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2010/05/23

レッジョ編vol.18【かわいい顔した一匹狼バレート&別人28号特別賞ストゥアニ】

サンタガタ訪問初日の火曜日、チケットを買ってオフィスから出たところでバレートの車が私の前を通過した。
「あーーー、バレートだー!!!」と凝視したら向こうも気が付いてこっちを見た。一瞬目が合ったけど、笑うわけでも、無視するわけでもなく、真顔のまま。愛想が悪いとは言わないが、決して愛想がいいとも言えない。なんつーか、反応の薄い子なんだよね。



水曜日は一斉下校の群れから遅れてクラブハウスから出てきたので、写真を撮らせて欲しくて「チャオ!」と話しかけると「チャオ」と返してきて、ちゃんと立ち止まってくれる。基本優しい子なんだけど、決して笑顔の安売りはしない子でもあった。
それにしても、いつ見ても女の子みたいだ。全然男臭くなくて中性的な雰囲気。ついついジッと顔を見てしまう。

なんでそんなに顔が小さいのよ!
なんでそんなに色白でつるんとした肌をしているのよ!
なんでそんなにくっきり二重のキレイな目をしているのよ!
なんで男のくせに女の私よりもかわいい顔してるのよ!


会うたびにマジで腹が立つバレートなのだが、写真写りは壊滅的に悪い。生バレートはとんでもないカワイコちゃんなのに不思議だ。この子の写真と実物のギャップはレッジーナの七不思議の一つである。

フォトジェニックじゃないけどカワイイの

レッジーナのパラグアイ選手といえば私の頭のネジを一発で吹っ飛ばしたパレデスがいるが、バレートにはああいうフェロモンはない。タイプは全く異なるが、サッカーの実力もルックスも今のところパラグアイ産に外れはいない。
・・・あ、共同保有だけどモンティエルがいた。モンティのルックスは当たりに入れていいんだろうか?
※2010年遠征から戻ってからの結論:入れていい
2年振りに会ったモンティはめっちゃ可愛くなっていた。


この後バレートは前述した次節カリアリ戦のスタメンを選手から聞きだそうと躍起になっているおデブちゃんに捕まった。この日一番長くおデブちゃんに捕まっていた選手はヴァルデスだが、バレートも負けないくらい長い時間捕まっていた。選手の皆さん一様に辛抱強くおデブちゃんに付き合ってあげていたものの、ほとんどの選手が「早く帰りたい」オーラを発していて、かなり適当に受け答えしていた。そんな中バレートだけが明らかに対応が違った。真面目に、本当に真面目に相手をしているのだ。おデブちゃん作成カリアリ戦予想スタメン図を、ああでもない、こうでもないと指さしながら、二人でおでこを突き合わせて語り合っている。おデブちゃんから「でも、フランコがDFは4枚だって言ってたよ」なんて言われると「本当?」と腕組みをして真剣な顔で考え込むのだ。こんなしょうもないスタメン予想に、どうしてこんなに真面目に付き合ってあげるんだろう。

いい人を通り越して変な奴なのかも?

因みにこのおデブちゃんとは翌年の遠征で再会した。私のミニアルバムのバレートの写真に20回くらい投げキッスしてきた。相当バレートが好きだったらしい。だよねー。バレートだけだったもんね、真面目にあんたの話に耳を傾けてくれたのは。



木曜日は他の選手にサインを貰っている間に行ってしまった。



金曜日は無事に捕まえることが出来た。良かった、今日も捕まえられなかったら今年はサインを貰えなかったかも知れない。ホッとしながらアマラントユニを広げて「サインお願いします」とマジックを渡す。と、その時、同じくこの日までユニにサインを貰えていなかったランザーロが出てきて私を大いに慌てさせた。このままではランザーロを逃すことになる。どうしよう。
目の前にいるバレートに超失礼だとは思いつつ、

あーーー、ランザーロ待ってー!!←思い切り日本語

と大きな声で叫んでみた。バレートはマジックを持ったまま驚いて私の顔を見つめる。ごめんねバレート。私って本当に失礼な女だよね。
こんな礼を欠くことをしてまで大声で呼んだのに、ランザーロは知らん顔で通り過ぎやがった。コノヤロー。
「あ~、行っちゃった~」と日本語で呟く私を見て、バレートはクスッと笑った。そして、行ってしまったランザーロの背中を指さしてクスクス笑いながら何か言った。「あいつ酷いよね」とか、そんなことを言ってくれたんだろうか。全然わからなかったけど、バレートがこんな風に笑ってくれるなんて初めてのことだった。すげえ嬉しい♪
そこから先はずっと笑顔。丁寧にサインしてくれて、お礼を言うと「プレーゴ!」とニッコリ。恐らく彼も南米人選手だからカルモナとヴァルデスから私の手紙を読まされたに違いない。あの二通の手紙の効力は南米組全体に及んでいた。手紙をスペイン語に訳してくれた同僚ダニエルに多謝。



土曜日の午前練習はアルヴァレスの車でカルモナ、ヴァルデス、ストゥアニが一緒にやって来たが、同じ南米組のバレートだけは1人でやってきた。昨季からそうだけど、バレートは南米組でつるまない。あれは2008年1月のこと。冬メルでパラグアイ人のモンティエルが移籍してきたとき、北イタリア遠征していた私はエンポリでレッジーナご一行様と同じホテルに宿泊していた。あのときまだ18歳だったモンティはバレートにべったりだったが、2008年5月にレッジョに行ったときはバレートの金魚の糞だったモンティは一人でいるかミッシといることが多かった。一方バレートはチリッロとラブラブだった。
私の勝手な想像だけど、バレートはモンティを突き放したんだと思う。イタリアで成功したかったら南米人とばかりつるんでいてはダメだと。バレートは誰よりも早くイタリア語を習得し、移籍してきた年の後半にはイタリア語で堂々とインタビューに答えていた。アルヴァレスにべったりで、1年経ってもイタリア語をまったく話さなかった今季のカルモナとは対照的である。イタリアに来る前に在籍していたオランダのNECでコミュニケーションの重要さを痛感し、あえてレッジョでは南米人とつるまずにイタリア人と一緒に行動することで早く馴染もうと努力していたのではないだろうか。南米人が他にいないのならともかく、何人もいるのに楽な方へ流れないというのはなかなか出来るものではない。「物凄く自分に厳しい人」。それが私の彼に対する評価である。彼はどこのクラブでも、どこのリーグでもやっていけると思う。



ストゥアニには金曜日まで全く会えなかった。練習している姿は毎日拝んでいたのだけど、いつ逃したかすら分からないほど出待ち時は姿を見かけなかったのである。いったい何処に隠れていたんだろう???
金曜日にやっとストゥアニがクラブハウスから出てくるところを確認して、門の前で今か今かと待ち構える。そして私の前まで来たときにスタスタと通過しようとするストゥアニを慌てて呼び止めた。私に名前を呼ばれるとストゥアニはニコッと笑って立ち止まった。今までやたら大人しくて反応の薄い子だったストゥアニが今年はいきなり笑顔だ。これも恐らくスペイン語の手紙効果。(笑)
最初にユニにサインをお願いすると「スィ!」とペンを受け取ってサラサラとサインしてくれた。「もう一つお願いしてもいい?」と試しに英語で話しかけると、ストゥアニは首をかしげて私を見つめる。そうか、同じウルグアイ人でもアルヴァレスと違って君は英語を話さないのね。去年私が撮った彼の写真をミニアルバムから取り出してペンと共に差し出すと、状況を理解したようでニコニコしながら再びサインしてくれた。「これは貴方に」と本人プレゼント用の写真を差し出すと「グラッチェ!!!」と笑顔が弾ける。いやぁ、今年は別人のように軽やかでカワイイわぁ。
去年までは落ち着いた子だと思っていたけど、実際のストゥアニはキャピキャピした22歳の男の子だった。妻子持ちの選手にキャピキャピという形容詞を使うのはいかがなものかと思うけど、でも今年のストゥアニを形容するのに他に適切な言葉が見つからない。フィジカルコンディションもいいんだろうなぁ。練習ではガンガン点を取っていた。練習でどんなにゴールしてもオルランディさんの信頼を得られなくて気の毒でもあったけど・・・。
「グラッチェ!チャオ!」
ストゥアニは後ろを振り向きながら跳ねるように私に手を振って駐車場へ歩いていった。そして駐車場から戻ってきたときには、キュートな笑顔で車の窓から手を振ってくれた。とても子持ちには見えない。バレートも子持ちには見えないけどね。南米人は所帯を持つのが早いなぁ。



土曜日はアルヴァレスの車でヴァルデス、カルモナと一緒にやってきて、満面の笑みで挨拶してくれた。今年の別人28号特別賞を君に贈ります。いらないと思うけど。(笑)

2010年5月24日現在、ストゥアニはレンタル先のスペインリーグ2部のアルバセテで19ゴールを記録している。来季はレッジーナに復帰してゴールを量産するストゥアニを見せて欲しい。

南イタリア遠征記2009 | Comments(4) | Trackback(0)
Comment
代表に選ばれました!
自分のアホブログにも書きましたが、バレートが正式にパラグアイ代表に選ばれました。おめでとう~
選ばれたってことは、ほぼ問題なくプレイできるってことであって当然出てくれるものと信じて期待しています。バンザーイ!

おデブちゃんとのエピソードに笑いました。
ベルガモではその人となりを感じられるほどの出来事がまだなくて残念ですが、南米からヨーロッパに来てプレーする苦労をよく理解している人だという印象は初めから受けていました。
メルカートはワールドカップが終わってからの話ですが、このままアタランタにいてレッジーナと対戦するのも彼にとっては少し複雑かなとも思います。
ま、なるようになりますよね!
その前にワールドカップ!←なんだこのまとめ方は…
HARUKAさん、こんばんは。
私もそちらにコメント残してきたところです(笑)
選ばれましたね。もう嬉しくて嬉しくて。i-237
今年はレッジーナ関係で応援できる国はチリだけかぁと寂しく思っていたところでした。一応イタリア代表にピルロがいますけど、ピルロがいた頃はまだレッジーナの存在すら知りませんでから、バレートとは思い入れの強さが違います。これで板前さんがウルグアイ代表に選出されていれば言うことなしだったのに・・・(遠い目)

> おデブちゃんとのエピソードに笑いました。

アルビノレッフェ戦レポの次の記事(スンタンへのエール記事)におデブちゃんの写真載せます。バレートLOVEなのはこいつか~って笑ってやってください。

もしW杯で活躍できればいい話が来るかもしれませんが、彼はBでもアタランタに残って昨季何も貢献出来なかった償いをしそうな気もします。ま、メルカートはどう転ぶか分かりませんけどね。
そうそう、その前にワールドカップですよ!(笑)
ステキです♪♪
リーメイさんこんばんは!
コメントにお返事ありがとうございます。blog同様に嬉しい気持ちいっぱいで読みました♪
またバレート選手の記事案内までしていただいて、ご親切に心から感謝です♪♪

早速ウキウキ記事を読みはじめた所ですが…どうしましょう…。
初っ端から胸キュンの嵐でキュン死にしそうです(´Д`;)(←バカ)

努力家な所や
おデブちゃんに対する親切で丁寧な態度…リーメイさんが言ってたように ものすごく真面目な人なんですね!
ビックリした顔やクスッて笑った顔も、読んでて彼の表情がすごく想像できて…さぞかし可愛かったに違いない(´∇`)
もう知れば知るほどなんてステキな人なんだって、惚れてまうやろーって心で叫びっぱなしで…こんな真夜中にテンション異様に上がってます(笑)

思わず「ランザーロ選手」って叫んでしまったリーメイさんも可愛かったです。きっとバレート選手もそう思ったんでしょう♪♪

バレート選手と会って話す経験を何度もしてるなんて、リーメイさんすごいなぁ!!羨ましい!!
目を見て話してくれたら、私気を失いそうです(笑)

そうそう
記事は違いますがバルセロナで中村俊輔選手の
写真にサインする際の背番号の気遣いがステキでしたね!(ウェストにサインもらう女性のくだりは笑いました。)

興奮してまたコメント長くなってしまいすいません。こんな勝手なコメントを読んでくださって感謝です。

そして何よりステキな記事に心から感謝ですo(^-^)o
ではまた!
美緒さん、こんにちは~♪
はっはっは。キュン死しそうですか。どうぞどうぞ遠慮なく(笑)
バレートはレッジーナに来たときには既に独身じゃなかったので、カワイイ顔の割には女子ファンには騒がれず、子どもと野郎どもに人気でした。日本に自分に夢中な女性ファンがいると知ったら喜ぶんじゃないかなぁ。
シーズン始まったらアタランタでのプレーをネットでたくさん見てあげてくださいね。何よりもプレーで惚れさせてくれる選手です。順調にステップアップして、いつかビッグクラブでプレーできるといいなって思います。

> バレート選手と会って話す経験を何度もしてるなんて、リーメイさんすごいなぁ!!羨ましい!!

お金と時間に余裕があるようでしたら一度イタリア遠征されるといいですよ。地方の小さなチームは比較的簡単に選手と触れ合えます。私も全然イタリア語が話せない時に(今でも話せないに等しいけど)俊輔に会いにレッジョンに行っちゃいました。行けば何とかなります。で、一度行くと絶対にはまります(笑)
現アタランタには元レッジーナの選手がたくさんいて、私の王子様ニコラ・アモルーゾもいるので、このままアモルーゾが移籍しなければ9月か来年の5月にベルガモを訪問する予定です。本当にベルガモに行くことになったらこのブログで告知しますので、もし一緒に行けそうだったらお供してください。もしくは、現地合流とかも大歓迎ですので。(^・^)

> 目を見て話してくれたら、私気を失いそうです(笑)

大丈夫。バレートだったら目の前で気を失った美緒さんをほったらかして帰ったりしないと思います(笑)

バルセロナ遠征記にも目を通していただけたんですね。ありがとうございます。
俊輔はマリノスデビューからずっと見守っている元祖私の王子様です。俊輔をカワイイと騒ぐ私に注がれる周囲の視線は冷ややかなんですが(^^;)

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