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2006/01/07

六日目⑨:面白かったセットプレーの練習

去年のサンタガタでは、練習中に俊輔の笑顔は一度も見られなかった。紅白戦の最中も終始硬い表情だった。やっと笑ってくれたのは、練習後のバナキン収録時とファンサービスの時だけ。あの日水沼さんがいなかったら、俊輔の笑顔はついぞ見られなかったかもしれない。私は当時の監督カモレーゼに向かって「デブ、デブ、百貫デブ、お前のかーちゃん、でーべそ!」と呪いの言葉を繰り返していたっけ。本当はハリセンで頭をぶっ叩いてやりたかったけど。

今年はね、俊輔ずっと笑顔だよ・・・。なんだか夢みたい・・・。

実は、練習の前半は何をやっていたのかあまり覚えていなかったりする。(汗)
だって、目の前には俊輔とチームメイトがいるのよ。少し離れたところには、選手たちを見守るマッツァーリ監督がいるのよ。そんでもって、隣には神尾さんがいるのよ。もう嬉しすぎてどこに意識をもっていけばいいのか、わけ分からない状態でしょ?!←使えない女ですんまへん

細かい練習内容は覚えていないんだけど、一つの練習メニューが終わるたびに隣のグランドに移動するが興味深かった。で、次のメニューが終わるとまた元のグランドに戻る。その繰り返し。一つ終わるとマッツァーリ監督がパンパーンと手を叩いて、「はーい終わりー。今度はこっちだよー」という感じで移動開始。練習を見学しているギャラリーもぞろぞろと大移動。(笑)
これって練習の途中でダレないようにするためなのかな?たぶん選手たちの集中力を切らさないための工夫なんだと思う。それぞれのメニューをこなす時間も短くて、何事もテキパキと無駄なく進んでいくのが印象的。そういえば、今季は練習時間が短いから自主練する余力が残っていて助かると、シーズン初めの頃に俊輔がコメントしていたっけ。
去年のカモレーゼの練習はひたすらダラダラしていた。紅白戦も異常に長かったし、練習後の説教も異常に長くて延々と選手たちに吼えていたし、一つ何かが始まると「これ、いったいいつまで続くんだろう?」という感じだった。それにカモレーゼのときって午前と午後の2部練習も多かったよね。長くやればいいってもんじゃないよ・・・。
この日、一番面白かったのがセットプレーの練習。
ゴール前での動きを選手たちに具体的に説明するマッツァーリ監督。表情も話し方もいたって穏やか。そして、一通り指示を出し終わるとキッカーの俊輔に「ナ~カ~♪」と大きな声で呼びかける。すると嬉しそうにくるっと踵を返し、タッタッタとコーナーまで走ってきてボールをセットする俊輔。なんかね、この喩えは自分でもどうかと思うんだけど、優しい体育の先生と従順な中学生って感じ。(爆)
俊輔がCKを蹴った後、ゴール前の選手たちの動きを見て、また具体的に修正点を指示する監督。それが終わると再び「ナ~カ~♪」と声をかける。いや、ほんとに「♪」とか、ハートマークが飛んじゃいそうな声音なのよ。CKを蹴る俊輔を見守る目は、限りなく目尻が下がっているし。きっと残留のかかった大事な一戦に俊輔が怪我から戻ってこられたのが嬉しくて仕方ないんだろうなあ。俊輔のセットプレーはレッジーナの大事な得点源だもんね。
「今季中村は、セットプレーに関しては全てを任されているんですよ」と隣から神尾さんの声。
「えーと、高いボールを蹴るのかグラウンダーのボールを蹴るのか、ニアに蹴るのかファーに蹴るのか、そういう判断のことですか?」
「それだけじゃなくて、直接狙うのか、誰かの頭を狙うのか、ショートコーナーを使うのか、自分が蹴るのか他の選手に蹴らせるのか、とにかくFKもCKもセットプレーに関することは何から何まで全て。セットプレーに関してはマッツァーリ監督が中村にああしろこうしろと指示を出すことは一切ないそうです。中村には絶対的な信頼を置いているんですよ」
なんだか神尾さんの口調が出来のいい子どもを自慢するお父さんみたいになっている。(笑)
この日セットプレーの練習で3回CKを蹴った俊輔。ギャラリーがいる側のコーナーから蹴ってくれたので、俊輔のかわいいつむじを間近で拝むこと3回。ああ幸せ♪
それとマッツァーリファンでもある私は、この日の神尾さんとの会話の中で何度か出てきた「本当に優秀な監督ですよ」という言葉がものすごく嬉しかったりして・・・。でへへ。

その後のハーフコートのミニゲームでは俊輔はキレキレだった。3得点はしていたと思う。俊輔がゴール前のこぼれ球をスライディングで押し込んだときは、あまりのかっこよさに私たちギャラリーは大喜び。チームメイトたちも飛び跳ねながら拳を突き上げ大喜び。そしてマッツァーリ監督の目尻はますます下がるのだった。(笑)
南イタリア遠征記2005 | Comments(0) | Trackback(0)
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