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2008/12/05

六日目②:ピリピリした選手たち、空気読まないチビッ子ファンたち

サンタガタ練習場訪問も5年目ともなると、もうすっかり自分のお庭みたいな感覚でまったりモードの私。何にでも感激&感動して、些細な出来事の一つ一つまで鮮明に覚えていた1年目、2年目の遠征とは大違いだ。
この日から4日連続練習場通いしたけど、今年は真面目に日記を書かなかったこともあって、どれがどの日のエピソードか非常に曖昧である。でも1日や2日くらい記載する日を間違えたところで誰に迷惑掛けるわけでもないので、いい加減に適当に綴っていこうと思う。いい加減で適当なのは今に始まったことじゃないけど。

去年ここで一度も会えなくて、試合当日にスタジアムの外で出くわした時には目に大きなガーゼを当てていたジャポネーゼお世話係の半袖オジサン。今年は元気でいるだろうかと心配だったのだが、目が治って一昨年よりも更にパワーアップしていた。心配する必要なかったわ・・・。

そして去年しつこいくらいに世話を焼いてくれた別のオジサンも健在。片方だけでも十分にウザかったのに今年は両方揃ってウザさ二乗倍。更にここにマリアお婆ちゃんが加わって三役揃い踏みだよ。今年も濃いなー、サンタガタ。
「もう日本人ジョカトーレはいないのに、どうしてレッジーナを応援しているの?」
滞在中何度もレッジョの民に尋ねられ、その度に板貫さんが「きっかけはナカムラ。でもナカムラは去ったけど彼女は残った。良かったね!」と言うと、皆が笑顔で私に頷いてくれる。それがメチャクチャ嬉しかった。

この日は地元の小学生が集団で来ていた。05-06シーズンにレッジーナはカラブリアの小学生を練習場に招き、練習見学&選手のサイン会という企画を始めた。あの企画まだ続いていたんだ。
一昨年私が来たときにはレッジーナは珍しく既に残留を決めていて、マッツァーリ監督もアモルーゾも満面の笑顔で子どもたちに対応していたけど、今年は後のない残留争いの真っ只中。こんなピリピリしている時に子供たちを招待するのってどうなんだろう。大事な時期なのに集中して練習できないじゃん・・・。
案の定、チビッ子ギャングたちはオルランディ監督が戦術の説明をしていても大はしゃぎ。そりゃ憧れの選手たちを間近に見て静かにしてろってのが無理な話だよね・・・。やがて全員で「レッジーナ!レッジーナ!」の大合唱。精一杯レッジーナを応援したい気持ちは分かる。とってもよく分かるんだけど・・・。引率の先生もハイになっていて、子どもたちが練習の邪魔になっていることに気付かない。オルランディ監督も選手たちも「参ったなぁ、練習にならないなぁ」という戸惑いと苛立ちの表情を浮かべ、場の空気が重くなり始めたその時、ランザーロがギャラリーの方に向き直ると、子どもたちの「レッジーナ!」の合唱に合わせて三拍子でタクトを振った。指揮者の物まねに一同大爆笑。子どもたちも笑い転げて合唱が止まった。ランザーロ、いい奴だなー。さすがサッカー選手にならなかったら教師になりたかったというだけある。

しかし、子どもたちはこのまま静かにはならなかった。お次は「アモルーゾ!アモルーゾ!」の合唱が始まってしまった。アモルーゾ、明らかに困っている。声援に応えて手を振るんだけど笑顔がない。笑顔はないけど、子どもたちの気が済むまで両手で大きく手を振り続けていた。真顔で手を振るアモルーゾ、なんか怖いんですけど・・・。(汗)
当然子供たちは単純にアモルーゾが手を振ってくれたことに大喜びしていた。いい加減このままじゃマズイだろうと思っていたら、レッジーナのスタッフの女性が現れて、子どもたちを別の場所に誘導開始。どこに連れて行ったのか分からないが、これでようやく静かになったぞ。

去年と比べると選手たちに余裕がない気がする。去年私がここを訪れたのは最終節のミラン戦の前。いくら重いペナルティを背負っていたシーズンだったとはいえ、ビッグイヤーを獲得してリーグ戦最終節はやる気ナッシングのミランに負けなければ残留決定の状況だった。今よりちょっとだけ気が楽だったと思う。今年はラスト4試合が残留争いの直接対決という壮絶な日程。双方死に物狂いなのだ。ピリピリするなって方が無理だよね・・・。

4時頃にプリマヴェーラの一つ下のカテゴリー(“Giovanissimi”でいいのかな?)の選手たちが一番奥のグランドで練習するためにトップチームのグランドの前を通り過ぎて行った。去年私と板貫さんが遊んであげた(遊ばれたという噂もある)お子ちゃまたちだ。驚いたことに皆が私たちに向かって「チャオ!」とまるで知り合いみたいに挨拶してくる。
おお!君たちは私たちのことを覚えているのね?
たった一度しか接触していないのに、顔を覚えていてくれたのね?
めっちゃ嬉しいよー!

やっぱり若いと記憶力がいいらしい。毎年会っているのに私のことを認識しているのかどうか怪しいトップチームのお兄さん選手たち(誰とは言わないが)とは大違いだわ。(笑)
毎日この時間帯にこの子たちと遭遇するのが楽しみで仕方なかった。

トップチームの練習が終わった頃にチビッ子ギャングたちが何処からともなく戻ってきた。子どもたちは私と板貫さんが手を尽くしたけれども手に入れられなかった2008年レッジーナカレンダーを持っている。(板貫さんは発売元のコリエレに、私はレッジーナカルチョにメールで問い合わせたけど二人とも返事をもらえなかった)
レッジーナの女性スタッフが子どもたちにカレンダーを配っているのが目に入ったので、板貫さんが私たちも欲しい旨を告げると、「これは子どもたちへのプレゼントです!」とピシャリと断られてしまった。わざわざ日本から来たファンに譲ってくれてもいいじゃん。ケチ。あーあ、配っているのが男性スタッフだったら絶対にくれたのになー。てか、私たち無料で貰おうとは思っていなくて、普通にお金を払ってゲットしようとしていたのに。

ブツブツ文句を言っているうちに選手たちがクラブハウスからちらほらと出てきた。さて、出待ち態勢を整えねば。

南イタリア遠征記2008 | Comments(0) | Trackback(0)
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