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2007/11/11

八日目②:アモルーゾ仲間外れ事件その1

去年私が見たのは、フィールドプレーヤー全員が一つの大きな輪になって鳥かごをやりながら練習開始までの時間を過ごしている姿だった。GKたちはGKたちでグランドの左側のゴールマウス付近に固まって練習していたと記憶している。
今年はどうかというと、GKたちは去年と同じで、フィールドプレーヤーは2つのグループに分かれてボールを蹴りあっていた。
こちらは左ゴールマウスの近くに陣取っていたビアンキ、ガッツィ、ルカレッリの小グループ。翌日はここにディディオが加わるのだが、この日はこの写真を撮った後にディディオが加わったのか、ずっとこの3人だったのか覚えていない。この時はまだ私は「ビアンキったら、アモルーゾの真似して片足ハイレグになっちゃって!」と能天気に笑っていた。

小グループの皆さん

こちらはグランド一番奥の石塀沿いにいる、その他大勢の大グループ。

大グループの皆さん

そこにクラブハウスから出てきたアモルーゾがやってきて小グループの元へ走っていくと、爽やかな笑顔で「入れて~!」と声をかけた。その瞬間、「入れてやらねーよ」と言わんばかりにキュッと円をすぼめてアモルーゾを背中で拒絶する小グループ。目の前の信じられない光景に思わず板貫さんと顔を見合わせた。
「今の見ました?」
「もしかしてアモルーゾ、ハブられてます?」
アモルーゾはもう一度笑顔で小グループに声をかけたが、みんな聞こえない振りをして無視している。やがてアモルーゾの顔から笑顔が消えた。アモルーゾはしばらくその場の立ち尽くし、黒目がちの瞳でじっと小グループの面子を見つめていたが、急にクルリと踵を返すと誰もいない右側のゴールマウスに向かって走り出した。そして、そのまま一人でシュート練習を始めた。

何なの、何なの、何なの?これはいったいどういうこと?!

私の頭はパニックに陥った。まだね、ビアンキは分かるの。エンポリ戦でPKを蹴らせてもらえなかったから怒っているのかもしれない。ガッツィはビアンキの子分みたいで、いつもビアンキの近くにいたから、怒っているビアンキに同調していたのかもしれない。でもね、ルカレッリはアモルーゾの親友だよ?プライベートで一緒に食事に行く仲だよ?それにキャプテンだよ?それがどうしてこんなことになっているの?なんで、なんで、なんで???
すぐに練習場の右端で一人でポツンとしているアモルーゾの元にフィジカルコーチとマッツァーリ監督が歩み寄っていく。彼が孤立しないように気を遣っているのだろうか。こんなこと考えたくもないけど、まさかこれは今日だけ起こった特別な出来事じゃなくて、日常的な光景なのだろうか・・・。
しばらくすると、フィジコと監督の二人と言葉を交わしながら黙々とシュート練習を続けるアモルーゾの元に、すんごい勢いで走っていく人物の姿が目の端に入ってきた。誰かと思ったら、練習開始間際に滑り込みセーフしたアロニカだった。
こら、アロニカ!お前の親友が仲間外れにあっているんだから、もっと早く練習場に来い!と、心の中で理不尽な怒りをアロニカにぶつける私であった。

ハイレグというよりブルマーだな

この日はひたすら混乱したけど、翌日になるともう少し人間関係が見えてくる。ということで、この件については翌日の「アモルーゾ仲間外れ事件その2」へ続く。
南イタリア遠征記2007 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
事件です!
リーメイさんのアモルーゾにいったい何がっ!?私も心配でドキドキドキ・・・
チームを一つにまとめること
それってすごく難しいことなんだなって、この事件で改めて痛感しました。
スンタンが復活するまで時間掛かりそうなんで、その間は遠征記執筆に力入れようと思います。
なるべく早く続きを書くので待っててね~、雪虫さん。

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