちらを振り返りながら、最後は諦めてチームバスに乗り込んでしまったカッショーネであった。ごめんよー、来年はもっと遊んであげるから。(笑)

ミッシローリ君の写真にサインをお願いすると、連日私か板貫さんの撮った写真にサインをしていたミッシは「写真いっぱいだね」とニコニコ。そんなミッシに板貫さんは「だって貴方がベッロ(いい男)なんだもの。ベッロな貴方の写真をたくさん撮りたいじゃない」とベッロ攻撃。ひねくれ者のカンパと違い純真なミッシはもうデレデレ。この上なく有頂天な笑顔を残してチームバスへ向かっていった。
実は板貫さん、レッジーナの選手たちにベッロを連発して骨抜きにし、エンポリ戦での集中力を欠如させるという作戦を実行していたのだが、ジャポネーゼにベッロと言われた選手たちは奮起してしまって全くの逆効果であった。

全ての選手がチームバスに乗り込むまでのあいだ、バスのドアは開かれたままになっている。そこで初めてアモルーゾの定位置を確認。入り口から一番近い席(入り口の正面通路側)だった。
いつも支度が遅くて皆を待たせるから、ドアから一番近い席を割り当てられたのね?

この日最後に乗り込んだのはオルランディ監督。この時間まで残っていた約30名のファンが見守る中バスのドアが閉められた。
ミッシ、コッツァ、アモルーゾを初め、たくさんの選手がバスから笑顔で手を振ってくれたのだけど、何故かコスタ宮迫だけが思い切り舌を出してアッカンベーをしてきた
・・・なんだ、こいつ?
「私たち、あいつにあんな顔されるようなこと何かしましたっけ?」
「まったく心当たりありませんけど・・・」
顔を見合わせ呆然とする私たち。コスタはまだイタズラ盛りのガキだということか?
まあいい、わたしゃ売られた喧嘩は買う主義なんでね。覚えてろよ宮迫。次回のリベンジに向けてメラメラと闘志を燃やす私であった。

チームバスと共にファンもサンタガタの出口に向かってぞろぞろと歩き始める。
「親戚の子に選手のユニを貰ってくれって頼まれたんだよ。頼むよ~」と泣き落としでユニをねだっていた半袖オジサンは手ぶらだ。迫力あるだみ声でおねだりというよりは脅しに近かっただみ声おばさんも成果はなかった模様。だみ声おばさんはアモルーゾにユニをねだって断られた腹いせに「ニック、日曜はゴールしなさいよ!1点じゃなくて2点取んなさい!」と厳しい要求をしていた。アモルーゾは苦笑い。こういうおばさん、エレガントなアモルーゾは苦手だろうな。(笑)
バスは練習場の敷地を出て前の道路を一直線に走り抜け、やがて見えなくなった。
私はちゃんとチームを激励できたのかな?選手に楽しませてもらっただけのような気がしないでもない。や、きっと遠い国からわざわざ駆けつけたというそれだけで、選手たちの力になれているのだ。そう思い込むことにしよう。

夜はテレビで素人勝ちぬけ歌合戦(イタリアに行くとよく見るけど正式な番組名は覚えていない)を見た。その日の出場者の中にアルゼンチン人の男性グループがいたのだが、どういう訳だか(私のイタリア語力ではどういう経緯なのか理解できず)インテルのクレスポが助っ人として参加していた。スタジオのお客さんはクレスポの登場に大喜び。このグループが歌ったのはリッキー・マーティンの『Livin' la vida loca』、日本では郷ひろみがカヴァーした『GOLDFINGER '99』として有名。
Ricky Martin - Livin' la vida loca
私の記憶が正しければ、このグループは結構な大所帯で一人がリードヴォーカルを努め、クレスポを含むその他のアルゼンチンボーイズはズラリと後ろに並んでコーラスを担当していた。全員が軽快なリズムに乗って腰を振り振りノリノリで歌っている中(途中でお揃いの振り付けがあったような気がする)、クレスポだけがちょっと変。ビミョーにリズムの取り方がズレている。しかも一人だけえらい必死な面持ちなのだ。無事に歌い終わるとほっと息をつきながら額の汗を拭うクレスポ。真面目な人柄が伝わってきて好感度大。
アルゼンチンボーイズはクレスポ人気でどんどん勝ち上がっていく。勝ち上がる度にまた歌う。その度にクレスポのビミョーなリズム感がツボにはまり、可笑しくて可笑しくてテレビの前で腹を抱えて転げまわってしまった。何度見ても笑える。何度見ても変だよクレスポ!
なんとアルゼンチンボーイズはファイナルまで進んでしまった。決勝の相手の女性はムチャクチャ歌が上手。いくらクレスポが面白いからって特別歌が上手いわけじゃないアルゼンチンボーイズが優勝してしまったら不公平だ。ま、この辺はイタリア人たちも同じように考えていたようで優勝は逃した。最後は番組を大いに盛り上げてくれたクレスポに盛大な拍手。あー楽しかった!

フィリッポが午前中のうちにお湯が出るように修理の手配をしてくれたのでシャワーからは無事お湯が出てきた。この日は何もトラブルが起きず就寝。

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2009/04/12

九日目④:初めて笑顔を見せてくれた二人/いつも優しくしてくれる人

私は白ユニにチーム全員のサインを集めていたのだけど、毎日怪我の治療だけで早い時間にさっさと帰ってしまうトゥルベルグの他にもう一人だけサインを貰えていない選手がいた。それは若きパラグアイ人選手モンティエル20歳。今季ほとんど出場機会に恵まれていないモンティは見るからにご機嫌斜め。彼を呼び止めるファンも少なく、来る日も来る日も口をへの字にしてズンズン歩いて帰ってしまう。この日も召集メンバーに入れなかったモンティはかなり早い時間に私服でクラブハウスから出てきた。うーん、今日もご機嫌は麗しくなさそうだぞー。
しかし、今日を逃すとチャンスはないので絶対に逃がすわけにはいかないのだ。小さいくせに(身長173cm)ズンズンズンズン足早に去っていくモンティの背中に向かって「モンティ、待ってー!」と日本語で叫びダッシュする私。すると思いがけずモンティは満面の笑みでクルリと振り向いた。どうやらジャポネーゼが自分のサインを貰うために走って追いかけてきてくれたことがムチャクチャ嬉しかったらしい。全然期待していなかったのに眩しいくらいの無邪気な笑顔を向けられてビックリしてしまった。まだまだ子どもだなぁ。この先順調に育つといいなぁ。
超丁寧にサインしてくれたモンティは、チャオ~♪と白い歯を見せて手を振って帰っていった。もしかしたらレッジーナの南米組の中で一番愛想がいいかもしれない。(笑)

板貫さんは人数分焼き増ししてあげたウルグアイトリオの写真を渡すタイミングを伺っていた。誰に渡すのかと思ったら、板貫さんが選んだのは板前さんヴァルデス。
最初呼び止められたヴァルデスはいつものように無愛想だったけど、「これ貴方たちの写真。他の二人の分も焼いてあるから渡してあげて」と板貫さんから写真が入った封筒を渡されると「グラッチェ!」と一気に笑顔に。本当に嬉しかったみたいで、最後は微笑みながら「チャオ!」と私たちに軽く挙手してチームバスに向かって歩いていった。なんだ、こんなステキな笑顔が出来るんじゃない。いつも笑顔でいなさいよ。
「板前さんに渡して正解でしたね。いいリアクションでした」と満足気な板貫さん。来年はヴァルデスともう少し打ち解けられそうな気がする。

去年はほぼ毎日最後にクラブハウスから出てきたアモルーゾだったが、今年は比較的早い。誰かに支度が遅いことを指摘されたのかしら(笑)。ま、今日は弁護士の嫁が荷物を持ってきてるから待たせちゃ悪いと思って早く出てきたのかもしれないけど。
午前中に街中でバッタリ出くわしたこともあって、お互いにちょっと照れながら「チャオ」と挨拶を交わす。まず板貫さんにわらぴーさん用のユニにサインを貰っていただき、そのあとで17 AMORUSOと背番号とネームを入れたユニにサインをお願いした。一瞬「あれ?昨日もユニにサインしたのに?」という顔をしたが、自分の背番号入りユニだと分かると笑顔が大きくなった。
「私の名前を入れてください」と言うと私の真横に立って一緒にユニを持ち「名前は?」と優しい笑顔で私の顔を覗き込んでくる。その時点で腰が砕けそうだった私。すかさず板貫さんが私の名前を書いた付箋を差し出すと、それを見ながら名前だけじゃなくてメッセージも入れてくれた。けど、何て書いてくれたのか分からない。

アモルーゾ、字はヘタクソなのね。

板貫さんが判読してくれて“Per ○○○ con affetto”「○○○へ 愛情を込めて」と書いてくれたのだと分かったのだけど、あまりに字が汚くてaffettoと読めなかったため、日本に帰ってから何か他に該当する単語があるのではないかと必死に辞書をめくってしまった。

こういう向きでサインしてくれます

図々しく「もう一つお願いしてもいいですか?」とミニアルバムに入れておいたカターニア戦のチケットを取り出す。その時アモルーゾはミニアルバムの中に去年私が撮ったカルチョ2002を掲げる自分の写真を見つけて笑顔を弾けさせた。あ、この写真撮ったの覚えていてくれたんだ。プレゼントしてあげればよかったかな・・・。
「私、先週はカターニアに居たんですよ。貴方のメモリアルゴールを見られて、とてもラッキーでした。記念にチケットにサインしてください」と言うと超ニコニコしながらチケットにサインしてくれた。本当はここで「今週末もゴールしてください」と言うつもりだったのに、ずっと笑顔を向けてもらっていた嬉しさで頭のネジが吹っ飛んでしまって言えなかった。そんなこと言わなくても、ちゃんとゴールしてくれたんだけどね。

サインだけ見ると字が下手には見えない

今日も冷たい手を差し出してくれたので握手でフィニッシュ。ああ、至福の時間が終わってしまった。もう二度とレッジョで会うことはないんだろうな・・・。
たとえどこへ移籍しようと絶対にまた会いに行くから。現役でいる限りどこまでも追いかけて行くから。あと数年は私に貴方のステキなプレーを見させてね・・・。

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2009/04/05

九日目③:選手の嫁いろいろ

マッツァーリ体制のときはホーム戦の前日はサンタガタで午後練習して、夕方チームバスで前泊するホテルへ向かったものだった。しかしオルランディ体制になってからはホーム戦の前日は合宿するようになった。だから金曜日の練習が終わると選手はチームバスに乗ってホテルへ行ってしまう。当然土曜日は合宿なのでファンは練習を見ることができない。練習見学を楽しみにしているファンにとっては一日損した気分。

今日は金曜日。ゆえに選手たちは合宿に備えて2泊分の荷物を持って練習場にやってくるが、所帯持ちの選手の中には練習が終わる頃に奥さんに荷物を持ってきてもらう人もいる。ということで、この日も一目で選手の嫁とわかる派手な女性の運転する車が出待ちファンで混み合うクラブハウス前を通過して一旦駐車場へ行き、再び向きを変えてこちらに戻ってきた。きつい縦ロールの金髪のロングヘア。ブランド物の高そうなタンクトップ。ファンが大勢いて路注するスペースを見つけられずに苛立つ目元をサングラスで隠している。鼻筋がすっと通っていて尋常でなく美しいであろうことはサングラスをしていても容易に想像できた。そして、たとえ運転席に座っていても、彼女の背がとても高いことは助手席の女性の体格と比べると一目瞭然だった。彼女が元ミスイタリアのコッツァ嫁だということは後日別の場所で遭遇したために判明した。
また、諸状況から推察するに助手席に座っていたのは絶対にアモルーゾ嫁だったのだが、コッツァ嫁があまりに強烈なオーラを放っていて迫力満点だったため、私も板貫さんもその時はコッツァ嫁に視線が釘付けになって助手席には全く注意が行かなかった。ああ、アモルーゾ嫁をもっとちゃんと見ておけば良かったな~。やっぱり大好きな選手の嫁って気になるじゃない?

昨日か一昨日か忘れたけど、もう一人強烈な嫁を目撃した。
前述したように練習場にやってきた車は一旦駐車場へ行って向きを変えて戻ってくる。練習場内の道路で2台の車がすれ違うことは不可能なので、駐車場へ向かう車と駐車場から戻ってくる車が出くわしてしまった場合は、どちらか一方が出待ちファンで賑わう門の前のちょっとしたスペースに車を入れて非難しなければいけない。それなのに、ショッキングピンクの服を着た若い女性は前からカッショーネの車が来るのに、門の前のスペースで止まらずに前に突き進んだ。おいおいおい、どうする気だよ?
思いがけない女性の行動にカッショーネはビックラ仰天。女性の車はカッショーネの車の直前まで行くと、強気でクラクションを鳴らして威嚇する。あっけに取られたファンが見守る中、女性はじりじりと間合いを詰めて、ついにはカッショーネの車を下がらせた。「ま、ま、マジかよ?!」と車の窓から顔を出して後方を確認しながら車をバックさせる哀れなカッショーネ。このまま駐車場までバックして戻るのかと思いきや、街路樹にぶつからないように後ろ向きのまま器用に車を歩道に乗り上げさせて道を譲ってあげた。優しいなあ。てか、気弱だなあと言うべきか?
すぐに駐車場で向きを変えた女性の車が戻ってきて門の近くに停車した。いったい誰の嫁かと思ったら、その車に乗り込んだのはモデストだった。モデちゃんの嫁かい!
モデちゃんは嫁とチューした後に、子どもを膝に乗せてチュー。間違いなく尻に敷かれていると思われるが、とりあえず幸せそうであった。
そうそう、モデちゃんには「不動心」と書かれた漢字Tシャツをプレゼントしたのだけど、感激していたわりには「どういう意味?」とは聞いてこなかった。不動心をイタリア語でどう表現するか悩んでいた板貫さんはホッと胸を撫で下ろしていた。(笑)

もう一人、別の嫁のエピソード。
これも昨日か一昨日か忘れたけど、一台のチンクエチェントが門の前のスペースにすっと入ってきた。運転していたのは明るい栗色のロングヘア(ストレートだったと記憶している)のむちゃくちゃキレイな女性。彼女は運転席の窓から外を覗き込んで、私たちに好奇心いっぱいのキラキラした視線を真っ直ぐに向けてきた。じっと見られても全然不快じゃないのは、彼女が両頬にエクボを浮かべてニコニコしているから。なんてキュートな笑顔なんだろう。私はレズとかそういう趣味はないけど、彼女に一目惚れしてしまって視線を外せなかった。そんな私に更にニコッと微笑む美しい彼女。とっても感じのいいこのステキな女性は、誰の嫁かと思ったら何とアロニカだった。おお、女の趣味がとってもいいなアロニカ。なんか見直したぞ。(笑)
助手席に乗り込んだアロニカは嫁とキスした後に、後部座席から懸命に身を乗り出してきた子どもともキス。アロニカそっくりのクリクリヘアの子どもは2歳くらい。男の子か女の子かわからないけど、この子の幸せのために絶対に母親似になりますように。

もう一人、選手ではなくて会長の嫁も目撃。
いや、まあ、さすがリッロ君を掌の上で転がしているだけあって凄みのあること。
きっと会長も嫁にだけは頭が上がらないんだろうなあ。(笑)
会長嫁とは板貫さんが後日別の場所で遭遇。その話はまた今度。

以上、サンタガタで遭遇した嫁レポート終了。

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2009/03/22

九日目②:恥かしがり屋の監督&埃を被ったポルシェの謎

練習場へ行く前に『SPORT WORLD』でアモルーゾのネームと背番号を入れてもらったユニを受け取った。カードで支払ったので漢字で署名すると、店のお姉ちゃんが「私の名前を漢字で書いて」とリクエストしてきた。気軽に引き受けたら彼女の名前はRosaだった。いや、ロゼッラだっけ?とにかくRosaから派生した名前だった。いきなり薔薇かよ。
「薔薇って書けます?」と板貫さん。
「書けるわけないじゃないですか」と私。
二人して焦りまくったけど、携帯で文字変換すればいいことに気がつき無事解決。店の姉ちゃんは漢字で書かれた自分の名前に大喜びであった。今後携帯や電子辞書を持っていないときに同様の頼み事をされたらどうしましょ。

アモルーゾのユニを持ってサンタガタへ行くと、今日も練習は非公開だった。そういや練習だけじゃなくて、オルランディ監督自身もずっとファンに非公開だ。や、フェンス越しに姿は拝めるので非公開という言い方は正しくないか。正しくは出待ちしていても絶対に姿を現さないということ。いつも遅くまでクラブハウスに残って仕事しているのかと思っていたら、昨日秘密の出口からこっそり帰るミステルを目撃。3つの練習グランドはそれぞれフェンスで仕切られているが、一番奥の石壁沿いは少し隙間が開いていて互いに行き来できるようになっている。オルランディさんはそこを通って、一番手前のプリマヴェーラちゃんのグランドを抜けて脱出していたのだ。成る程、アモルーゾも火曜日はあそこから帰ったに違いない。
脱出ルートは発見できたけど、わざわざプリマヴェーラちゃんのグランドの出口で待ち構えてサイン貰うのも迷惑かと思い、結局オルランディ監督とは一度も接触せず。ファンサービスが苦手な恥かしがり屋さんのようなので放っておいて差し上げた。レッジーナを残留させてくれさえすれば、別にファンサしてくれなくてもノープロブレムである。

今日も一番手前のグランドではプリマヴェーラちゃんが練習していたけど、私たちは一番奥のグランドで練習しているもう一つ下のカテゴリーの坊やたちの練習を見たいのだ。だって、プリマヴェーラちゃんよりも坊やたちの方が私たちに懐いていてカワイイんだもの。坊やたちの練習は非公開じゃないし、現に何人かの親が練習を見学しているので私たちが見ても問題ないはず。そこで堂々とバリケードを突破し、トップチームのグランドの前を横切って奥まで突き進むことに。すぐにだみ声のおばさんファンに「非公開よ!」と注意されたが、「奥の子どもたちの練習を見るの!」と板貫さんが答えると「あ、そう」と納得してくれた。トップチームのグランドの前を通過中に何人かの選手が「あれ?」とこっちを向いたが、よそ見をせずに奥のグランドに直行したのでお咎めは無かった。(笑)

この日は風が強くて坊やたちの練習を見ている最中に寒さに耐えられなくなってきた。他に着るものがなかったのでアモルーゾのネーム&ナンバー入りのユニをバッグから出して着込んでいると、坊やたちの親が私を見てクスクスと笑っている。「あのジャポネーゼはニックのファンなんだね」という感じのリアクションだった。

坊やたちの練習見学にも飽きてしまい、途中で練習グランドの更に奥にある駐車場へ行って選手の車チェックを始めた。ほとんどが大衆車なのだが、1台だけポルシェのカイエンがあった。去年はエステヴェスがポルシェのカイエンに乗っていたけど、今年ポルシェのカイエンに乗っているのはアモルーゾ(レッジーナ公式の新Q&Aで本人が答えていた)。でも昨日も一昨日も大衆車(フィアット)で通勤していたのは何故なんだろう?てか、ポルシェは埃にまみれている。かなり長いこと駐車場に放置してあるみたいだ。火曜日にアモルーゾファンの女子が「ニコラの車はまだ駐車場にあるから帰ってないもん!」と主張していたのは、この車を見て言ったんだろうな。
アモルーゾが愛車を駐車場に放置してあるのと、彼がレッジーナを出て行きたがっていることには、何か因果関係があるのだろうか?・・・あるわけないか。

あと20分くらいでトップチームの練習が終わりそうだという頃になって、さっきのだみ声おばさんや半袖オジサンたちが次々とこっちへやってきた。みんな退屈して暇を持て余しているらしい。だよねー、やっぱりプリマヴェーラちゃんじゃなくてトップチームの練習を見たいよねー。
これから出待ち体勢に入るファンたちは、坊やたちの親とは違いアモルーゾユニを着ている私をじっと見つめる。笑顔は全くない。ちょっと恐い。え?何なの?
やがてだみ声おばさんが「そのユニどうしたの?」と聞いてきた。「買ったんだよ」と答えるとホッとしたように周囲が一斉に笑顔になる。そうか、私がアモルーゾからユニを貰ったと思ってヤキモチ妬いていたのね。(笑)
練習場に集まるレッジョの民は選手のユニを貰おうと誰もが必死である。サインを貰いながら、写真を撮りながら、最後に必ず付け加える言葉、それは

ユニちょうだい!

一番人気のアモルーゾはもちろんのこと、主力選手たちはいつも「ごめん、もう予約済みなんだ」と答えていた。選手からユニをゲットするのはかなりの難関らしい。そういや、去年ビアンキからパンツを貰っていたギャルサポは得意満面で周りの女子を挑発していたっけ。今年はイケメン独身選手を巡る女の戦いがない平和なサンタガタであった。コスタ、チェラヴォロ、ミッシローリ君、ハルフレッドソン辺りは対象外ってことなのか?君たち、メスト君、ビアンキに続く婦女子のアイドル目指して頑張りたまえ。

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