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2008/07/13

四日目②:いつも出遅れる女

1月のトスカーナ地方はもっと寒いと思っていたのに、分厚いコートはいらない陽気だ。まあ、たまたま暖かいのかもしれないけど。
忘れずにデジカメを持ち「今日こそはエンポリの選手を撮りまくるぞ!」と意気込んでスタジアム(エンポリの練習場はスタジアムの敷地内にある)に向かったものの、到着した時には選手たちがチームバスに乗り込むところだった。既に練習が終了していたんだっけ?それとも、別の練習場へ移動するところだったんだっけ?エンポリ関係は既に記憶の大半が飛んでいる。(汗)
チームバスに乗り込む選手たちを眺めることは出来たんだけど、皆さんバス胴体部に荷物を積んでさっさと乗ってしまうので写真をお願いするタイミングが掴めない。あーん、せっかくカメラ持ってきたのにー。(泣)
去年めちゃくちゃ面白かったエンポリの色物ベテランGKバッリが、板貫さんを見ても大した反応を示さないで行ってしまう。「なんだ、今年はオモロイことをしてくれないのか~」とガッカリしたその瞬間、やっぱりやってくれた。欽チャン走りとも違う、でも、どう形容していいのか分からない不思議なステップでバスの脇を進むバッリ。さすがだ。絶対に期待を裏切らない。もちろん出発時にはバスの窓から手を振ってくれた。ほんとサービス精神旺盛だなー。

選手たちとは写真を撮れなかったんだけど、マレザーニ監督とだけは1枚撮っておいた。実は昨夜マレザーニ監督はバスを見送るために待っていたファン(私を含めて5~6人いた)に「ボナセーラ!」と気さくに片手を挙げて挨拶してくれたのだ。単純な私は「マレザーニ監督、いい人だ~♪」と感激し、「明日チャンスがあったら2ショットを撮ろう!」と心に決めていたのだった。でも、この日の監督はそれほどフレンドリーじゃなかった。や、別に不愛想てなわけでもなかったけど・・・。

チームを立て直せませんでしたね・・・

今思うと、この遠征で2ショットを撮った二人の監督(マレザーニ&ウリヴィエリ)はその後更迭されている。私が二人に不幸を運んだわけじゃないよね?

あちこち道草をしてホテルに戻ってきた時には、軽い練習をしてきたレッジーナの選手たちは既に昼食を終えた後だった。ホテルのエントランスの脇で食後の一服をするモデストは、「あー、モデちゃんがヤニってるー」と私たちがジッと見てもまったく悪びれずにプカプカ。ねえモデちゃん、タバコ吸わなきゃ、もっと背が伸びたと思うぞ?
そうそう、私が帰国してからしばらくしてエンポリを訪れたLukaさんの旅行記によると、ユヴェントスがこのホテルに泊まったときの警備は半端なく厳重だったそうだ。
3月19日<1>: エンポリ×ユヴェ 試合前のあれこれ
一方、警備が厳重どころか、警備のけの字もないレッジーナ。板貫さんの目撃談によると、昨夜ロビーで寛いでいたレッジーナの若手選手たちの元に宿泊客のオバサンたちが寄っていって、こう尋ねたそうだ。

お揃いのジャージ着てるけど、あなたたち何なの?

「何なの?」って・・・。
それに対してカッショーネが「俺たちはレッジーナというチームのサッカー選手で」と自分たちを説明していたらしい。涙なくしては聞けない話である。
そしてレッジーナの若手選手たちは「こいつモデストっていって有名な選手なんだよ。写真撮っておいた方がいいよ」と面白がってモデストをお勧めし、そのままオバサンたちとモデストの2ショット撮影会に突入したそうだ。当のモデちゃんは「えー、マジー?」と浮かない顔で2ショットに応じていたらしい。(爆)
せめてアモルーゾがいれば、少しは他の宿泊客に気付いてもらえただろうか???

ホテルのレストランでランチを取ることにした。選手は全員部屋に引き上げて行ったけど(試合前にお昼寝するんだろうか?)スタッフたちはまだコーヒーを飲みながら談笑している。案内された席がレッジーナ関係者と一般客を隔てている仕切りの外れだったので、すぐそこのテーブルにいるフォーティ会長&スタッフたちが丸見えだ・・・。えーと、会長を眺めながら食事しないといけないの?
せっかく近くにいるので、食事しながら耳をダンボにして情報収集。といっても、携帯にアモルーゾから電話がかかってきたと思われるビゴンさんはレストランの外へ行ってしまったので何を話していたのか分からない。選手たちはアモルーゾ不在を感じさせない能天気振りを発揮していたけど(チェラヴォロを除く)、さすがにこの人たちは大変そうだ。特にウリヴィエリ監督は険しい顔をしていて、ホテル内では話しかけていいものかちょっと考えてしまった。
時々聞こえてきたのがランザーロのサンプドリア移籍話。冬メルでランザーロはいなくなっちゃうのかなあと、この頃は気が気じゃなかった。
試合は6時キックオフなので、スタッフはいつまでもレストランでおしゃべりに興じている。私たちも暇なので長いことレストランにいたのだけど、その間フォーティ会長に何人もの客人があった。トスカーナ地方の知人なのだろう。知り合いが訪ねてくるたびにレストランの従業員に「時間(ランチタイム)が過ぎているのは分かっているが、この人たちに何か出してもらえないだろうか」と頼み込んで精一杯客人をもてなす会長に不覚にも感動してしまった。

午後4時半頃(だったっけ?)、チームバスのエンジンをかけてスタッフたちがスタジアムへ行く準備を始めたところで、本格的に振り出した雨の中ホテルを出た私たち。先回りしてスタジアム入りする選手たちをお出迎えし、「頑張れ!」と激励しようと思ったのだ。しかし、スタジアム近くでバスに抜かれてしまった。ああ、また間に合わなかった・・・。

北イタリア遠征記2008 | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
いやいやいやいや
>私が二人に不幸を運んだわけじゃないよね?
おもしろすぎます。でも、愛するマッツァーリは大丈夫なんですから。

>お揃いのジャージ着てるけど、あなたたち何なの?
新潟での宮本選手のコラムを思い出しました。
http://tsune.way-nifty.com/diary/2003/09/post_9c34.html

おそらくおばちゃんは、試合で見たことない選手だから、「がんばって試合出なさいよ」と声かけたんでしょうね。それに比べたら・・・
マッツァーリ監督を忘れてた・・・
そうだ。私、その前にマツ監督と2ショット撮ってました。すっかり忘れていました。じゃあ、エンポリで2ショットを撮った二人の監督ということで。^^;
マツ監督は年明けから一気に好調になったんですよ。私が幸運を持っていったんだと確信しております。←いい加減にしなさい

ツネ様ダイアリーのリンクどうもです。
マダムキラーのツネ様を知らない新潟のおばちゃんたち・・・。ツネ様さぞかしショックだったでしょうね(笑)
レッジーナの選手たちは、サッカー選手としてさえ認識してもらえてませんでしたから・・・。哀れだわ・・・。^^;
相変わらず
気づくの遅くてすみません;; 文中リンクどうもです。

> サッカー選手としてさえ認識してもらえない
きっとエンポリの選手たちも全国各地のホテルでそういう目に遭ってることでしょう(笑)
てか、別に慣れててショックも受けなさそうな気が(^_^;
こちらこそ相変わらず
勝手にリンク貼っちゃってすみません。^^;
私あれ読んで、うわー、このユヴェとレッジーナの違いは何なんだー!とショックを受けましたよ(笑)

>きっとエンポリの選手たちも全国各地のホテルでそういう目に遭ってることでしょう(笑)
かも知れませんね(笑)
両チームの選手たち「俺たちこんなマイナーなのに、なんで日本人がわざわざ応援に来るんだろう?」と不思議がっているかしら?^^;

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