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2009/08/15

レッジョ編vol.1【今年の宿は『Una Dimora di Sharme』/レッジーナという名の洗濯屋】

「ここは東南アジア?」
ここに来た日本人が必ずそう言うレッジョの小さな空港に降り立つと、何となく里帰りしたような気分になってホッとする。いつもの手順でまずトイレ。それから荷物をピックアップしてタクシー乗り場へ。時刻は既に深夜0時近くになっていた。例によって乗り場にタクシーは一台もいない。いつものようにドライバーたちは遠くの方でたむろしておしゃべりに夢中になっているので、そっちまでスーツケースを転がして歩いていく。少しは客引きするくらい仕事に精を出したらどうなんだ?
移民らしき浅黒い顔の若いドライバーが外国人の女性客が歩いてくるのに気がつき、スーツケースを途中から引き受けてくれた。Booking.comで予約を入れたホテルの住所を見せるとドライバーは調子よく「OK!」と親指を立てたが、そこはかとなく信用できない雰囲気を漂わせている。案の定こいつはホテルを発見できずに同じブロックを何周もしやがった。こら!迷っている間はメーター止めろ!
「おかしいな、住所はここなんだけど。」困った顔をして車から降りると、歩いてホテルを探し出すドライバー。おーい、私は眠いんだよー。早くホテルに連れて行けー。
呆れて私もタクシーから降りたら、なんと目の前の建物が目指すホテルだった。エントランスが別の通りに面していたからドライバーは気づかなかったらしい。「ここだよ!」と日本語で指さすと、大げさに驚いてみせ、次いでケラケラと笑いだす。そうか、笑って誤魔化す作戦だな。ドライバーの兄ちゃんはホテルの中までスーツケースを運んでくれて、「タクシーが要るときは電話してね」と名刺をくれたけど、こんな頼りないドライバーはもう御免だわ。因みに迷っていた分の料金は請求してこなかった。

去年レッジョで初めてB&Bを利用したが、イタリア遠征始まって以来最悪のゲス野郎フィリッポに酷い目に遭わされ懲りてしまった。まだ去年は板貫さんがいたからどうにかなったが、私のイタリア語力では頻発するB&Bでのトラブルには対処できない。ということで、今年はユーロ安ということもあって、またホテルに逆戻り。
今年予約を入れたのは、タクシードライバーですら存在を知らない客室数わずか7の小さな三ツ星ホテル『Una Dimora di Sharme』。中央駅から程近く、なかなか便利なロケーション。私が泊まったときはダブルルームのシングルユースで1泊90ユーロだった。

ベッドの寝心地は普通

エレベーターはないが従業員のお兄さんが荷物を運んでくれるので問題ない。2階にある私の部屋のインテリアはブルーで統一されていた。そこそこ広いし清潔だし特に不満はなし。

練習場へ行く前は部屋でネット三昧の毎日

ネットは部屋でやり放題。1日3ユーロということになっているが一銭も取られなかった。冷蔵庫のドリンクもいくら飲んでも料金に加算されず。1週間泊まったからサービスしてくれたのか、数日の短い滞在でも無料なのか、その辺は不明。

手の届くところにペーパーがない・・・

唯一の難点がトイレ。写真見ていただければわかるが、便器の脇にトイレットペーパーホルダーがない。何故かバスルーム内のトイレから一番遠いところにあるシャワーブースの前の棚にペーパーが置いてあった。最初にペーパーを取り忘れて用を足してしまうと後で大変なことになるのである。どうしてこんな不思議な造りなんだろう?

5月12日(火)快晴

朝食はレセプションの正面というか、エントランスロビーで取る。朝はそこが朝食コーナーに早変わりするのだ。カプチーノを飲みながら英語の話せる男性セレプショニストに「ランドリーサービスを利用したいんだけど」と言うと、「残念ながらこのホテルにはランドリーサービスはありません」という返事。そんなアホな。Booking.comのこのホテルのサービス欄に「ランドリー」とあったぞ。着るものは1週間分しか持ってきてないので洗濯してくれないと困るんですけど。
「でも近くに洗濯屋がありますから、そこを利用してください」と、店の名前と簡単な地図を書いてくれた。店の名前は『LAVENDERIA REGGINA』。あ~ら、レッジーナという名前の洗濯屋だなんてステキじゃない。私が喜ぶと「NAKAMURAがいたから日本人はレッジーナ好きですよね」とレセプショニストも嬉しそう。

食後に早速ジーンズやTシャツやらを大きなビニール袋に詰め込んで洗濯屋へ向かった。ホテルから1分程度のところにある庶民的な小さなクリーニング店だ。店のオバチャンと若い男の子は日本人にとってもフレンドリーだった。片言の英語でオバチャンが必死に説明してくれたところによると、1着3ユーロで洗濯してくれるらしい。『旅の指さし会話帳』を駆使して明後日の午後に来ればいいことを確認。若い男の子は『旅の指さし会話帳』に興味津々で見入っていた。レッジョ最終日にプレゼントしてあげればよかったかな。

食後の運動に“イタリアで最も美しい2km”と呼ばれている海岸通りを散歩。

平日の午前中はあまり人がいない

私は一段下の海に近い方の遊歩道が好き。

休日は人だらけになる

いつ来ても澄んだ真っ青な海に癒される。

泳いでいる人はさすがにまだいなかった

ホテルに戻る途中で一台の車が脇で停まり、窓から三人の兄ちゃんが身を乗り出して「Shunsukeee!!!」と手を振ってきた。ジェノヴァで会ったウルトラスの兄ちゃんたちか?30人以上いたので一人一人の顔なんて覚えちゃいない。とりあえず失礼のないように満面の笑みで愛想を振りまいておいた。

南イタリア遠征記2009 | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
インテリアの不思議
イタリアのインテリアって謎が多いです。どう考えて必要なものが付いてなかったり、なぜここにこのタイプのドアを付けた!? ってのがよくあります。後はクローゼット開けたら扉が落ちたり(しかも左右)鍵がめちゃめちゃ固くて回らなかったり。

泥棒対策には良いかもしれないけど、家主も簡単に中に入れないとかマジ勘弁して欲しかったです。
ぴのさん、こんばんは。
そうですか。イタリアでは便器の脇にペーパーホルダーがないなんて序の口なんですね?
向こうに住んでいた方の話は説得力がありますな。

鍵は私もエンポリのウィークリーマンションで苦労しました。

> 泥棒対策には良いかもしれないけど

なるほど、この発想はありませんでした。家主さえ簡単に入れない家なら泥棒も入れないから、ある意味安心ですね(笑)って、笑い事じゃないか。(^^;)
いやされますね。
自宅へ戻りました。今年は一週間無理矢理休んだので、月曜日からハードなスケジュールです。画像を見て、少しいやされました。
明日は日本平でいやされてきます(オイ)地震が起きませんように。
reoさん、こんばんは。
うちは外国相手の仕事なのでお盆休みなどなく、毎日残業していたにもかかわらず、また月曜日からいつものようにハードなスケジュールです(泣)

レッジョの海を見て癒されていただけたなら嬉しいです。(^^)v

> 明日は日本平でいやされてきます(オイ)地震が起きませんように。

最近あちこちで揺れてますから防災グッズを持参の上ご観戦くださいませ。

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