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2009/04/12

九日目④:初めて笑顔を見せてくれた二人/いつも優しくしてくれる人

私は白ユニにチーム全員のサインを集めていたのだけど、毎日怪我の治療だけで早い時間にさっさと帰ってしまうトゥルベルグの他にもう一人だけサインを貰えていない選手がいた。それは若きパラグアイ人選手モンティエル20歳。今季ほとんど出場機会に恵まれていないモンティは見るからにご機嫌斜め。彼を呼び止めるファンも少なく、来る日も来る日も口をへの字にしてズンズン歩いて帰ってしまう。この日も召集メンバーに入れなかったモンティはかなり早い時間に私服でクラブハウスから出てきた。うーん、今日もご機嫌は麗しくなさそうだぞー。
しかし、今日を逃すとチャンスはないので絶対に逃がすわけにはいかないのだ。小さいくせに(身長173cm)ズンズンズンズン足早に去っていくモンティの背中に向かって「モンティ、待ってー!」と日本語で叫びダッシュする私。すると思いがけずモンティは満面の笑みでクルリと振り向いた。どうやらジャポネーゼが自分のサインを貰うために走って追いかけてきてくれたことがムチャクチャ嬉しかったらしい。全然期待していなかったのに眩しいくらいの無邪気な笑顔を向けられてビックリしてしまった。まだまだ子どもだなぁ。この先順調に育つといいなぁ。
超丁寧にサインしてくれたモンティは、チャオ~♪と白い歯を見せて手を振って帰っていった。もしかしたらレッジーナの南米組の中で一番愛想がいいかもしれない。(笑)

板貫さんは人数分焼き増ししてあげたウルグアイトリオの写真を渡すタイミングを伺っていた。誰に渡すのかと思ったら、板貫さんが選んだのは板前さんヴァルデス。
最初呼び止められたヴァルデスはいつものように無愛想だったけど、「これ貴方たちの写真。他の二人の分も焼いてあるから渡してあげて」と板貫さんから写真が入った封筒を渡されると「グラッチェ!」と一気に笑顔に。本当に嬉しかったみたいで、最後は微笑みながら「チャオ!」と私たちに軽く挙手してチームバスに向かって歩いていった。なんだ、こんなステキな笑顔が出来るんじゃない。いつも笑顔でいなさいよ。
「板前さんに渡して正解でしたね。いいリアクションでした」と満足気な板貫さん。来年はヴァルデスともう少し打ち解けられそうな気がする。

去年はほぼ毎日最後にクラブハウスから出てきたアモルーゾだったが、今年は比較的早い。誰かに支度が遅いことを指摘されたのかしら(笑)。ま、今日は弁護士の嫁が荷物を持ってきてるから待たせちゃ悪いと思って早く出てきたのかもしれないけど。
午前中に街中でバッタリ出くわしたこともあって、お互いにちょっと照れながら「チャオ」と挨拶を交わす。まず板貫さんにわらぴーさん用のユニにサインを貰っていただき、そのあとで17 AMORUSOと背番号とネームを入れたユニにサインをお願いした。一瞬「あれ?昨日もユニにサインしたのに?」という顔をしたが、自分の背番号入りユニだと分かると笑顔が大きくなった。
「私の名前を入れてください」と言うと私の真横に立って一緒にユニを持ち「名前は?」と優しい笑顔で私の顔を覗き込んでくる。その時点で腰が砕けそうだった私。すかさず板貫さんが私の名前を書いた付箋を差し出すと、それを見ながら名前だけじゃなくてメッセージも入れてくれた。けど、何て書いてくれたのか分からない。

アモルーゾ、字はヘタクソなのね。

板貫さんが判読してくれて“Per ○○○ con affetto”「○○○へ 愛情を込めて」と書いてくれたのだと分かったのだけど、あまりに字が汚くてaffettoと読めなかったため、日本に帰ってから何か他に該当する単語があるのではないかと必死に辞書をめくってしまった。

こういう向きでサインしてくれます

図々しく「もう一つお願いしてもいいですか?」とミニアルバムに入れておいたカターニア戦のチケットを取り出す。その時アモルーゾはミニアルバムの中に去年私が撮ったカルチョ2002を掲げる自分の写真を見つけて笑顔を弾けさせた。あ、この写真撮ったの覚えていてくれたんだ。プレゼントしてあげればよかったかな・・・。
「私、先週はカターニアに居たんですよ。貴方のメモリアルゴールを見られて、とてもラッキーでした。記念にチケットにサインしてください」と言うと超ニコニコしながらチケットにサインしてくれた。本当はここで「今週末もゴールしてください」と言うつもりだったのに、ずっと笑顔を向けてもらっていた嬉しさで頭のネジが吹っ飛んでしまって言えなかった。そんなこと言わなくても、ちゃんとゴールしてくれたんだけどね。

サインだけ見ると字が下手には見えない

今日も冷たい手を差し出してくれたので握手でフィニッシュ。ああ、至福の時間が終わってしまった。もう二度とレッジョで会うことはないんだろうな・・・。
たとえどこへ移籍しようと絶対にまた会いに行くから。現役でいる限りどこまでも追いかけて行くから。あと数年は私に貴方のステキなプレーを見させてね・・・。

南イタリア遠征記2008 | Comments(0) | Trackback(0)
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