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2010/11/30

3日目⑤:天然少年フィオリッロ/サントス「元気です」を覚えるの巻

アマラント・ティフォージと折り合いが悪かったマリオ・カッサーノが冬のメルカートでサンプドリアへ逃亡したため、入れ替わりに若干20歳の若きGKフィオリッロがやってきた。この子とは1年前にサンプドリア練習場で会っている。とても真面目そうな子だった。もちろん私のことなんてこれっぽっちも覚えちゃいまい。

フィオリッロ

あのときに撮った上の写真にサインが欲しいけど、私がサンプドリア練習場を訪れたことがフィオリッロを経由して他の選手に知れ渡ってしまうのは困るかも。や、去年の遠征で副会長のレモさんにマッツァーリ監督との2ショット@ボリヤスコを見られてしまい「こら!サンプ練習場へ行ったのか!ダメじゃないか!」と怒られているので、既に周知の事実なのかも知れない。まあ私にはレッジョの英雄マッツァーリ監督に会いに行くという大義名分があったわけだから問題ないわよね?それに万が一レッジーナの選手から「サンプ練習場にも出入りしているの?」と尋ねられたら「レッジーナ戦の前にサンプの選手に呪いをかけに行ったの!」とイタリア語で答えられるよう板貫さんに特訓を受けている。ということで、やっぱりサインを貰っておこう。
ブラウンのコットンニット帽を被ったフィオリッロを「チャオ!」と呼び止めると、ニコニコして立ち止まってくれた。おお、去年ボリヤスコで会ったときよりもカワユイぞ
例の写真をミニアルバムから取り出して差し出すと「うん?」という感じで覗き込む。すぐに「サンプ練習場だ!」と反応するかと思ったけど何も言わない。ひたすらニコニコしている。あれ???
まったく反応がないので、思わず自分から「ほら、これ、サンプドリアの練習場だよ」と振ってみた。すると首をかしげて写真にジッと見入る。そして、しばらくしてから「オ・カピート!(わかった!)」と指を鳴らした。はいはい、やっとサンプ練習場だと気が付いたか、と思ったら、、、

君、サインが欲しいんだね?

私に向かって無邪気に微笑むフィオリッロ。や、確かにサインが欲しいことは間違いないんだけどさ、、、

君、相当な天然だわね…

最後までサンプ練習場だと気付かなかったのか、気付いても彼にとっては大したことではなかったのか、いったいどっちなんだろう???
フィオリッロはニコニコしながらサインを済ませると、「チャオ~♪」とご機嫌麗しく帰っていった。ブッフォンの後継者と言われている逸材らしいけど、この鈍さはGKとして致命的では?ま、カワイイから何でもいいか。←結局はそこに落ち着く

               

去年の遠征でサンプドリア×レッジーナ戦の最中にサントスの靭帯断裂の瞬間を目撃してしまった。シーズン終盤に大怪我をしたものの今季もレッジーナに残れたサントスだったが、ここまでコンディションが完全に戻ることは一度たりともなかった。良くなったと思って試合に出ては悪化して離脱の繰り返し。靭帯断裂から完全復調するのは本当に難しいことなんだと思い知らさる不本意なシーズンとなっている。
そんな状況下でもサントスは今年もビッグスマイルを見せてくれた。本当に精神面が強い人だと思う。

今遠征のベスト・スマイル賞

「サインして」と去年撮った上の写真を差し出すと、「おおー!」とナイスな写りの自分を見て大喜び。写真を指しながら「ベッロだよね」と言ってあげると「今なんて言った?」ともう一度ベッロと言わせようと躍起になる。仕方ないので「ベッロ!」と繰り返してあげたら「おい聞いたか?!ジャポネーゼがベッロと言ったぞ!」とはしゃぎまくって周囲のレッジョの民に自慢しまくる。相変らず面白い奴だ。
「確か英語話したよね?」と確認すると何故か「ノ!」と笑顔で即答する。なんで?去年英語でやり取りしたじゃん。流暢ではなかったけど、それなりに英語でコミュニケーション取れたじゃん。なんで今年は否定するの???
も、もしかしてブリエンツァに「あいつに英語話せるなんて言おうものなら、マシンガンみたいに英語でまくし立てられるぞ!」と警告されたとか?本当にそうだったらどうしよう。

私とサントスが楽しそうに盛り上がっている脇をミッシが爽やかな笑顔で「チャオ!」と通り過ぎていく。あーん、ミッシ行っちゃうの?まあ明日捕まえればいいか。

サインしてもらった写真を受け取りながら、入れ違いにプレゼント用の写真を「これは貴方に」とサントスに渡すと「オー!!!」と感激したあと「アリガトー!」と日本語で返してきた。まあ、アリガトウは誰でも言えるのさ。古くはモザルト、最近ではビアンキやコッツァも言ってくれた。しかしサントスはアリガトウだけでは満足しなかった。“I’m fine.”は日本語で何て言うのか教えろと言う。英語話せないと言いつつ、英語話しているじゃないかサントスよ(笑)
「元気です」と教えると念仏のように20回くらい「ゲンキデス、ゲンキデス、ゲンキデス」と呟く。そして、最後は

「ゲンキデース!チャオ!」

と明るく手を振って帰っていった。
アハハハ。大好きだよ、この人のキャラ。さて、ゲンキデスをいつまで覚えていられるかな?

南イタリア遠征記2010 | Comments(0) | Trackback(0)
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