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2012/06/24

ミラノ編4日目②:ベルガモの気まぐれな天気に泣く その2

山の天気は変わりやすい。朝から晴れ渡っていたのに選手入場と共にポツリポツリと降り始める。

雨の中で両カピターノがフラッグ交換

そして試合開始のホイッスルと共に土砂降りに。文字通りバケツをひっくり返したような降り方だ。しかも雷のオマケ付き。スタジアム上空に稲妻が走る。

前半12分、凄まじい雷鳴と共にレッジーナ失点。

ミンガッツィーニのシュートをコセンツァがクリアミスしてコースが変わり、レッジョの偉大な守護神プッジョーニ様でもどうにもできず…。
コセンツァは雷にびびっちゃったのね?そうなのね?
まあでも挽回する時間はたっぷりあるさ!そう気を持ち直したもののピッチが田んぼと化して前半15分で試合中断。マジですか!
VIP席のレッジーナの重鎮たちが一斉に立ち上がってどこかに消えた。行き先は恐らくロッカールーム。「雨天中止」の文字が私とakiさんの頭の中をよぎる。
50ユーロ払って15分の観戦になったら笑うしかないな!
レッジーナの重鎮たちがVIP席に戻ってきた。20分の中断の後、雨の勢いが弱まったところで審判団と選手がピッチに戻ってきた。あちこちでボールを転がして試合続行可能かどうかを話し合っている。

水浸しのピッチ

しばらくしてホイッスルが3回鳴った。
なんてこったい。50ユーロ払って本当に15分の観戦になっちまったぜ…。
レッジーナの重鎮たちが引き上げ始める。じっと見つめていると視線を感じたのかコッツァがこちらを向いた。顔を覚えられている自信は全く無かったが、思い切って小さく手を振ってみた。すると驚いた表情で大きく目を見開き、次いで笑顔で手を振り返してくれた。
きゃー、コッツァが私を覚えていたー!
「まあ50ユーロはコッツァ拝観料ということで」とakiさん。ずいぶん高い拝観料だなぁ。レッジョに来れば無料で拝み放題なのよ?

ゲートの外に出るとアルビノレッフェのスタッフが私たちを追いかけてきた。何かと思ったら明日アルビノレッフェの公式サイトで再試合の情報が載ることを告げに来てくれたのだった。イタリア語が読めなかったらホテルのフロントで尋ねなさいとか、今日のチケットを持ってくれば再試合を見らるとか、むちゃくちゃ親切に英語で教えてくれるんだけど、、、
問題はね、再試合の日にベルガモ(イタリア)にいるかどうかなのよ。
ドイツ人と思われるオジサンたちも別のスタッフに呼び止められて説明を受けていた。このゲートから入った外国人が何人いたかをちゃんと把握しているようだ。外国人観客に対するフォローに抜かりはない。感心だなぁ。これがレッジーナだったらスタッフは走り回って外国人観客を探してくれるだろうか。
・・・外国人は私くらいしかいないし、毎日練習場に通っているから探す必要もないか
笑えることに往路の列車の中にいたイギリス人青年二人もスタジアムの外にいた。アルビノレッフェは弱小クラブなのにインターナショナルな知名度を誇っているのね?や、単にミラノ滞在の観光客が「今日どこかでサッカーやってない?」とホテルのフロントに尋ね、ミラノから一番近いこの試合を勧められただけだろうけど。

せめてレッジーナの選手たちを出待ちしようとメインスタンドのゲート近くの駐車場の脇でスタンバイ。しかし一向に選手たちが出てくる気配は無い。出待ちポイントはここじゃないんだろうか。akiさんとスタジアムの外周をぐるりと一周したが、アウェイの選手がどこから出てくるのかサッパリ分からんかった。akiさんをレッジーナの選手たちと対面させたかったのに残念。とっても残念。
因みに試合中止後すぐに青空が顔を出して私たちの無力感が倍増。女心とベルガモの空は変わりやすいものよのう

晴れ間ののぞくベルガモ市内

ベルガモ駅まで徒歩で戻り、列車が来るまで駅前のショッピングセンター1階のバールで一休み。akiさんがスプレムータを注文してくれて、生オレンジをたっぷり絞ったジュースでカラカラの喉を潤した。大変美味しゅうございました。

笑えることに復路の列車にも件のイギリス人青年二人がいてミラノで降りた。向こうも「あのアジア人またいる!」と思っているだろうな。

夜は私が泊まっているホテルの通りの並びにある店でakiさんと夕食を取った。確か、リストランテ・ピッツェリア・リモーネとかそんな名前だったと。店の外壁か看板にレモンの絵が描いてあったと記憶している。

団体客で賑わう店内

間口は広くないのに奥行きがえらい長いウナギの寝床みたいな構造。そしてピアノの弾き語りでカンツォーネを聞かせるおっさんピアニストの向こうの壁にはマトリックスのパネルという実にシュールな空間。このおっさんが演奏しながらウィンクしてくる。うん、正しいイタリア男だ。

マトリックスとおっさんピアニスト

この日コッツァに笑顔で手を振ってもらった私は迷わずムール貝(コッツァ)を注文。イタリアに来たら絶対にムール貝は外せない。日本じゃ倍の値段で半分の量だもの!

ムール貝大好き♪

時間が経ちすぎて何のパスタか全く覚えていないが味は悪くなかった。

なんの味だったっけ?

共にウワバミ女な私たち、白ワインをがぶ飲みしながら美味しいイタリアンを満喫。ちょいと高かったけど(トータル109ユーロ)楽しいディナーだった。酔った勢いでチップを弾みすぎてしまったけど

明日はパルマでmagoさんと合流して3人でパルマ×パレルモを観戦する。どうか天気に恵まれますように。

南北イタリア遠征記2011 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
No title
>50ユーロはコッツァ拝観料
大丈夫、安いですよ。
日本にいればそう思いますw
イタリア語でムール貝のことコッツァって言うんですか。
勉強になるなぁ。

それよりもレッジョ、いつになったらAに戻って来るのでしょう。
うちのサイトでもコッツァが「このレッジョを…セリエBに落ちるのを阻止できなかったとは…」というセリフを吐くネタ(ちなみにネタ元はガンダム)を用意して待っているのですが…。
Fillipoさん、こんばんは~
暑いっすね。大嫌いな季節がやってきました。
昨日はNACK5スタジアムで茹で上がるかと思いましたよ( ;∀;)

え?50ユーロの拝観料安いすか?
この先もし金に困ることがあっても日本人に姿を拝ませるだけで小遣い稼げるよと教えておきますw

コッツァはムール貝の単数形でして、複数になるとコッツェになります。
ムール貝のパスタもバカウマですよん。

> それよりもレッジョ、いつになったらAに戻って来るのでしょう。
あっしも知りたいですw

とりあえずディオニージを新監督に迎えて着々とチーム編成を進めているようですが、ボナちゃんはいなくなりそうな雰囲気です…。
暑さと疲労でメルカート情報拾い切れていないんですけど明日当たり何か書こうかなと思ってます。

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