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2005/09/27

二日目⑧:イタリア男の優しさに大感激

10分後に現れたタクシードライバーは痩せたおじさんだった。お姉さんが書いてくれたメモを見せて出発進行。しばらくするとタクシーはガリバルディ大通りを走り始めた。やっぱり今朝のチケットショップに行く気がする・・・。と思ったら、白亜のドゥオモの前で海側に曲がった。そして何の変哲もないマンション風の建物の前で停車。ここでチケットを売っているの?看板も何も出ていないんですけど?しかもメモには住所しか書いていないし、どうやってチケットを売っている場所を探せというのだろう。途方に暮れていたら、驚いたことにおじさんドライバーがタクシーから降りて、私たちに付いてきてくれた。どうやら優しいファビオが、私たちに付き添うように頼んでくれたみたいだ。ありがとう、ファビオ。でも、おじさんドライバーも途方に暮れているんですけど・・・。
門を入って左側にあるドアの前には、さっきレッジーナのオフィスですれ違った黒いポロシャツを着た巨体のお兄さんがいた。相変わらず額に玉のような汗をかいている。彼のことは以下「玉の汗君」と呼ばせてもらう。四股名みたいだけど、力士みたいな体型だしピッタリだわ。(笑)
玉の汗君もチケットを求めてここにやって来たみたいだった。ドアから出てきた人に「うちは関係ないよ」みたいに言われて、同じく途方に暮れている。途方に暮れるジャポネーゼ二人とイタリア男二人。どうすりゃいいんだ?

次の行動を起こしたのは玉の汗君だった。2階への階段を上がり始めた玉の汗君は、私たちに「おいでおいで」をする。彼の後ろから狭い階段を上がっていくと、そこにはレッジーナのマークのついたドアがあった。ここもレッジーナのオフィスなのかしら?よくわからないけど、やったぜ、玉の汗君!
しかし、そのドアを開けた玉の汗君、中の人に「チケット買うならあっちよ」ともう一つ先のドアを教えられる。教えられたドアを開くと、奥に小さなカウンターがあり、端末の前には男性スタッフと女性スタッフがいた。ようやくたどり着けたよー!うれしいよー!
レディーファーストの精神で「先に買う?」と私たちに気を使ってくれた玉の汗君に「お先のどうぞ」と順番を譲る。だって、彼の方が先に来ていたものね。ドアの近くで玉の汗君がチケットを買うのを見ていたら、おじさんドライバーが私の背中を人差し指でツンツンして、「車を移動させて、また戻ってくるから」と身振り手振りで伝えて外に出て行った。あそこは駐車禁止の場所だったみたいだ。面倒かけてごめんね。
玉の汗君は無事にチケットを購入。目的を果たして満足そうに帰路につく彼に「チャオ!」と声を掛けると、はちきれそうな笑顔で「チャオ!」と返してくれた。もう、すっかり同志の気分。日曜日はお互い心ゆくまで観戦を楽しもうね!スタジアムで会えるといいな。
さてさて、私たちの番だ。女性スタッフはそこそこ英語が出来て、どこのカテゴリーが欲しいのか聞いてきた。日焼けが恐いのと雨が降っても濡れたくないのとで、屋根のあるメインスタンドを希望。メインの中でもVIP席は高すぎて論外なので、VIP席周辺の35ユーロの席か、ゴール裏に近い両端の27ユーロの席かどちらかの選択になる。Iちゃんと相談の結果35ユーロの席を希望すると、女性スタッフはモニター画面を見ながら「あなたたちにとってもいい席を用意してあげるわね」と微笑んだ。わーい、どんな席なんだろう!
画面で座席を確認しようとしたその時、おじさんドライバーが戻ってきた。私たちが既に発券手続きをしてもらっているのを見てホッとした顔。もうお役御免で大丈夫なので、Iちゃんがタクシー代15ユーロに親切にしてもらったお礼の気持ち5ユーロをプラスして手渡す。律儀に最後まで付き添ってくれて本当にありがとう。おじさんドライバーは、軽く右手をあげて笑顔で帰っていった。
再び女性スタッフの方を向いてキャッシュで代金を払い、念願のレッチェ戦のチケットを受け取る。ああ、今晩はチケットを抱きしめて眠りたい気分だわ。
実はこのとき座席の位置をモニターで確認するのを忘れていて、それで試合当日苦労することになるんだけどね。まあ、その話はまた後日。

ふてぶてしくてもそれなりに緊張していた私たち、外に出てその緊張から一気に解放される。
「私たちだけだったら、あんな住所しか書いてないメモだけじゃどうにもならなかったよね」とIちゃん。まったくだよ。一時はどうなるかと思ったけど、ファビオ、玉の汗君、おじさんドライバーのお陰で何とかなった。レッジーナのオフィスに付き添ってくれた半袖オジサンにも感謝。イタリア男って本当になんて優しいんだろう。涙が出るほど親切だったみんなのこと、絶対に忘れないよ。
南イタリア遠征記2005 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
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