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2009/08/08

ジェノヴァ編vol.9【カルモナとヴァルデスへの手紙/ミラノ経由でレッジョへ】

以前このブログに一度登場したが、職場の同じセクションにダニエルという日本とエクアドルのハーフがいる。
※参考エントリー『年度末で修羅しゅしゅしゅ~』
日本を発つ前、つまり年度末直後の死ぬほど忙しい時期に、ダニエルに頼み込んで手紙をスペイン語に翻訳してもらった。誰宛の手紙かというとカルモナとヴァルデスで、何故この二人かというと代表絡みである。
カルモナに関してはキリン・チャレンジカップ日本対チリの試合が5月27日に長居で組まれていた。セリエAはまだ閉幕前だし、残留争い真っ只中の大事な時期にフォーティ会長が召集に応じるわけがないと分かっていたけど、「貴方のプレーを日本で見られると思うと、今からとても楽しみです♪」という一文をあえて入れてみた。自分が出られない試合を楽しみだと伝えられたカルモナがどんな反応をするのか、ちょっと試してみたかったのだ。←性格悪い女だ
ヴァルデスに関しては昨年8月20日札幌で日本代表と対戦していたので、地球の裏側までやってきて親善試合なのに本気で戦ってくれたウルグアイ代表に対する感謝の気持ちを中心に書き、また日本及び札幌の印象などを尋ねてみたりした。
二つの手紙のスペイン語訳を依頼する際に私がダニエルに出した注文は「フレンドリーな雰囲気にして欲しいけど、馴れ馴れしくて馬鹿っぽい手紙にはしないで。スペイン語圏のサッカー選手が女性からこんなファンレターを貰ったらムチャクチャ嬉しいというカワイイ手紙にして」という難易度の高いもの。ダニエルはいつものようにこんな顔をして「はあ、、、わかりました」と承諾し、数日後にメールで納品してくれた。因みに報酬はサンプドリアTシャツ一枚で話がついていた。安いものだ。
出発前はとんでもなく忙しかったのでメールで送ってくれたスペイン語の文章を便箋にプリントアウトして二人に渡そうと考えていたのだが、「人に翻訳させたんだから、せめて清書くらいしなさい!特別に長い手紙じゃないでしょ!」とダニエルに怒られた。ということで、この日の夜は持参した日本テイストの便箋(別に富士山や舞妓のイラストが描いてあるとかじゃなく、和紙っぽいシンプルなやつ)に時間をかけて黒いボールペンで清書した。この手書きのファンレターがとんでもない効力を発揮することになるとは、この時の私はまだ知らない。結論としては、カルモナは期待を遥かに上回るかわゆいリアクションを、ヴァルデスは抱腹絶倒もののリアクションをしてくれたのだが、その話はまた後日。とにかく、

ありがとうダニエル!来年も頼んだぜ!


5月11日(月)晴れ

この日私はミラノ・リナーテ空港18:00発のフライトでレッジョへ飛ぶはずだった。ところがアリタリアのフライト・スケジュールの変更によりこの便の欠航が決まり、一方的に14:15発へ変更された。まあ14:15までにジェノヴァからリナーテ空港へ移動することは可能なので良かったんだけど、なんと4月1日にその便も欠航となった。アリタリアからのメールを読んだときは一瞬エイプリル・フールのジョークかと思ったよ。
残された選択肢は10:40発か21:40発への変更。始発列車に乗れば10:40発に乗れなくもないので10:40発を選択したのだが、遠征仲間の皆さんから「イタリア鉄道なんて遅れるのが当たり前なのに、なんでそんな危ない橋を渡るの!」と指摘され、最終的に21:40ミラノ発⇒23:20レッジョ着で発券してもらった。さて、21:40まで私は何処で何をして過ごせばいいのだろう。

ゆっくり朝食を取り、チェックアウト12時ギリギリまで部屋でパッキングに奮闘した。チェックアウトした後はフロントで荷物を預かってもらい、ミラノ中央駅までのチケットを買うためにブリニョーレ駅へ。自動券売機の前ですぐにミラノへ向かうか、このままジェノヴァで時間を潰すかしばらく迷う。
ジェノヴァからミラノまでは列車で約1時間45分、ミラノ中央駅からリナーテ空港まではシャトルバスで30分。シャトルバス乗り場を見つけるのに苦労したとしても4時間見ておけば余裕である。今すぐ列車に乗ればミラノ中央駅の荷物預かりにスーツケースを預けて4時間程度ミラノ観光できるだろう。問題は全く土地勘のないミラノで4時間を有効に使って観光できるかどうかということ。今までミラノはトランジットで利用しただけで、マルペンサ空港とリナーテ空港以外は全く知らない。迷子の天才の本領を発揮して21:40発のフライトに間に合わなかったら洒落にならないわけだが、そういうパターンになりそうな気がしなくもない。うーん、どうしよう。
長いこと考えたけど、やはりジェノヴァで時間を潰して夕方にミラノへ向かうことにした。ミラノ中央駅の荷物預かりを利用したら有料だけど、ジェノヴァのホテルにスーツケースを預ける分には無料だしね。←ケチ

バールでパニーニを買ってヴィットリア広場へ向かった。

ブリニョーレ駅のすぐそば

門の向こう側では木陰の芝に腰掛けて昼食を取っている人たちが何人かいたので、私も近くに座ってパニーニを食べ始めた。食後は周囲の人たちに倣って芝の上にゴロンと横になる。風が乾いていて気持ちいい。

昼休みをここで過ごす会社員らしき人たちが結構いた

しばらくウトウトしたあとは適当に街歩き&ウィンドウショッピングで暇を潰す。写真は2008年冬の遠征でも撮ったジェノヴァのドゥオモ。モノトーンの大理石が渋い。

何処の町にも必ずドゥオモがあります

列車の時間になったのでブリニョーレ駅からミラノへ向かった。最初私のコンパートメント(三人掛けシートが向かい合った6人掛け)には三人しかおらず、「ここ空いていますか?」と聞いていた4人の高校生らしきお嬢さんたちが三人掛けのシートに4人で座ってきた。次の駅で乗ってきた黒人女性が「ここ私の席ですけど?」と主張すると、お嬢さんたちは二人が椅子に座り、二人がそれぞれの膝に座った。あの~、狭いコンパートメントで目の前で二人が重なっていると圧迫感があるんですけど・・・。
その次の駅でさらに別の女性が「ここ私の席ですけど?」とやってくると、流石にお嬢さんたちは諦めてコンパートメントから出て行った。最初から私の並びの窓際に座っていた老婦人が「まったく最近の若い子は」みたいにブツブツ文句を言っていたのが笑えた。

たっぷり時間があるときに限って列車は定刻通りにミラノ中央駅に到着。全然迷わずに空港行きバス・ターミナルを発見し、英語を話す陽気なチケット売り場の兄ちゃんから正しいバス停の番号を教えてもらい、すんなりとリナーテ空港へ着いてしまった。
空港内のカフェでピザとコーヒーの軽食を取ってからチェックイン。笑っちゃうくらいスムーズにレッジョに到着した。最近の私、迷子になる確率がかなり減っている。喜ばしいことだ。

南イタリア遠征記2009 | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
「5月10日」5行目「決行」→「欠航」ですね。

道に迷わないのはすばらしいですね。さすがです。
4時間の自由時間・・・難しいですね。試合があれば見に行きますが、それ以外で・・・道ばたで外人相手に玉蹴りしている人を探すのも難しいでしょうし・・・
最近、わたしはオッサンなので温泉めぐりをしていますtが・・・ジェノヴァにはないですよね。

座席確保は笑えますね。
ご指摘感謝です。
reoさん、こんにちは。今日も蒸し暑いっすねー。(―_―)
漢字直しておきました。「決行」と「欠航」は読みが同じなのに意味は真逆ですな。(^^;)

イタリアでは道に迷わなくなりましたが、9月にバルセロナでやらかしそうな気がします(汗)
ジェノヴァに温泉は、、、ないかなぁ。トスカーナ地方にはあるんですけど。
ミラノのサンシーロでスタジアムツアーに参加しようかとも考えましたが、結局ジェノヴァでのんびりして終わっちゃいました。ジェノヴァの居心地が良かったというのもありますが。

座席指定券を買わずに乗ってくる若い人が多いんですよね。私が乗ったミラノ行きは混んでて、通路まで人で一杯でした。
その節は
ダニエルさんにはお世話になりました。例の南米マジメ&グダグダランキングで(笑)
私が入所する前にメキシコを相手にしたことがあるみたいなのですが、南米は事務所自体で初めて相手にする国らしく、なかなか良いネタとなりましたです。
今のところアルゼンチンは確かに返事が早い等なかなかの仕事っぷりを見せてくれております。が、いきなりFAXが送れなくなるのは勘弁してくれ・・・orz

エスパニョールのカピタンが急逝されてしまいましたね・・・。ご冥福をお祈りすると同時にリーグ戦のスケジュールに影響がでないか若干心配しております。
どういたしまして
ダニエルの南米諸国真面目度ランキングが楽しいネタとしてお役に立ったようで何よりでございます。
栄えある真面目度ナンバーワンに輝いたアルゼンチンとチリ相手に仕事をしたことがないのが残念です。チリが真面目というのは今回カルモナと接して納得しましたけど。
アルゼンチンは人は真面目でもFAXが言うこと聞かないようで(笑)

ハルケのニュースにはショックを受けています。彼に会いたくてバルセロナ遠征を決めたようなものなのに・・・(号泣)


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