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2008/12/29

Naka's Ambition Ⅲ ~中村俊輔 欧州挑戦の足跡~ その2

レッジョ編以外は私のテンションが低いので(スンタンのテンションが一番高かったのもフォーティ会長を語るところだったしー)、印象に残ったところだけを簡単に。

まずセルティック移籍を選んだ理由はただ一つ、CLだったそうです。
「あとは移籍金だったり」と言っていましたが、これはアレですよね、フォーティ会長を満足させる移籍金を提示したのがセルティックだったということですよね。実際オファーはスペインとかロシアとかウクライナとかいろいろあったそうです。
スペインのクラブがセルティックよりも高いオファーを出してくれていたらなぁ、スンタンが欧州に残した足跡もまた少し違うものになっていたでしょうに・・・。って今更ですが。

2回目のCLを怪我で戦線離脱した時のナレーション:
ピッチに立てない焦りはなかった。長期離脱のあいだ俊輔を支えたのはレッジーナで培った忍耐力。苦しみから得るものの大きさを彼は誰よりも良く知っている。

番組を通してレッジーナでの経験を好意的に捉えた作りで、私としては大満足でありました。

そして2008年3月4日CL決勝Tバルセロナ×セルティックではスンタンのサッカー観が変わったそうです。

シャビとかイニエスタとか、サイズ的には日本人と変わらない。単純にパスとかトラップとかじゃなくて、イマジネーションとか、誰がどうなっているから自分はこういうプレーをするという選択の幅が広いし、その判断スピードが速いし、プレーも正確だと。(ここでため息)技術とイマジネーションが染み付いている・・・。
長けているものを2つか3つ欲しい。世界に通用するゲームを読む目でも、トラップでも、パスでも、イマジネーションもそうだけど、そういうの3つくらい持っていたいっていうか・・・。そうすると、ああいうプレーというか、あのレベルで出来るんだろうなという感覚。自分にはないから分からないけれど、そういう感覚なんだろうなというのが分かった。近くでやれて良かった。
もうトラップもいちいち考えてないからね。感覚でやっている。そういうのは練習で小さいときから意識してやっていたもんじゃないでしょ。それも含めたセンスなんだろうけど。でも、それに近づけることは絶対に出来る。考えてないで体が勝手に動いて、あのトップスピードであのトラップとか、そういうところ・・・。


スンタンこの試合で完全に打ちのめされたようですね。常勝チームのセルティックに来てから厳しい試合がほとんどない中で、超久しぶりに自分に足りないものを強烈に実感した試合だったんだろうなと・・・。

この番組のグラスゴー編の進行役は俊輔ファンのカワユイ男の子ポール君だったんですが、すみません、ひねくれた私は演出臭さが少々気になっちゃいました。性格悪くてごめんなさい。
でも、この子のスンタンへの質問の内容はすげえ面白かったです。

ポール君の質問1:
家の庭で一緒にサッカーしてくれる?

これにはスンタン「おうちの庭?」と頭の周りにハテナマークが飛んでおりました。(笑)

おうちの庭、狭いでしょ?だったらセルティックパークでやったほうがね、気持ちいいんじゃないですか?

ポール君の質問2:
プロになって日本に行ったら家に泊めてくれる?

面白いこと聞きますね。ポール君、好きだよ、君のその感性。(爆)

カワイイなぁ・・・。←子ども好きなスンタン、すっかりやられるの巻
絶対ホテル泊まると思うけどね。その年になったら。
(少し間が空いて)それはもう、ウエルカムですよ。


ポール君の質問3:
いつまでサッカーを続けるの?

いやーーー、それはそういう時がこないと、やっぱ分かんないなぁ。
年棒が低くなっても、サッカーをしたいという気持ちが上回るから・・・年俸云々の前に、自分がこう少しプレーが落ちてきたり、体力が落ちてきて納得いかないことに、それがきっかけになるか、いろいろなパターンがあると思う。
←伏せ目がちに頷くスンタン

ナレーション:
いったいいつまで、その足は走ることが出来るのだろう・・・
いったいいつまで、その心は「走れる」と言ってくれるのだろう・・・
グラスゴーの地を踏んで早4年、ただひたすら前だけを見て、がむしゃらにその左足を振り抜いてきた。
そして30歳となった今、テクニックに加え豊富な経験も手に入れた。
しかし、その代償として肉体は確実に蝕まれていく。
年齢、それは寿命の短いフットボーラーにとって最大の敵なのかもしれない。


国内リーグ戦、国内カップ戦、欧州カップ戦を戦うビッグクラブの過密スケジュールは、30代のベテラン選手にとって過酷なフィールドとなっているとした上で、ビッグクラブの平均年齢と30代の選手の数を挙げているんですが、どうしてバルサ(平均25.2、30代1人)とか、アーセナル(平均23.6、30代3人)とか、マンU(平均25.5、30代2人)なんていう若いチームばかり選ぶんでしょう。今季のCLには出ていないけど、ミランを例に挙げれば、30過ぎたって全然オッケー!な気分になれるのに。
とはいえ、スンタン自身は30歳を分岐点だとは考えていないとのことでした。

そりゃスピードとか体力はアレかもしれないけど、プレーヤーの存在感とか価値観は上がる一方でしょ。サッカー選手はそれが一番大事。

そう言い切っていたのが印象的でした。そう考えるようになったきっかけはレノンなんだそうです。レノンから学んだことは「絶対ミスをしない安定性+自らを犠牲にする協調性」

いっぱい走っているチームが勝つとは限らないし、いっぱいボールをキープしているチームが勝つとは限らない。それがサッカー。サッカーで一番大事なのは何かというと、そういうのを試合中に見極めてプレーすること。

これも深いですね。

すみません、眠くなったので続きは明日追記します。あー、掃除って疲れるわー。



はい、続きです。

ナレーション:
30代に突入し、追い求めてきたスタイルは完成の域に達しようとしている。それと同時に彼の心の中にはある感情が芽生え始めた。それは日本サッカー界への復帰。

やりたいことがある。で、その目的があるから日本でやりたいというか・・・。
例えば日本でやるとしたら、それは移動が少なくなるから代表のことにいいと思うし、えー、まあ代表に入っていれば(他の代表選手たちと)一緒にいる時間が長くなる。家族も日本にいれば安心するだろうしね。
まあ一番はサッカーだね、自分の・・・。やりたいことがある。プレーのこととか、いろんなこと。


ナレーション:
日本のために、選手生活の絶頂期にある今だからこそ、伝えられることがある。かつてレノンがそうであったように。
セルティックとの契約は来年6月まで。俊輔の心は大きく揺れていた。


セルティックCEOローウェル氏:
我々としては出来るだけ長くここにいて欲しい。我々から彼に退団を迫ることは絶対にありません。しかし彼が退団を希望したときは、彼の気持ちを尊重します。

ストラカン監督:
彼は全ての人に希望を与えてくれる。彼がいなくなったら、我々はみんな職を失うかもしれませんね。←どういう意味?

スンタンの日本復帰について思うことはいろいろありますが、それについてはもっと具体的に話が固まってから書こうと思います。スンタン本人も言っていますが、いつだってスンタンの移籍は本人の希望通りには進みませんでした。今回も夏にどうなるか分かりませんしね。

3回目のCLについて・・・

今年のはもうねえ、不完全燃焼でしょ。

ヴィジャレアル×セルティック、マンU×セルティックについて・・・

せっかくのトップ下だったのに、2試合とも追っかけまわす要員みたいになっちゃって・・・(大きなため息)難しかった・・・。

再びストラカン監督:
選手の存在感や価値観を私には変えることが出来ません。トップ下で彼は彼なりに、その役割を果たしてくれました。

なんかこう、自分の持っているものをもっとぶつけたら、コンフェデのフランスとか、コンフェデのブラジルじゃないけど、ああいうような感じをイメージしてやりたというか・・・。
チームが今攻められているから守備をしなきゃっていって、はまるときと、それをやって馬鹿を見るときがあるんだよね。うーん、難しい、そのバランスが・・・。


第6節を残しグループリーグ敗退が決まったことについて・・・

本当にいいプレーヤーだったら、自分のプレーして、それで試合に貢献すると。
俺だったら、その時トップ下だったらゲーム組み立てて、別に守備はそこそこで、で、前のほうで組み立てて点決めて、アシストして。やっぱ、いくらこうチームのアレ(レベル?)が離れてても、一人だけが輝ける、そのチーム全体を勝ちに持っていける能力をつけたいと思った。


ナレーション:
何も出来なかった。何も残せなかった。
これまではチームプレーに徹してきた。だが、その道が本当に正しいのか。自分の持ち味を生かすことこそ、勝利への近道なのではないか。


今は右サイドでどっちかというと張っていると。車の中の一部分、車輪とか、エンジンとか、そういう部品の一部として動いているけど、なんかこうもっと、元々持っているものを蘇らせたいというか、そういう気持ち。今どっちかって言うと・・・自分の得意なものの引き出しを、10個あったら試合で3個くらいしか出せない。で、それ以外で守備の引き出しを何個かっていう感じで試合している。それをこう、自分の得意な引き出しを全部出せないから、だんだん開きづらくなっている感じなのね。それをこう、もう一回蘇らせたいというか・・・。まあ錆付いてはいないけど、油差したいみたいな・・・。

笑顔で語っているけど、かなり苦悩しているようでした。ため息多かったし・・・。
でもね、悩んでこそ中村俊輔だし、それを乗り越えてこそ中村俊輔だし、どうぞとことん悩んでください。←鬼ファン

家族のこと・・・

家に帰ったら家、全力。サッカーのときはサッカーっていう感じ。子どものために頑張んなきゃとか、正直そういうのはない。自然体で頑張っている自分を見せれば、自然と吸収してくれればいいかなって感じに変わってきた。前は家でいいパパみたいなイメージで。あまりそういうのはなくなってきたね。
なんだろうな、やっぱ見てるんですよね。全然しゃべれない頃から俺のこと見ているからスタジアムで。スタジアムで選手としゃべっているところも見てるし、ロッカーで着替えているところも見てるし、そういうのを見ているから、別にしなくても、全部の自分でいいんじゃないかなって感じ。分ける必要ないのかな。
もしかしたらサッカー上手くいかなくて、家でサッカーの話をしてても、「ああ今日パパ上手くいかなかったのかなぁ」とか、そういうの察して、いろいろそういうのも勉強になると思うし。
でも、毎回「点決めた?」って聞かれるのがちょっと困る。「毎回は決めないんだよ」って。(笑)
その辺の説明はちときついね。面白い。うん。いろんなこと吸収してくれているんだなって。
足が痛くて治療とかしているのを近くで見ていたりしたら、トレーナーがやってくれているのに、子どもがこうやって(足に)超音波当ててくれたりとかさ、そういうのが面白いね。
自分にもやっていたりとかさ。お前は痛くないだろって!(笑)
あと一緒にサッカーしたり・・・。
幼稚園、園児が全員英語のところにポンて入れても頑張って毎日、行きたくないっていう日はないし。一生懸命ていうか、友達は皆すごい優しいんで毎日行っているし、そういうの見るとね、自然にこう頑張んなきゃっていうより、パワー貰うっていうのが大きいかな。うん。
奥さんも子どももみんな頑張っているから、自然とパワー貰って自分も頑張んなきゃって感じ。そういう感じです。


ナレーション:
ヨーロッパに渡って7年。数え切れない苦しみがあった。喩えようのない喜びがあった。30歳、この先何が出来るのだろうか。戦いは終わらない。

2-0で勝利したホームのヴィジャレアル戦を観戦したポール君:
3年前、僕の街に一人の東洋人がやってきた。
彼は決して早くないし、体だって大きくない。
でも、必ず何かやってくれる気がする。
僕も彼みたいになりたい・・・。


試合後ポール君はセルティックパークでスンタンに会って「好きな食べ物はなに?」と質問。スンタンの答えはパスタ。因みにポール君の好物はピザでした。二人ともイタリアンだな。(笑)
その後二人はピッチで一緒にボールを蹴り始めるという心温まる映像で番組は終了しました。

えー、もっと簡単にするつもりだったんですが、ヤレヤレさんと約束しちゃったので、かなり詳しく書いてみました。すごーく長くなっちゃったけど、番組を見られなかった俊輔ファンの皆さんが喜んでくださるに違いないと自己満足して眠りにつくことにします。お休みなさい。明日も大掃除頑張ります。

俊輔 | Comments(6) | Trackback(0)
Comment
ありがとうございました。
こんにちは。
忙しいのにありがとうございました。
本当に感謝です。
かなり情景が思い浮かべれる内容で楽しかったです。  
これを見てると俊輔にはまだまだ遣り残してることが多そうですね!! ドンドンマイレージを貯めてW杯や来季に大爆発させて欲しいですv-158

あと1日で今年も終わりです。良いお年をお迎えくださいv-218 
(掃除頑張って!! FORZA リーメイさん)
どういたしまして
こんにちは。
喜んでいただけて嬉しいです。
俊輔は今の右サイドのポジションは本当につまらないんだろうなぁと。もう同じポジションで4年ですものね。そろそろ新しい刺激が欲しいんじゃないかなと・・・。
悔しさのマイレージはセルティックにいたらほとんど貯まらないので(貯まるとしたらCLだけですよね)、早いとこ移籍して欲しいです。見ている私も新しい刺激が欲しい・・・。

ヤレヤレさんは年内ギリギリまでお仕事なんですね。お疲れ様です。
私は今日は照明器具全般と玄関の掃除をしました。これからDVDレコーダーのHDDの整理に入ります。山のような雑誌の整理はいつやろう・・・。v-12

ありがとうございました
なるほどなと思いました。今日やっと読んだNumberの松井大輔選手のコメントと似ている部分があると思いました。

>(略)長けているものを2つか3つ欲しい。世界に通用するゲームを読む目でも、
>トラップでも、パスでも、イマジネーションもそうだけど、そういうの3つくらい
>持っていたいっていうか・・・。

これが戦術眼というのなんでしょうね。私もJリーグの試合を見ていて、本当に少しずつわかってきた気がします。自分でやるとほとんどわかりませんが。

後半のコメントがわかりません。王様プレーしたいってこと?そんなわけはないですよね。「俺にディフェンスさせんな!」ってことかな?あ、「巻選手か鈴木隆行選手を獲得しろ」ということか。
松井君も似たようなこと言ってましたか
私はその記事読んでいませんが、松井君も攻撃に絡んで何ぼの選手ですから、考えることは近いかもしれませんね。

後半のコメントは恐らく、必死に守備をしなくちゃいけない試合で、リスクを負ってでも攻撃に行くタイミングとバランスが難しいということを言いたいのではないかと。あとは守備は多少サボっても、その分攻撃で圧倒的な貢献をしてチームを勝利に導ける選手になりたいけど、そうなれていない自分にジレンマを感じているのではないかと。

>あ、「巻選手か鈴木隆行選手を獲得しろ」ということか。
ええ、まあ、誰でもいいんですけど、活かし活かされる関係を築ける選手が今のセルティックにはいないんですよね。それがストレスになっているのではないかと。
はじめまして&ありがとうございます。
見れない地域に住んでるので、いつもこういう特集は諦めてます。

レッジョの話がやっぱり面白いですね~。会長って…面白すぎ。

CLは残念だったけど収穫もいろいろあったみたいで、
個人的には今季のアウェーマンU戦はあのメンバーで限界はかんじましたけど、監督は俊輔に守備期待してたわけじゃないと思うからもっとなにかやってほしかったっていうのはあります。

味方のパスミス多くて攻められるなかで俊輔にパスだけじゃないなにかをやってほしかったかな。それが課題か。

だからこのテレビで、チームのためにだけやってうまくいかないとき、チームを犠牲にしても自分の得意なことをやることが時には必要~~それが実はチームのためになるのかもってかんじのことを言ってるのがけっこう興味深かったです。


~~~~長々すみません<(_ _)>
はじめまして。
ぐまさん、コメントありがとうございます。
スカパーやwowwowならいざ知らず、無料で見られるはずのものが自分のテレビに映らないって腹が立ちますよね。お役に立てたようで嬉しいです。(^^)

ネタの宝庫レッジョを離れて早4年、俊輔もあの濃さ&暑苦しさをちょっとだけ懐かしく感じていたりして(笑)

今季のCLは私たちファンもいろいろ考えちゃいましたね。
考えに考えた末に俊輔がどういう決断を下すのか。空気読みすぎの典型的な日本人俊輔がエゴをむき出しにしてガンガン攻める姿を見られるのか。果たしてセルティックに在籍している間に結論が出るのかどうか・・・。
これからも目が離せませんね。

また気が向いたらコメントしてください。

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