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2011/08/04

6日目④:お辞儀はきっと俊輔仕込み

なかなか出てこない最後の二人(カッショーネ&ブリエンツァ)に痺れを切らして一人また一人とファンが帰っていく。最後まで残ったのは私を含めて7人だった。
あまりに暇だったので「一緒に撮ろうよ」と野郎共に記念撮影を持ちかけると思いがけなく乗ってきた。撮る寸前まで「ナッカムラ~!モンディア~レ!(中村ワールドカップ!)」と騒いでいたのに、シャッターが押される瞬間は凄んで悪ぶってみせるカワイイ奴らであった。

来年も会おうね!

左端はバレートLOVEのおデブちゃん。いつもバイクでやってくる。
私と肩を組んでいる男子は昨日もいて、ビッチに苛められていた私を心配して帰る前に声をかけてくれた。彼だけは翌年会えなかった。
黒ずくめの凶悪そうな彼はヴィットリオ。こんな顔しているけど私を見ると必ず挨拶してくる。
右端はお馴染みのミケーレ爺さん。サンタガタの主だがマリアお婆ちゃんには勝てないらしい(笑)

               

7時頃カッショーネがやっと出てきた。こんな時間まで待っている物好きがジャポネーゼ以外にもいて驚いていた。今シーズンはファン離れが著しいから選手たちは結構寂しい思いをしてきたんじゃないかなと思う。

お疲れ気味のカッショーネ

少々お疲れ気味の表情。練習後毎日こんな時間まで治療していれば疲れるよね…。

               

本日のトリは『俺たちのエルフ(小妖精)』フランコ・ブリエンツァ。

フランコーーー!!!

人気者の登場に7人全員で盛り上がる。いつも私一人だったに今日は7人のファンに出迎えられてブリエンツァは大きな笑顔。皆からサインや2ショットを求められ、「足首大丈夫?」「ガッリポリ戦出られる?」と質問攻めにされて超嬉しそうだった。ここにいる全員がフランコさん目当てで7時過ぎまで待っていたんだよ…。
昨季古巣パレルモ戦でのフェアプレーが原因でファンとの関係が壊れてしまったとされているが、それでもこうやって誰よりも彼を頼りにしている人たちがいる。セリエA昇格どころかレガプロ降格もありえる情けないチームで怪我を抱えながら奮闘するブリエンツァに大きな愛情を注ぐファンがちゃんといる。それをわかっているからこそブリエンツァも痛みをこらえて強行出場を続けているのだと思う。

フランコさんは本当に168cmでした

これが正しい165cmと168cmの身長差だよね。普通は実際よりも大きく鯖を読むものだけど、実際よりも小さく申告するカルモナの意図はなんなんだ?チリ代表はチビの方が有利なのか?
つーか、フランコさん絶対に私より小さいと思っていたけど、168cmは嘘じゃなかったのね。疑ってごめんなさい。

In bocca al lupo!!!

大きな声で激励しながら皆でブリエンツァの車を見送る。ブリエンツァは一人ひとりに「チャオ!」と車の窓から手を振ってくれた。
その様子をDr.ファヴァスリがニコニコ見守っていた。いつの間にかクラブハウスから出てきていたのね。
帰る前にドクターに手を振ったら、向こうが私に向かってお辞儀してきた。これは私も日本流に対応しないわけにはいかない。きちんと45度のお辞儀を返すと、更に深々と頭を下げるドクター。一拍置いて顔を上げようとしたら向こうがまだ頭を下げたままなので、年下の私が先に頭を上げる訳にもいかずもう一度頭を下げる。一方ドクターも途中まで頭を上げたが、私がまだお辞儀しているので再度頭を下げた。以下繰り返し。
「何やってんの?」
野郎共とレッジーナのスタッフが私たちのお辞儀の応酬を不思議そうに見つめる。まあ君たちには日本の美徳は理解できんだろうなぁ。つーか、なぜドクターは相手よりも先に頭を上げたら失礼だということを知っているのだろう。俊輔に教わったの?
きりがないので最後は互いにタイミングを合わせて一緒に頭を上げ、そして笑い合った。
「私は日本式の挨拶を熟知しているんだよ」とウィンクするドクター。まったくなんてお茶目な人なんだ!
こういう人が3年間俊輔の傍にいてくれて本当に良かった。ありがとうドクター。

               

「明日の練習は9時からだぞ!」
ミケーレがそう告げて先に帰っていく。最近では私を待たずにさっさと先に帰るようになった。いい傾向だ。
一人で練習場の入口に向かって歩いていたら、前から十代半ばくらいの下部組織の子が3人歩いてきた。3人とも挨拶もせずに私の顔を凝視している。失礼なガキ共だ。私も負けずに無言で睨み返す。すると、通り過ぎたあとで背後からガキ共の「ベッラ、ベッラ!」という声が聞こえてきた。
あら、なんてカワイイ子たちかしら~♪←おい

               

サンタガタの入口でお抱え運転手アントネッロの車を待っていたら、助手席に件の代理人らしき二枚目を乗せたカルモナの車が戻ってきた。運転席から超笑顔でブンブン手を振ってくる。
仔犬ちゃんご機嫌ね。ビッグクラブから引き抜きの話でもあるの?
カルモナに手を振り返しながら、移籍話を妄想してブルーな気分に浸る私であった。

それから約15分後、カルモナが今度は助手席にミッシを乗せて出てきた。一緒にご飯を食べに行くのかな?
「あー!ジャポネーゼまだいるー!」という感じで、また嬉しそうにブンブン手を振ってくるカルモナ。助手席のミッシの反応はイマイチ。や、イマイチどころか、すげえ浮かない顔をしていた。

今ならミッシが不機嫌だった理由がわかる。例の身なりのいい二枚目が誰だったのかも。
カルモナはガッリポリ戦の翌日にイタリアを発ってチリ代表に合流した。あの二枚目は代理人ではなくチリサッカー協会の人だったのだろう。W杯のために早期合流させて欲しいとレッジーナにお願いに来ていたに違いない。
レッジーナがカルモナの早期合流を承諾⇒W杯で頭がいっぱいのカルモナ超ハッピー⇒友だちであり大事な戦力であるカルモナがシーズン終了までいないことを聞かされミッシ大ショック。そんな図だったのだと思われ。
つーか、私、レッジョ⇒ローマの飛行機でカルモナと一緒だったんだから、「ワールドカップ頑張ってね」くらい言ってあげればよかったな。

南イタリア遠征記2010 | Comments(0) | Trackback(0)
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