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2011/07/08

5日目④:君は日本で人気者?

ボナッツォーリとフィオリッロの元サンプコンビが出てきた。先にボナちゃんにサインしてもらっているあいだフィオリッロはニコニコして待っている。かわいいな、この子。
ボナちゃんも同じくペンが滑らないのだけど、淡々とガタガタのサインをして終了。焦ったような素振りを見せたり、後から書き足したりとか、そういうことは一切しない。こういうのって性格が出て面白いな。
フィオリッロはペン先が引っかかるたびにコロコロ笑っていた。箸が転がっても可笑しいお年頃?

               

ブレダ監督は「うん?」「あれ?」と首かしげながらサインしてくれた。
「ユニの素材のせいなんです。すみません」
なぜか謝ってしまう私。英語でコミュニケーション取れる相手にはついつい言い訳してしまうわ。私のせいじゃないのに。
「これでいいかな?」
ブレダさんは自分のガタガタのサインに苦笑いした後、「チャオ!」と軽く挙手して去っていった。

               

今日も一緒に出てきたヴァルデスとモンティエル。ヴァルデスは私を見るとニッコリ微笑んだ。あ、板前さん今日は私から逃げようとしない。よかった。
「サインお願いします」とマジックを差し出すと板前さんは“OK”と受け取った。いささか焦り気味にサインしてくれた板前さんに「グラッチェ」とお礼を言うと“Not at all.”と返してくる。なんで今日は英語なの?しかも私はイタリア語なのに。簡単な英語だったら俺もしゃべれるんだぜっていうアピールとか?(笑)
モンティが「書けないよ~!」とキャピキャピしながらサインしているのを脇で笑いながら見ている板前さんはW杯落選の知らせからすっかり立ち直っているように見えた。いや、代表命の彼がそんなに早く立ち直れるはずがない。きっと相当無理しているのだ。だけど一見楽しげな板前さんに慰めの言葉をかけるのも躊躇われ、結局この日は何も言えなかった。
板前さんはこの日最後まで英語を貫く。駐車場へ歩いていく二人に「チャオ!」と手を振る私に、板前さんは人差し指と中指をこめかみにビシッと当てて“Good bye!”と挨拶。
うーん、これはアレか?去年私が頑張ってスペイン語で話かけたから、今年は板前さんがお返しの意味で英語を使ってくれたんだろうか?

               

ヴァルデスの車にモンティとアレクシスが同乗して帰った後でカルモナが出てきた。仔犬ちゃんは今日も一人で帰るのね。相変らず私を見ると嬉しそうに顔を輝かせるのが超かわゆい。日本に連れて帰ってペットにしたいわ~。←こら
ニコニコしながら私のところにやって来たカルモナにサインをお願いすると、驚くくらいさらさらとユニの上でペンを走らせ始めた。途中一度だけ軽く引っかかったけど、ほぼ一気に書き切って見せたのだ。他の選手があれだけ苦労しているのに、これはいったいどういうことだ?!
目を丸くしている私の前でサインを終えたカルモナは愛くるしい笑顔と共にマジックを返してきた。
「あ、もう一枚お願いしてもいい?」
とっさに英語でそう尋ねる。あまりに驚いたのでイタリア語が出てこなかったのだ。カルモナは意味がわからずにキョトンと私を見つめる。そういう表情もまたカワイイ
バッグからヤス君のユニを取り出し、「友だちのユニにもサインして」とイタリア語で言うと、ニコッとして再びサインを始めるカルモナ。今度もすらすら書いている。なんでだろう?
ファンサのときは一度に一つのお願いごとがエチケットだけど、一度に二つ以上お願いごとをするときには私なりの必殺技を使っている。
「もう一つお願いしてもいい?私の友達のために。だってあなた日本で人気者なんだもの♪」
そう言われると大抵の選手は喜んで2つ目のお願いも聞いてくれる。だからカルモナにも言ってみた。
「君、日本で人気あるんだよ」
サインしている最中だったカルモナは視線をユニに落としたまま、でもビックリするくらい大きな声で「本当にと聞いてきた。おっと、こんなデカイ声でリアクションが返って来たのは君が初めてだよ。
「本当だよ!」と答えると、弾けるような笑顔と共に顔を上げるカルモナ。疑うことを全く知らない純真無垢な笑顔に軽い罪悪感を覚える私。
いや、嘘じゃない。決して嘘はついていない。私は君の大ファンだし、ヤス君も君のファンだし、遠征記で君のエピソードを書くといつもよりたくさん拍手が押される。少なくても日本に10人は君のファンがいるはずだよ?←たった10人かよ
近くで私たちのやり取りを見ていたおデブちゃんたちが「カルモナ日本で人気なんだって!」と話しているのもカルモナは嬉しくて仕方ないようだった。全くこの世にこんなに純な23歳がいていいんだろうか…。
駐車場から車で戻ってきたカルモナは今日も満面の笑みで窓から手を振ってくれた。
カワイイ。本当にカワイイ。後から羽交い絞めにして首を絞めたくなるくらいカワイイ。←はあ?
ああ、日本に連れて帰っておうちで飼いたいよぉ。

               

ミッシローリにサインをお願いすると、口を半分開けて「あーあーあー」と言いながらサインしてくれた。このリアクションもなかなか面白かった。
ミッシには続けてヤス君のユニにもサインしてもらうつもりだったのだが、そのとき門からコスタが出てきた。初日は練習場におらず、昨日はいつ逃したのかさえわからない。今日を逃すともう会えないような気がしたので、ミッシを解放してあげてコスタを捉まえることにした。ミッシには明日も必ず会えるという根拠のない自信があったのだ。

               
 
コスタは私を見ると「また来たな」てな感じで微笑んだ。初めて会ったときはアヒル口のいたずら小僧だったのに(こいつに日本のアッカンベーに相当するイタリアの変顔をされたことは今でも鮮明に覚えている)、会うたびに大人っぽく、なお且ついい男になっていく。悔しいけれどちょっと時めいてしまう自分がいた。
「サインお願いしてもいい?」
「いいよ」と立ち止まるコスタ。すっげえいい匂いがする。
最初にユニにサインしてもらって(例によって引っかかりまくり)、それから去年撮った写真にもサインしてもらうために「もう一つお願い!」と引き止める。バッグの底に埋もれていたミニアルバムを慌てて取り出し、コスタの写真を必死に探すがなかなか見つからない。一枚一枚写真をめくり、他の選手の写真が出てくる度に「違う、違う」と呟いていたら、コスタが面白がって私の隣に立ち、アルバムを覗き込んで一緒に「no, no」と呟き始めた。そして、ようやく自分の写真が出てくると指差して「ビンゴ!」と叫ぶ。案外ノリのいい奴なのね。
2ショットと単体の写真両方にサインをお願いしたけど、全然嫌な顔をされなかった。それどころか余分に焼いてきた単体の写真をプレゼントすると「グラッチェ」と言いながら右手を差し出してくる。
え?握手してくれるの?
しっかりと手を握られて更にドキドキする私。イケメンにはすこぶる弱い。
すっかりスマートな物腰の好青年に成長したコスタ。嬉しいやら寂しいやら。

               

その後一旦流れが途切れた。この後に出てくるのは怪我の治療をしている選手だけだ。
7時近くなると一緒に出待ちしていたおデブちゃんが先にバイクで帰ってしまう。また私一人かよ。
一人ぼっちになってから最初に出てきたのは、選手ではなくDr.ファバスリだった。
「知っているかい?私はナカムラの一番の親友だったんだよ」とジャポネーゼに繰り返し自慢するムチャクチャお茶目なドクターであった。

               

今日もブリエンツァは私の姿を認めると大きな笑顔で「チャーオ!」と挨拶してくれた。
「サインお願いします!」とマジックを渡し、少しでもサインしやすいようにユニを両手で引っ張って広げる。どうせいくら引っ張っても効果はないものと諦めていたのだが、ブリエンツァもカルモナみたいに何の苦労もなくさらさらとサインを仕上げてみせた。

どうして?!同じユニ、同じペンなのよ?!いったい何が違うの?!

「あの、もう一枚いいですか?」
ヤス君のユニをバッグから引っ張り出すと「いいよ」とニッコリ笑うブリエンツァ。
「これは私の友達に。あなた日本で人気なんですよ」
すると「本当に?」とカルモナと同じ言葉が返ってきた。でもニュアンスは全然違う。カルモナの場合は「マジ?信じられない!」という喜びいっぱいの「本当に?」だったけど、ブリエンツァは「そんなわけないだろ、こら」という疑惑でいっぱいの「本当に?」だった。ま、まずい、完全に見透かされている。30代の大人はそんなに簡単には乗せられてくれないか。
「本当です」
この期に及んでも真面目な顔で言い切る私にブリエンツァは笑いながら首を振る。全然信じていないようだったが、ヤス君のユニにサインしている間ずっと楽しそうに笑っていた。信じてはいないけど嬉しかったようだ。
「サントスとカッショーネがまだ中にいるよ」
今日も親切にまだ残っている選手を私に教えてからブリエンツァは笑顔で帰っていった。

「もう一つお願いしてもいい?私の友達のために。だってあなた日本で人気者なんだもの♪」
今後この必殺技は25歳以下の純真な若者限定で使おうと思う。

南イタリア遠征記2010 | Comments(2) | Trackback(0)
Comment
どーも(^^)d
日本で大人気、カルモナのファンの者ですww なんかカルモナの顔が想像できておもしろかったです(^^) ところで、マッツァーリ監督がインタビューされてる記事見ましたが 改めてすごいひとだったなと思いましたね。 ナポリには少しでも上にいけるように応援したいものです!! 一番応援するのはもちろんレッジーナですけどね(^3^)/
ヤス君、おはよう♪
日本で大人気(爆)のカルモナを今の時期コパアメリカで見られるのが嬉しいですね。
でもチリ代表監督が変わってからはなかなか先発で使ってもらえないのが歯がゆいなあ。
ちょっと彼自身大変な時期かもしれないけど頑張ってほしいです。

マッツァーリ監督が初めてレッジーナに来たシーズンは、まさかあそこまで出世するとは思いませんでした。
そのうち強豪国の代表監督に抜擢されたりするのかしら。何度も言ってるけど日本に来ないかな~。
ナポリは今季CLが楽しみですね!
今季もセリエBではレッジーナ、セリエAではナポリを応援していきましょう♪

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