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2006/02/25

七日目⑤:空いてる席が私の席?オレステグラニッロの観戦ルール

試合前の練習が終わったところで一組の若いカップルが近づいてきて「そこ、私たちの席なんだけど」と自分たちの年間パスポートを見せながら身振り手振りで伝えてきた。ええ~、そんなはずないわよ。私たちだってチケット持っているもの。カップルにチケットを見せると「あなたたちの席は2階の同じ場所」と言われた。オレステグラニッロは厳密には2階建てとは言えない構造なので、上のブロックと言うべきかしら。って、そんなことより、もうすぐスタメン発表が始まるのに、これから移動しなくちゃいけないの?!いや~ん。
慌てて荷物を持って立ち上がると、何やらアナウンスが始まった。ホーム最終試合なのでスタジアムに来てくれたサポに挨拶をしているらしい。歩きながらアナウンスに耳を傾けるが、イタリア語なので意味不明。だけど、スタンドのお客さんたちは結構盛り上がっている。最後にアナウンスが「今季我々のチームを率いて大健闘したワルテル・マッツァーリ監督に最大の拍手を!」と締めくくると(←雰囲気から勝手に内容を推測)スタンドから拍手と大歓声が沸き起こった。私もちょっとだけ立ち止まって大きな拍手。わーい、サポの間では監督の評価は高いみたいだ。嬉しいよぉ。

再び下に降りて、メインスタンドの外側へ回ると2階へ行く階段が奥の方に見えた。というか、そこにはゲートがあった。本当は私たち、このゲートから入るはずだったのね。だからチケットを切るおじさんは一瞬考えていたんだ。「大きく回ればたどり着けないこともないから、このゲートから入っても大丈夫だよ」ってことだったんだ。なるほど謎が解けたぞ。
ちょっと、おじさん!超アバウトなあなたのせいで苦労しちゃったじゃないの!ちゃんと正しいゲートを教えてよ!(怒)。
しかも楽しみにしていたスタメン発表が始まってしまった。レッジーナのスタメン発表は、アナウンスの女性の張りのある低い声が迫力あって、むちゃくちゃカッコイイの。あ~ん、Iちゃんにもじっくり聴かせてあげたかったよ~。
階段を上り始める前に「シュンスケ・ナカムーラ!」とコールされてしまい、直後に大歓声が聞こえてきた。「イエーイ!」と叫びながら私も一緒に拍手。スタンドでみんなと一緒に盛り上がれなくて残念だったけど、サポの歓声がひときわ大きかったのが嬉しかった。期待されているね、俊輔。今日はがんばって残留を決めよう!
階段を上がって座席案内係の男性にチケットを見せ、私たちの席まで連れて行ってもらったけど、そこには女性4人組が座っていた。案内係の男性が何か言ってくれたけど、どいてくれる気配は全くない。彼女たちは少しも悪びれることなく、「そっちが空いているじゃない」と別の席を指す。周りの人たちも「ここ空いているよ!おいで!」と笑顔で手招きしてくれる。案内係の男性も「じゃあ、あの辺りの空いてるところに・・・」という感じで行ってしまった。

こ、こんなんで本当にいいのか?!

疑問を抱きながらも3つ並んで空いていた席に腰掛ける。だけどさあ、この席のチケットを持っている人たちが来ちゃったら、私たちはどうすればいいんだろう。Iちゃんと二人でドキドキしていたら、すぐにその心配は現実のものとなった。50才くらいのご夫妻がやってきて、「そこは私たちの席なんだけど」と主張する。ま、まずい。どうしよう・・・。
真面目な私たちは荷物を持って席を立とうとしたが、周囲の人たちはそのご夫妻に「そこ(私の隣)とそこ(私の前)に一つずつ空いているよ」と平然と勧める。怒り出すかと思ったら、ご夫妻は肩をすくめ、奥様は私の隣、旦那様は私の前に素直に座った。

空いている所に適当に座る。

これがオレステグラニッロのスタンダードらしい・・・。

す、すごいなあ。ぶったまげるIちゃんと私。去年はもっと秩序があったと思ったんだけど・・・。
奥様は私たちの方に向き直ると、「ジャポネーゼ?」と尋ねてきた。多少ビビりながら頷くと、奥様は「あなた!この子たち日本人ですって!」と旦那様の背中を叩き、それから「まあまあ、遠くからよく来たわねえ!」みたいなことを言いながら私たちに優しい笑顔を向けた。私たちのせいで旦那さまと並んで観戦できなかったのに、なんていい人なんだろう。わざわざレッジョまでやって来た日本人が居心地の悪い思いをしなくてすむよう気を遣ってくれる奥様に大感激の私たち。ちょっとジーンをきてしまった。このステキな奥様は、品もあって恰幅も良くて、いかにも「マダム」という感じの方なので、これ以降勝手にマダムと呼ばせてもらう。
南イタリア遠征記2005 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
えっ!ぎょっ!
コメントできる。油断してたぞ。^^;

あ~んもう、のってきたところで次回に続くなのね。
楽しみ、楽しみ♪
いらっしゃいませ~♪
ところてんさん、こんにちは。
そうなんです。遠征記だけコメントできるようにしたんです。
こっちでも、あっちでも、これからもよろしくです♪

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