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2005/10/22

二日目⑪:「LE PALME」でディナー

この日私たちがディナーを取ったのは、ホテルから5分ぐらいのところにあるトラットリア兼ピッツェリア「LE PALME」のテラス席。出迎えてくれたのは、金髪の髪を後でまとめたお姉さん。好きなところに座っていいと言われたので、ルンゴマーレに面している端のテーブルに着いた。暗くなりかけているルンゴマーレには街灯がともり、海風に揺れる椰子の木が影絵みたいでロマンティック。ここなら気持ちよく食事ができそうだわ。しかし渡されたメニューを眺めているIちゃんは浮かない顔。うん?どうした?
「イタリア語だから全然わかんないや。pomodoroってなに?」
Iちゃんの質問にすかさず「トマトだよ」と答える私。
「じゃあgamberoは?」「車えび」
「cozzeは?」「ムール貝」
「calamaroは?」「ヤリイカ」
「すごい、すごーい!なんでそんなにスラスラ出てくるの?!」と尊敬の眼差しを向けてくるIちゃん。えっへん!去年初めてのイタリア旅行でメニューと格闘した経験がちゃんと生きているのさ。というか、私って食い意地が張っているから、覚えているイタリア語はほとんど食べ物系なんだよね。(笑)
この日オーダーしたのは、ムール貝のワイン蒸し、スパゲティ・ボンゴレビアンコ、カジキマグロのソテー、野菜サラダ。これらを1品ずつ頼んで2人でシェアすることにした。それと飲み物はお姉さんお勧めのシチリア産白ワイン。あーん、早く食べたいよー!待ちきれなーい!

お姉さんはオーダーを取る係で、実際に給仕をしてくれるのはメガネをかけた小柄なイタリア人とルックス良好なブラジル人のカメリエーレだった。面倒なので、小柄なイタリア人カメリエーレは以下「チビマメ君」(この人本当にマメなのよ)、ブラジル人カメリエーレは「ブラジル君」と呼ぶことにする。店が空いていたので二人とも暇らしく、しょっちゅう私たちの席におしゃべりにやってくる。最初はお決まりの「ジャポネーゼ?ナカムラを見に来たの?」という質問。「そうだよ」と答えると、「ナカムラはいい選手だよね」とチビマメ君。「本当にそう思う?」と追求すると「本当だとも。ナカムラはレッジーナのシンボルさ」と嬉しい返事が返ってきた。いやあ、いい人だわ~、この人。すっかり気を良くした私は、彼にリカルデントガムの俊輔腕時計を見せてあげた。実は私、旅の間ずっとバッグの取っ手にこの腕時計を付けていたのだ。こんなふうに。

旅行中持ち歩いていたバッグ

みんな知っていると思うけど、時計はこれ。

リカルデント腕時計-1
ついでにアップも。(笑)

リカルデント腕時計-2

これを見たチビマメ君は、すぐさまブラジル君を手招きした。「ステキな時計だね」と言いながらもウケまくる二人。ちょっと笑いすぎじゃない?「なんでこんなに笑うんだろ?」と不思議がる私に「そりゃ笑うでしょ」とIちゃん。ファンとしてはちょいと複雑な気分。

そうこうするうちにムール貝のワイン蒸しが運ばれてきた。一口食べたとたんに思わず「うーん」と唸る私たち。もうホッペが落ちそうなくらい美味しい。私たちが食べながら何度も「うーん」と唸るものだから、チビマメ君が近くを通るたびに私たちの真似して「うーん」と唸って笑っている。「だって美味しいんだもの!信じられないくらい美味しいよ!」というIちゃんに「そんなに美味しい?それは良かった」と嬉しそうなチビマメ君。その後にきたスパゲティ・ボンゴレビアンコが、これまたどうしようかと思うくらい美味しくて、再び唸りながらあっという間に平らげる。次のカジキマグロのソテーも野菜サラダも(こっちはサラダが最後に出てくる)一気に食べ尽くした私たち。ワインもとっても美味だった。ああ、幸せ。予は満足じゃー。

食後のエスプレッソを飲んでいるあいだ、ブラジル君の彼女の話を聞かされる。彼女はなんと日本人で、婚約しているそうだ。たっぷりノロケ話をした後で「だから僕、日本人女性が大好きなんだ」と私にウィンクしてくるブラジル君。まったくブラジル人って奴は(以下省略)。チビマメ君は自分と同じように小柄で華奢なIちゃんがお好みのようで、最初からIちゃん狙いだった。そんなわけで予想はしていたけど、お勘定を済ませて席を立つと二人が熱心に飲みに行こうと誘ってきた。おいおい、店内で客をナンパしていいのかよ。お姉さんが後から睨んでいて、すげえ恐いんですけど・・・。「やだ~、もう寝る~」と既にオネムのIちゃん。だよねー、こいつらが仕事終わるまで待ってられないよねー。とりあえず土曜にリパリから戻ったらまた来るからと約束して、そのままホテルに逃げ帰った。ああ、長い一日だったわ。
南イタリア遠征記2005 | Comments(0) | Trackback(0)
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