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2010/08/02

レッジョ編vol.21【チッチョと呼んでもいいですか?】

チッチョとはフランチェスコの愛称、つまりコッツァのことである。
レッジョでは皆コッツァのことを愛情をこめて“チッチョ”と呼んでいる。



徒歩でサンタガタを訪れた火曜日、かなり出遅れたのでコッツァとは練習場の外で遭遇。車で帰宅途上のコッツァは前から歩いてくる私に気付いてくれたけど、すぐにウィンカーを出して曲がってしまった。



水曜日。ミーティング後の一斉下校の群れが去った後でコッツァがクラブハウスから出てきた。今年私はコッツァ相手にあることを実践しようと心に決めていて、ちょっとドキドキしていた。いったいそれは何かというと、他のレッジョの民と同じようにコッツァを“チッチョ”と呼ぶこと。もう私の顔は覚えてくれている。それは昨日の反応で確信できた。初めて会った2004年遠征では愛想が悪かったコッツァ。次に会った2006年遠征では目も合わせてくれなかった。大の苦手だったコッツァが急に優しくなったのは2008年1月遠征のこと。日本語で「アリガトウ」と言ってくれてすげえ吃驚した。チームバスから手を振ってくれてムチャクチャ嬉しかった。私の勝手な解釈だけど、この遠征でコッツァは私を“アマラント・ティフォーゾ”だと認めてくれたのだと思っている。俊輔が移籍しても毎年必ずやってくること。わざわざアウェイのエンポリまで激励に行ったこと。この二つが決定打になったのかなと。2008年5月遠征でも優しかった。だから試してみてもいいよね。“チッチョ”って呼んでみてもいいよね?
ちょっとどころか胃が口から飛び出てきそうなくらいドキドキしてしいたけど、門から出てきたコッツァに思い切って「チャオ、チッチョ!」と声を掛けてみた。それを聞いたレッジョの民が「ジャポネーゼがチッチョって言った!」とざわざわ。いや~ん、やっとの思いで声を掛けたんだから変なふうに冷やかさないでよ~。
周囲が注目する中でコッツァがどんな反応をするのか怖かったけど、コッツァは「お?」って感じで私を見ると穏やかな表情で「チャーオ」と言いながらこっちに歩いてきた。
よかった。これって“チッチョ”って呼んでもいいってことだよね?

コッツァには今年もお土産を持ってきた(去年は闘魂Tシャツ)。それは俊輔がイメージキャラクターになっているフレグランス『メシア10』。俊輔と香水というミスマッチを思い切り笑っていただこうと思っていたのだ。ところが大事なものが見つからない。コッツァを前にしてバッグの中をごそごそする私。
ないよ、ないよ、どうして?もしかして忘れた?
「???」
首を傾げるコッツァに慌てて「写真撮ってもいい?」と代わりにバッグからカメラを取り出す。もちろん「No」とは言わないので撮らせていただいた。

笑顔で写真に納まることは稀です

小物チェッカーの板貫さんによると、コッツァが着ているTシャツはアバクロだそうです。

コッツァはいつも左肩が少し下がっていて、かったるそうにしているんだよね。(笑)
お礼を言う私にコッツァは笑顔で軽く挙手すると、駐車場ではなく門の近くに停めてあった車に乗りこんだ。そして門の前のちょっと広いスペースでUターンすると、走り去る前に私に「チャーオ」と手を振ってくれた。

この日私が何を忘れたかというと、香水そのものではなく、メシア10の広告の切抜きである。

スンタンもこういう広告に使われるようになったのね~

これがないとコッツァに俊輔がイメージキャラクターだと分かってもらえないじゃん。私の貧しいイタリア語では説明不可能。仮に言葉で説明できたとしても、この広告を見て笑ってもらうことが第一の目的だったので意味がない。翌日渡そうと思ってホテルに帰ってスーツケースをひっくり返して探したのだがどこにもなかった。ということで、メシア10でコッツァに笑ってもらう計画はあえなく頓挫したのであった。orz



もう1年以上前のことなので木曜日か金曜日か覚えていないけど、どちらかは逃し、どちらかの日にユニにサインしてもらった。その時も“チッチョ”と呼びかけたら普通に「チャーオ」と挨拶してくれた。コッツァは必ずだるそうに「チャーオ」と伸ばす。それが渋くてカッコイイのだ。

一つ気になったのは、この年のコッツァはファバスリ・ドクターといつも深刻な顔で話し込んでいたこと。コンディションがよくないんだろうか・・・。



土曜日は午前練習の入り待ちをした。ヤス君とわらぴーさんへのお土産のレッジーナ公式キャップへ先着4名様(1つのキャップに2選手のサイン)にサインして貰おうと待ち構えていたところ、最初にやってきたのがコッツァだった。いや、正確に言うと一番はバリッラとマリーノだったんだけど、二人とも早過ぎたのだ。詳しくは二人のエピソードを参照のこと。
朝早くから一人で待っていた私にコッツァはとても優しかった。いや、正確に言うと副会長のレモさんらフロントの人たちと一緒にいたんだけど、ファンは私一人だった。
キャップとサインペンを差し出して「サインして」とお願いすると、ニコニコで応じてくれるコッツァ。この人朝型人間なのかしら。ものすごく機嫌がいい。
サインを終えたコッツァはキャップとサインペンを返しながら、私にイタリア語で話しかけてきた。
「ナーカ、なんとかかんとか」
え?ナーカって俊輔のことだよね?つーか、ナーカしか分かんねー。
「なに?」←思い切り日本語
全く理解していない私のために、コッツァがもう一度同じことを繰り返してくれた。ゆっくり、はっきり、穏やかな笑顔で。
「ナーカ、なんとかかんとか」
ダメだ。2回聞いてもナーカしか分かんねー。なんて馬鹿なんだ自分。
「ごめーん、全然わかんなーい」←これも思い切り日本語
何一つ理解しない私にコッツァは苦笑い。「しょうがねえなぁ」って感じで肩をすくめると、諦めて「アリガトー」と言いながら門の中に入っていった。
隣にいたレモさんが「おお、チッチョは日本語話すんだな」と呟いていたけど、いえ、あの、ビアンキと同じで「アリガトウ」以外は言ったことありませんが。

チッチョー、アリガトー!!!

コッツァの背中に向かって大きな声でお礼を言うと、コッツァは笑顔で振り返り、右手をだるそうに挙げて短く手を振ってくれた。
ごめんねコッツァ。せっかく俊輔のことを話題にしてくれたのに、何一つ聞き取れなくて。
コッツァの口から発せられた「ナーカ」は、とても愛情のこもった響きだった。ちょっと照れた、それでいてとても優しい笑顔だった。
何を言ってくれたんだろう。何を伝えてくれようとしたんだろう。
本当に本当に心残りでならない。いつかイタリア語が上手になったら、コッツァ本人にあの日なんて言ってくれたのか確かめてみたい。

南イタリア遠征記2009 | Comments(6) | Trackback(0)
Comment
今年初のJ
きっとリーメイさんなら、ちょろっと参考書読めば余裕でイタ語できますよ。
実はすでに結構できるんじゃないかと密かに思っています。
週末のチケット買いました。(熊谷開催)
ぴのさん、こんばんはー。
お勧めのイタ語の参考書ってあります?
つーか、ぴのさんちのイタリア語講座楽しみにしていますので、また気が向いたらお願いします。

> 実はすでに結構できるんじゃないかと密かに思っています。
それは大きな誤解でーす。単語2~3個並べるだけですよ。動詞はすべて原形みたいな(笑)
外国人と一緒に働いているので察する能力は高いですかね。

> 週末のチケット買いました。(熊谷開催)
ぴのさん地元ですよね。
こんな猛暑じゃなかったら熊谷デビューしてもいいんですけど、熱射病になりそうなんで私はテレビ観戦します。テレ玉で放映あるかな?
No title
なんか日本語の響きだと「チッチョ」ってカワイイ響きですけど、本人が第3次世界大戦みたいな雰囲気だからそのギャップが・・・

新生レッジーナの様子はどうなんでしょう。
テデスコまでも微妙な立場に追いやられ放出となったら、誰が新兵の面倒を見るんでしょう。
Fillipoさん、こんばんはー。
毎日クソ暑いですねー。夏は嫌いだ・・・(―_―;)

> 本人が第3次世界大戦みたいな雰囲気だからそのギャップが・・・
確かにコッツァって戦争映画で傭兵の役とかやったら似合いそうですよね。演技力があるようには見えませんが(爆)

> 新生レッジーナの様子はどうなんでしょう。
ぐちゃぐちゃです。昨日から始まった合宿第二弾にテデスコが参加していません。
どうしましょうねえ、もう・・・。

> テデスコまでも微妙な立場に追いやられ放出となったら、誰が新兵の面倒を見るんでしょう。
ヴィジャーニがルカレッリ兄のオファーを拒否ってくれたらヴィジャーニ。
ヴィジャーニが出て行ったらプッジョーニかしら。プッジョーニもまだわかりませんが。

この財政難を打開するためにカルモナがロシアに売り飛ばされそうな気がします・・・。


そんなときは
暑いです。
この湿度がいけません。

リーメイさんおすすめの「指さし会話帳」とても使えました。まあ、困った時は「スクージ」「○○(指さし会話帳)ペルファボーレ」でしのぎました。
何とかなりますよ。相手も会話帳を見ながら、「いいもの持ってるわね。」という顔していましたもの。

そういう言葉って知りたいですよね。ええ。
reoさん、お帰りなさい。
イタリアと日本、どっちが暑いですか?湿気がある分やはり日本ですよね?(^^;)

「指さし会話帳」が役に立ちましたか。あれはイタリア語初心者必携ですよね。
あれだけで初めてのイタリアを何とかしのいじゃったreoさん流石です。褒めてあげます。

ただ、会話を深めるには載っている単語が少なすぎるんですよ。今年の遠征にスペイン語版を持っていって、あの本だけで会話を膨らませることに限界を感じました。(^^;)

つーことで、参考書買ってきて勉強します。はい。

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