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2008/02/16

九日目⑦:土曜日の出待ちの風景その2

■マッツァーリ監督
監督にサインして貰おうと思って持参したCALCiO2002(2007年3月号)がオヤジたちに大好評。日本の雑誌におらが町のサッカーチームの監督が4ページにわたって取り上げられていることが、まるで自分のことのように誇らしいらしい。そして、誰もがP.73に掲載されているエンポリ選手時代の若かりし監督の写真を指差して「おおー!ミステルだー!」と驚いた後に笑い出す。その笑いはどういう意味なんだろう?
マッツァーリ監督が出てくると、私よりも先にオヤジたちが「ミステル!ミステル!見てくださいよ!」とその写真を指して大騒ぎ。監督は若き日の自分の写真を見ると「なんか日本では私の若いときの写真が出回っているみたいで、ジャポネーゼが持ってくるんだよね~。でへっ」と目尻の辺りをポリポリとかく。皆に冷やかされて嬉しいやら恥ずかしいやらといった感じ。(聞き取れた単語は「日本」「若い」「写真」「日本人」くらい。後は雰囲気から推測)
「いい男ですよね~(ベッロ~)」と私も便乗して写真を指すと、監督は更に照れながら、なおかつ嬉しそうにサインしてくれた。そしてニコニコしながら右手を差し出す。わーい、今年は3日連続監督の手を握っちゃった~♪
少しは決戦前の緊張をほぐしてあげられたかな。こんな形でしか激励できないけど、ちょっとでも励みになっていればいいなあ。しかしCALCiO2002は使える。監督や選手、現地サポとのコミュニケーションを円滑にしてくれる強力なお助けグッズだ。これからもレッジーナをよろしくです。<CALCiO2002編集部の皆さん

■フォッジャ
明日の試合に出場停止で出られないフォッジャは、チームバスには乗らないで私服で駐車場へ歩いていった。大勢のファンに囲まれていたし、既に昨日ユニにサインを貰っていたので、今日は特にフォッジャのことは捉まえる努力をしなかったのだが、数分後、私の前でフォッジャの車がぴたりと止まった。そして車の窓を全開にすると、眩しいくらいカワユイ笑顔を私に向けてきた。

な、なんでこんな事してくれるの?

私はフォッジャに貢物を献上していない。昨日、板貫さんを介してサインを貰っただけだ。2ショットすら撮っていない。それなのに、どうしてこんな特別なことをしてくれるのだろう。嬉しさよりも驚きの方が大きくて戸惑い気味の私に、フォッジャは「チャオ!」と元気に挨拶。とりあえず「チャオ」と返すと、子どものような無邪気な笑顔を浮かべたまま手を振りながら車を発進させて去っていった。オヤジたちがわざわざ私のためにフォッジャが車を止めたことに驚いている。てか、一番驚いているのは私自身だから。
もしかして私と板貫さんを間違えている?
それとも私がエンポリ戦後に出待ちをしていたことを覚えている?
多分前者だろうな。フォッジャはエンポリ時代にいつも練習場に通いつめていた板貫さんを覚えていたんだろうな。で、「覚えている」ってことを伝えたかったんだろうな。ま、本当のところはフォッジャに確認しないとわからないけど。

■ニールセン君@19歳
リンゴをかじりながら出てきたニールセン君を「ニッキー!」と呼び止めると、お口を半開きにしたまま「ああ~?」と振り向く。この子、この頭の悪そうなところが堪らなくカワイイ。
昨日アモルーゾを捉まえるタイミングを計るためにニールセン君をスルーしたので、まだユニにサインを貰っていない。だから白ユニとサインペンを差し出したのだが、恐ろしく挙動不審だった。まず食べかけのリンゴをポケットにしまい、その次にユニを広げて首をかしげる。何故かペンは受け取ってくれない。
「どうしたの?」
英語で尋ねたけど返事はない。ユニの前身ごろを見て、次にひっくり返して後ろ身ごろをじっくり眺め、口をぽかんと開けたままひっきりなしに首をかしげている。
「ねえ、ニッキー、なに考えているの?」
やはり返事はない。きっとこの子も私と板貫さんを間違えているんだろうな。昨日板貫さんはレッジーナの白いTシャツにサインをしてもらっている。「ボク、昨日サインしたはずなのに、ボクのサインがない。変だなぁ。どうして?」と自分がしたと思っているサインを探しているのだろう。ユニの前を見て、後ろを見て、また前を見て。気が済むまで見た後にようやくペンを受け取ってサインしてくれた。
「サンキュー」と言うと、今日も一拍置いた後に「プレーゴ」と返ってくる。相変わらずお口は半分開いたまま。いいの。私はそんな君が大好きよ。あ~、日本に連れて帰って、おうちで飼いた~い!←こら

■テデスコ
テデスコも昨日サインをもらえなかったので、逃がすものかと大きな声で呼び止めた。するとテデスコは私の顔をまっすぐ見て「コンニチハ」。おお、俊輔仕込みの日本語をまだ忘れていなかったか。そして、「トーキョー?ヨコハマ?」と聞いてくる。どちらでもないの。埼玉なのよ。でもテデスコは埼玉を知らないだろうからトーキョーと答える。頷きながらサインしてくれるテデスコ。
テデスコの日本語はここまで。ここから先はイタリア語でチャンピオンズのナカムラはブラボーだったと褒めてくれる。おお、見ていてくれたんだ!
「グランデ、ナカムラ!」そう言った後に、今度は「フォルツァ、ナカムラ!」と優しい眼差しで私の眼をまっすぐ見つめるテデスコにちょっと涙が出そうになった。思わず日本語で「ありがとう」と答える私。テデスコはニッコリ微笑んで「チャーオ!」とチームバスに向かって歩いていった。

何で今年はこんなに優しいんだ?

後になって考えると、この時テデスコは既にカターニア移籍が決まっていたので、ナカムラファンを弄るのもこれが最後だと思ったんだろうな。それでこんな大サービスをしてくれたんだろうな。今頃テデスコはカターニアでモリモトファンを弄っているんだろうか。

とりあえずこれで今季登録メンバー全員のサインを無事ゲット。新しい宝物が増えたぞー。

全員のサインが分かったら貴方はかなりのレッジーナ通です。

このユニって高値で売れるかな?売らないけど(笑)
南イタリア遠征記2007 | Comments(3) | Trackback(0)
Comment
おめでとうございます。
出待ちってけっこう大変なんでしょうね。でも、楽しいオッサンたちがなごませてくれたのでしょうか。
お久しぶりです^ロ^;
受験とは本当に嫌ですね(T_T) これからちょっと来れなくなると思います。すみませんm(__)m  
まぁレッジーナが勝ってくれたらやる気がでるんですけどね←いいわけ。   まぁしばらくしたらまた来ると思います。 ではまた(^_^)/~
>reoさん、こんばんはー。
練習見学&出待ちはずっと立ちっぱなしですから、結構体力勝負みたいなところはあります。
天気が悪かったりすると、少々しんどい時もあります。
1月のサンプの出待ちが雨でした。でもマッツァーリ監督に会えたから報われましたけど。
楽しいオッサンはどこのチームの練習場にもいて、珍道中を彩るマスト・アイテムとなっております(笑)

>ヤス君、こんばんはー。
そろそろ受験で大変な時期だろうなと気にしていました。
大丈夫。ヤス君の分も私が熱くレッジーナを応援しておきます。心置きなく勉強に専念してください。
レッジーナもヤス君も頑張れー!!!

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