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2009/06/28

2009夏のメルカート情報第3弾 共同保有の行方/DFリッツァート獲得

複数のクラブで一人の選手を保有する共同保有システム。この契約形態は1年ごとに選手を保有しているクラブ同士が交渉を行い、どちらが買い取るのか、もしくはこのまま共同保有を延長するのか、選手の今後を決めることになっています。今年は6月26日がその期限でした。期限までに話し合いで決着が付かない場合は、入札により高い金額を提示した方のクラブが買い取れることになります。

まず交渉で決着が付いたのはモンティエルとサントスの二人。

モンティエル(ウディネーゼとレッジーナ)は共同保有を延長。来季もローンでルーマニアのポリテニカ・ラシで引き続きプレーする模様。モンティはルーマニアで大活躍しているみたいです。1~2年後に大きく成長して戻ってきてくれたら嬉しいなぁ。

サントス(ジェノアとレッジーナ)も共同保有延長で決着が付きました。私としては買い取って欲しかったんですけど、まあ、いなくならなかっただけいいか。
本人も「レッジーナでやらせてくれ」ってコメントを出していたので今頃ホッとしていることでしょう。とにかくサントスはレッジョを相当気に入っているようです。「みんな俺にとても良くしてくれたんだ。ハッピーじゃない状況の時でもそうしてくれた」って、そりゃあんだけ陽気で楽しい人ですからファンの受けが悪いはずはありません。実は私、今年の遠征でサントスにちょっと惚れそうになりました。その話はいづれ遠征記の方で。(笑)

交渉で合意を見出せず入札に持ち込まれたのがセストゥ(アヴェッリーノとレッジーナ)です。27日午前11時に入札の封筒が開封されましたが、残念ながらアヴェッリーノのものとなってしまいました。レッジョ地元紙では「アヴェッリーノは資金難に喘いでおり、セストゥ獲得を狙うビッグクラブがアヴェッリーノの背後についている場合には、レッジーナが入札で勝つのは難しいだろう」と予想していました。もし今夏アヴェッリーノがセストゥを高額でビッグクラブに売り飛ばしたら、その売却先が入札の金額を肩代わりしたクラブということなのでしょう、多分。
ノヴェッリーノ監督はセストゥに大きな期待を寄せていました。またセストゥも「監督の期待に感謝している。Bでもここに残るよ。俺たち、もう一度Aに戻るんだ。4-4-2の中盤のアウトサイドだったら、自分のベストを発揮できると思う」と怪我から早く復帰して新生レッジーナでプレーすることを心待ちにしていました。今頃どんな気持ちでいるんでしょう。セストゥ本人もレッジーナ関係者もレッジョの民も大きなショックを受けていると思います。相思相愛なのに引き離されるのって悲しいですね・・・。

ミランとジェノアの共同保有でレッジーナにレンタルされていたディ・ジェンナーロ(既に返却済み)は入札の結果、かねてから本人が熱望していた通りミランの子になれたようです。よかったね、ディジェ!ラクダに似ているディジェのミランでの活躍を祈ってます。

さて、獲得第一号の話題です。
6月26日レッジーナ公式にてDFシモーネ・リッツァート27歳の獲得が発表されました。アンコーナより完全移籍。レッジーナからアンコーナへはDFコセンツァが共同保有で、Thackray(何て読むんだ?)がローンで差し出されております。

いらっしゃ~い!

うーん、このヘアスタイルはベッカムになりたかったけど近づけなかったんですかねえ?
08-09シーズンはアンコーナで43試合出場1ゴールとなっています。DFなのに身長が174㎝しかないのが気になるところですな。本人のコメントが出たら改めて紹介する予定。

以下は不確定事項です。

ブリエンツァは6月20日付けlivedoorスポーツでこんな記事が出てました。
バーリとパルマがFWブリエンツァ争奪戦
イスキア島育ちで海が大好きなチビッ子ファンタジスタは、何故か美しい海に囲まれたカリアリの熱心な誘いを拒否し続けておりまして、最終的にはバーリ移籍を選ぶのではないかとみられています。バーリにもキレイな海がありますね。パルマは内陸だからその時点でNG?←そういう理由じゃないだろ
あとはバーリがフォーティ会長を満足させられる金額を提示できるかどうかですな。今度こそフランコさんレッジョ脱出なるか?来週へ続く。

前回お伝えしたレッジーナ・ボローニャ間でのバレート+ヴァルデス(二人とも完全移籍)とベルナッチ(ローン)+ヴォルピ(完全移籍)+300万ユーロ(350万という記事もあり)の交換交渉は暗礁に乗り上げているようです。なんでもベルナッチがレッジーナ行きを拒否しているそうで・・・。このまま破談になるかどうかは、もう少し様子を見てみましょう。

マルティーノGMは「評価額よりも少ない額で選手を手放す気は毛頭ない。適切なオファーがなければ選手は残す」と宣言しております。ブリエンツァもバレートも残ってくれたらそれが一番ですけど、クラブの財政はそれで成り立つんですか?

嬉しい知らせとしては、ミッシローリ君がトレヴィゾから、トニョッツィがブレシアから戻ってきて09-10シーズンの戦力となりそうです。まあ夏市場が開いているうちは再び何処かへ貸し出される可能性も十分にあるわけで、ガッカリするのが怖いから大喜びするのはしばらくお預けとします。

ドイツとスペインから大人気のカルモナは、いつの間にか残留確定扱いとなっております。レッジーナ公式で地元紙を読ませてくれなくなっちゃったので、会長を満足させるオファーがなかったのか、いくら積まれても絶対に手放さないと会長が宣言したのか、はたまたカルモナ本人が残留を希望したのか、そこに至る経緯は不明です。てか、メルカートが閉まるまでは安心できませんけどね。これもガッカリするのが怖いから、まだ喜ばないぞー。

今一番気になるのがバリッラとコスタの去就です。これも地元紙を全部読ませてくれないので見出しから推測するしかないのですが、どうやらどちらか一方しか残さない感じでして・・・。現在バリッラはキエーヴォに行く可能性があり、その場合はコスタが残ることになるだろうと。もしバリッラが残るなら、コスタを欲しがるクラブはたくさんあるので行き先には困らないみたいなことが書いてありました。要するにノヴェッリーノ監督の構想では二人のポジションが被っているということなんでしょうか。

獲得はたくさんの名前が挙がって混沌としているので、基本的に実際に決まってから報告するというスタンスでいきます。
あ、でも、元レッジーナのボナちゃんの記事を読んでしまったので、ちょっとだけその話題を。

レッジョに戻ってこられるかなぁ

ESCLUSIVA TMW - Bonazzoli: "Nessun problema a scendere in B"
ボナッツォーリ「Bへ行くことも厭わない」
すみません、訳しません。要約だけ。(笑)
この間の冬メルでサンプドリアからフィオレンティーナにレンタルされたボナちゃんですが、今のところフィオレンティーナは買取の方向で動いていないようです。サンプに戻ったところでカッサーノとパッツィーニの最強2トップに割って入るのは無理な話で、ずっとベンチにいるくらいならフィオレンティーナに残るか、たとえBだろうとシーズン通してプレーできるクラブへ行くことがファーストチョイスだと語っております。また、サンプ時代からノヴェッリーノさんとは良好な関係を保っていて、自分の良さを最も引き出してくれる監督だと慕っています。レッジーナへのラブコールとも受け取れる内容で、読んでいてワクワクしちゃったんですけど、ボナちゃんは高いんだろうなぁ・・・。会長、レンタルで獲得どう?

共同保有の問題が解決したので、月曜日から一気にいろいろな話が動き出すと思われます。

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09-10レッジーナ | Comments(2) | Trackback(0)
2009/06/27

十二日目:フィリッポとの最後のバトル&エピローグ

5月12日(月)曇り

レッジーナ残留祭り記事を読んで超長いフライトを凌ごうとガゼッタ、コリエレ、地元紙数紙を買い漁る。荷造りを完璧に済ませ、後はチェックアウトするだけだったが、いつまで経ってもフィリッポが来ない。板貫さんが公衆電話から何度もフィリッポの携帯に電話を掛けたが、例によって出やしない。このB&Bに到着して以来フィリッポが電話に出たことは一度もなし。まったく役に立たない大家だ。板貫さんの携帯が使えれば朝早くチェックアウトしたい旨を前日にメールで伝えることができた。しかし、それが不可能だったので、今はフィリッポが電話に出てくれないと連絡手段が他に何もないのだ。困った。どうしよう。
てか、大家だったら何時にチェックアウトするか事前に聞くだろ普通?
私は11時10分のローマ行きに乗るので、10時半までにレッジョの空港に到着すればまあ大丈夫だろう。だけど板貫さんはカターニア経由でエンポリに戻るのだ。確か午後2時頃カターニア発だったと記憶している。レッジョからカターニアまではフェリーと列車またはプルマンを乗り継いでいくので4時間以上かかる。それに今日はジロ・デ・イタリアの初日だ。今年のスタート地点に選ばれたカターニアはとんでもない交通規制がかけられている可能性もあるので8時半にはチェックアウトしたい。って、もう8時半過ぎてんだけど?

金払わないで帰っちまおうか?

かなり真剣に無賃宿泊を検討し始める私たち。だって電話に出ないフィリッポが悪いんだし、ここまでの不誠実な対応の数々を考えたら金払わなくても罰は当たらないよね?←いくらなんでもそれはマズイか?
迎えに来た私たちのお抱え運転手のアントネッロも「金なんか払わなくていい!」と大激怒。そこにフィリッポが間抜け面でやってきた。私たちよりも先にアントネッロが大噴火。
しかし、フィリッポはまったく悪びれることもなく精算の手続きに入る。ニヤニヤ笑いを浮かべていて不快この上ない。一言ぐらい謝ったらどうだ、ああ?
フィリッポの相手は板貫さんにお任せして全ての荷物をアントネッロと車まで運んだ。一刻も早く出発しないと板貫さんはフライトに間に合わなくなる。だからスーツケースをさっさと車に積んで準備万端にして欲しいのにアントネッロの怒りが収まらない。「いつまでも怒鳴っていないでスーツケース車に積もうよ!」と身振り手振りで訴えるが効き目なし。こいつも困ったもんだ。
板貫さんが支払いを済ませて出てきて、ようやく荷物を積み始めるアントネッロ。そこからメッシーナ行きのフェリーに乗る板貫さんのために港へ一目散。
板貫さんも怒りが収まらない。チェックアウトが遅れたせいでフライトに間に合わないかもしれないと言っても、最後までフィリッポの口からは一言も詫びの言葉は出てこなかったそうだ。私が今までレッジョで知り合った中で間違いなく最低最悪の男。フィリッポという名の印象が一気に悪くなった。
この宿に泊まってフィリッポとのバトルを制したいというチャレンジャーな貴方、奴をボコボコにして私たちの仇を打ちたいという血の気の多い貴方、AL TEATRO Reggio Calabriaで検索かければヒットすると思いますんで興味があったらどうぞ。ま、私の遠征記を読んでここに泊まりたいと考える人は皆無だろうけど。

結局板貫さんはローマ行きのフライトが遅れたためにピサ行きのフライトに間に合わず、エンポリに到着したのは深夜だったらしい。レッジョ遠征の締めくくりが散々なことになってしまって残念。本当にお疲れ様でした。
私は順調にレッジョ⇒ローマ⇒成田とお馴染みのコースを辿って無事帰国。機内では飽きもせずにレッジーナ残留記事を繰り返し眺めていた。グラニッロで会った英語を話すオジサンに『日本から幸運を運んできた勝利の女神』と認定してもらったのを思い出す。あのオジサンには「毎年この時期に必ずレッジョに来るように」と念を押されたっけ。また来年もレッジーナを残留させるために5月に遠征しなくちゃ♪
ま、この自分は勝利の女神だという根拠のない自信は翌年見事に打ち砕かれるのだけど。



帰国後しばらくしてアモルーゾのトリノ移籍が決まった。彼がいなくなることはサンタガタで会った瞬間に分かってしまったので心の準備は出来ていた。と、自分では思っていたのだが、どうやら頭と心は別物らしい。
Per ○○○ con affetto. (○○○へ、愛情を込めて)
ヘタクソな字でアモルーゾがそう書いてくれたユニフォームを抱きしめて泣いた。子どもみたいにしゃくりあげ、一晩中嗚咽した。

マリノスデビューの日からずっと見守ってきた中村俊輔の移籍で初めて知ったレッジーナ。2005年に俊輔は去ったけど、ワルテル・マッツァーリという魅力的な監督の存在が私をレッジーナに繋ぎとめていた。2007年にマッツァーリ監督は去ったけど、今度はニコラ・アモルーゾというステキな選手が私の心を鷲掴みにして離さなかった。そのアモルーゾもレッジョを去った・・・。
私にとって特別な三人がいなくなったけど、それでも変わらずレッジーナを応援している自分に少し驚いている。



今年も長たらしい遠征記を最後まで読んでくださった皆さん、どうもありがとうございました。

南イタリア遠征記2008 | Comments(9) | Trackback(0)
2009/06/25

十一日目③:アモルーゾと同じ席で最後のディナー

スタジアムからの帰り道、一台の車がクラクションを鳴らして私たちの前で止まった。乗っていたのはお父さん、お母さん、子ども二人の4人家族。レッジーナのマフラーをバッグに巻いていた私に「ステキなバッグだね!」とお父さんが投げキッス連発。お母さんと子どもたちは「しょうもない父ちゃんでスミマセン」という感じで笑っていた。みんな残留が決まって浮かれているね。

その後中央駅付近で変なイタリア語を話す移民2人組がナンパしてきて、しつこく付きまとわれる。こいつらはレッジーナが残留したから浮かれているわけではなく、多分いつもこうなのだろう。レッジョは他の土地に比べると、本当にナンパが多いよねー。

奇跡の残留を果たした去年は街中がお祭り騒ぎで凄いことになっていたけど、今年は幾つかの小規模な一団が時折メインストリートを疾走していただけ。

今年も残留できて良かったね!

歓喜の雄叫びを上げる愛すべきお馬鹿さんたち。

壊れ方も去年に比べると地味でした

今年のイタリア遠征最後のディナーを取るために、先日アモルーゾと遭遇した『Cordon Bleu』へ向かった。

記念に持ち帰った紙ナプキン(笑)

あの日アモルーゾが新聞を読んでいたテラス席のテーブルがうまいこと空いている。が、店のお姉ちゃんは奥の席に通そうとする。いやん、私にとっては王子様と同じ席に座らなくちゃ意味がないの。すかさず板貫さんが「ここがいいんですけど!」と主張してくれて無事アモルーゾと同じ席に座ることが出来た。間接キスならぬ、間接尻接触に成功。←なんだそりゃ

アモルーゾはここで新聞を読んでいたのよ~

私は英語しかダメだけど板貫さんはイタリア語を話すと最初に教えたのに、なぜか若いカメリエーレが必死に英語でメニューの説明を始めた。人の話ぜんぜん聞いてないな?
一通り説明を聞き終えたところで「あの~、彼女はイタリア語話すんだけど?」と言うとカメリエーレは苦笑い。彼の努力に敬意を表して、最後まで英語で受け答えしてあげるべきだったかしら?

食事を楽しんでいる最中に、直ぐ近くで何やら騒動が勃発。パトカーまで出動して辺りは騒然となってきた。レッジーナ残留に浮かれたお馬鹿さんが調子に乗りすぎたのかと思ったら、なんと騒ぎの元は夫婦喧嘩。警察まで巻き込む派手な夫婦喧嘩をするなんて、さすがレッジョの民だわ。←褒めてどうする

何を食べたのか覚えていないのだけど、お手ごろな値段の割に美味しかったと記憶している。お腹一杯で満足して、どっぷりと暮れたガリバルディ大通りを宿に向かって歩いた。
「なんかここ、嘘くさいというか、作り物くさくないですか?」と板貫さん。
あはは。確かにこの時間のこの通りは閉館間際のテーマパークみたいな雰囲気が漂っている。この写真で伝わるかしら。

映画のセットみたい?

私の気分も閉館間際のテーマパークそのもの。明日の朝、私は日本へ、板貫さんはエンポリに戻る。楽しい時間は瞬く間に過ぎていってしまう。あーあ、まだ帰りたくないなぁ。

実は昨夜板貫さんの携帯のプリペイドカードが切れてしまった。今日は日曜日で店が閉まっていて買うことが出来ず、このことが原因で明日フィリッポと最後のバトルが待ち受けていようとは、この時はまだ知る由もなかった。

南イタリア遠征記2008 | Comments(4) | Trackback(0)
2009/06/23

もう決まりですよね?

中村、エスパニョール移籍=古巣の横浜Mに断り-サッカー

最近やたら疑り深くなっておりまして、エスパニョール公式で正式発表があるまでは安心できない私がいます。
とか何とか言いながら、9月の5連休でのバルセロナ行きのチケットを検索したり(当然ですが安いチケットはもうありませんでした)、エスパニョール公式で選手の顔写真を片っ端からチェックしてイケメン探しをしておりましたが。←まずそこかよ

あ~、早く正式発表来ないかな~。

まさかここまで来て 大どんでん返し なんてありませんよね?大丈夫ですよね?

※追記
エスパニョール公式にも来たし、もう大丈夫そうですね。
ローマからバルセロナに飛ぶのと、ローマからレッジョに飛ぶのって、時間的にたいして変わらないのかー。レッジョとセットで遠征するのも比較的楽だし、いつ行こうかなー。来年の5月まで待てそうもないんだけど、どうしましょー。

俊輔 | Comments(2) | Trackback(0)
2009/06/21

シエナ編vol.2【今度は携帯電話問題勃発】

とにかくakiさんの携帯に電話して、この非常事態を伝えよう。しかし、いくらかけても繋がらない。向こうはローマからシエナに向かうプルマンの中だろうか。バスの中だって携帯は通じるはずなのに変だなぁ。仕方ないので向こうから電話して欲しい旨をメールで伝えた。しかし、いくら待っても電話はかかってこない。
困ったときの板貫さんに電話してシエナ練習場の住所を調べて教えてもらう。最初から住所をきちんと調べて書き留めておけばタクシーで行くという選択も出来たのに、どうしてこんな初歩的な情報収集を怠ったんだろう。いくら出発前まで死ぬほど忙しかったとはいえ、あり得ない準備不足を深く反省。
板貫さんにシエナ練習場住所を調べてもらっている間に妹に電話して、akiさんがシエナで泊まるホテルをメールの受信ボックスの中から探してもらった。

そこで新たな問題勃発。

板貫さんも妹も私の携帯に電話しても繋がらないのだ。正確には妹が掛けた電話は一度だけ私の携帯に繋がったが、2回目以降はどこかに電話が転送されて、結局どこにも繋がらないという状態になった。携帯は鳴らないけど着信履歴は残る。だから私の方から電話して板貫さんや妹と連絡を取っていたのだが、後でakiさんからお聞きした話によると、このとき同じことがakiさんの携帯にも起こっていた。要するに私とakiさんの携帯には着信履歴は残るけど掛かってきた電話は繋がらない。故に私とakiさんは互いの携帯で連絡が取れないのだ。おまけに携帯メールも届かない。もう最悪。私の携帯はソフトバンク、akiさんの携帯はau。お互い海外で使えるという触れ込みを信じて持ってきたのに、これは困った。
私は日本では携帯を持たない主義だが、今回の遠征ではシエナで初めてお会いするakiさんと無事合流するために姪っ子の携帯を借りてきた。ちょっと前に義弟君が中国出張の際に同じくこの携帯を借りて持っていったけど、中国では何一つ問題なく使えたらしい。なぜイタリアではダメなの?私もakiさんも海外で使用する際にしなくてはならない各種設定を全て済ませているのに使えないのは何故なの?こんなことなら成田空港でノキアをレンタルしておけばよかった。
これは帰国した今でも原因不明である。ソフトバンク及びauをお使いの皆さん、海外で使えるという謳い文句をそのまま鵜呑みにすると酷い目に遭うかもしれませんのでご注意を。

これはこれからタクシーでシエナ練習場へ行くとか、そんな悠長なことを言っている場合ではない。今せっかくシエナにいるのだから、どうにかしてakiさんと会っておかねば。明日一緒に練習見学をするために、どうやって互いに連絡を取るか決めておかねば。もしくは一切連絡が取れなくてもいいように、待合わせ場所や時間など明日のスケジュールを明確に決めておかないと、これはとんでもないことになるぞ!
この時点で私は自分の携帯メールが届かないことを知らなかったので、ひたすらakiさんにメールを送り続けていた。妹に頼んで日本からもakiさんの携帯に電話してもらったり、メールを送ってもらったりしていたのだけど、まったくakiさんから反応がなかった。しかし、1通だけ携帯メールではなくhotmailのアドレスに送ったメールがakiさんに届いていた。それも約2時間という時間差で。どうやら携帯メール同士はダメだが、hotmailには1~2時間遅れでメールが届くらしい。これも後で分かった話だけど。
この時点でメールが届いていないと知らない私は、バスターミナル正面のエクセルシオール・ホテルの前でakiさんを待ち続けていた。もう待つ意外に何をしたらいいのか分からなかったのだ。
だんだん寒くなってきた。元々プルマンの冷房が効きすぎていて体が冷えていたのに、曇りで天気が悪いので時間と共に気温がぐんぐん下がっていく。5月なのにシエナはどうしてこんなに寒いの?5月のレッジョは夏なのに。ああ、寒くてお腹が痛くなってきた・・・。

3時間が経過し、寒さと疲労でこのままフィレンツェに帰ろうかと思い始めたときにhotmailのakiさんのアドレスから私の携帯にメールが届いた。しかし最初に送った「akiさんのホテルに私が行きます」という内容のメールしかakiさんには届いていないようで、「ホテルのロビーでお待ちしています」という返事だった。実は私、シエナはほとんど土地勘がないし、今日は本来ならシエナに来る予定はなかったのでガイドブック(地図)を持っていなかった。だから妹からakiさんのホテルの住所を教えてもらっても、そこがどこなのか皆目見当がつかなかったのだ。だから次のメールで「やはりバスターミナル正面のエクセルシオール・ホテルの前で待っているので来てください」とメールしたのだった。どうしよう。下手に動くと2通目のメールを読んだakiさんと行き違いになるかもしれない。もうここまで待ったら、とことん待ってみようじゃないか。そう心に決めた。
そして30分後、ストレートの長い黒髪の女性がこちらに向かって歩いてきた。akiさんかも?!と喜んだが、彼女の顔に笑顔はなく、難しい表情で“Are you Japanese?”と英語で話しかけてきた。
は?英語?akiさんじゃないのかしら?
“Yes?”と応えると「あなたは○○○○ですか?」と同じく英語で私の名前を聞いていた。ああ、間違いない、akiさんだ!
「akiさんですよね!」と日本語を発する私にようやくakiさんも笑顔を浮かべてくれた。ああ、良かった!やっと会えたよ~!

あの~、akiさん、私って日本人に見えませんでした?

それからakiさんのホテルに行って、ロビーのソファーで打ち合わせ開始。なんとakiさんは今まで一度もサッカー絡みの旅をしたことがないのに、ここに来るまでの間にわかりづらい場所にあるシエナポイントを探し当て、明日はモンテパスキ・アレーナで練習試合だということを店員から聞きだしていた。

素晴らしい!なんて見込みのあるお嬢さんだ!

既にこの時点で彼女を遠征仲間に引きずり込むことが決定!(笑)
明日の予定をきっちり詰め、再びバスターミナルまで送ってもらってフィレンツェに帰った。一緒に夕飯を食べるには余りにも疲れきっていたので、楽しいディナーは明日に持ち越し。明日はきっとアモルーゾにも会えて、とてもステキな一日になるに違いない。

南イタリア遠征記2009 | Comments(6) | Trackback(0)
2009/06/20

十一日目②:レッジーナ×エンポリ 試合中~試合後の風景

試合レポはこちらのエントリーを参照のこと。ここではそれ以外のことを書き記しておく。
セリエA第37節レッジーナ×エンポリ 3連勝で1節残して残留決定!
アモルーゾ・ウォッチャーの私としては、グラニッロでレッジーナの選手としてプレーする王子様の最後の勇姿を目に焼き付けようと必死だった。それは私だけでなく、グラニッロを埋め尽くしたレッジョの民全員が同じ想いだったに違いない。1点目のバレートのゴールはただただ嬉しいだけだったけど、2点目のアモルーゾのゴールは両手を突き上げて歓喜しながらも、言いようのない寂しさが胸を覆い尽くしていた。
試合終了間際、オルランディ監督はアモルーゾとストゥアニと交替させて、ファンに感謝の意を表す場を設けてくれた。もちろん観客は総立ち(私の隣に座っていたエンポレーゼ一名は除く)。来季アモルーゾがいなくなることは誰もがわかっていた。3年間の感謝の気持ちを込めて割れんばかりの拍手が送られ、両手を挙げてそれに応えるアモルーゾ。両の掌が真っ赤になるほど手を叩き続けながら、私はちょっとした恐怖に襲われていた。そう怖かったのだ。アモルーゾがいなくなることで今まで一生懸命にレッジーナを応援してきた気持ちに区切りがついてしまいそうで、毎年お金と時間をやりくりしてイタリアまで駆けつけた情熱に変化が生じそうで、怖くて怖くて仕方なかったのだ・・・。

この試合に勝利したことで1節残して残留が決まり、試合終了と同時にクルヴァの最前列からピッチになだれ込むティフォージ。

私も一度やってみたい

選手は揉みくちゃにされて、次々と身包み剥がされてパンイチ姿に。拡大写真なので画質が悪いけど、こちらはチェラヴォロとミッシローリ君。

チェラヴォロいい体してるわね(笑)

こっちはストゥアニとカッショーネ。みんな見事な脱ぎっぷり。(笑)

ストゥアニは意外とノリがいい

ここからは試合後の出待ちの様子。

練習の出待ちの10倍は人がいる

内側もティフォージでぎっしり!

暑苦しくて息苦しい空間

ここでもNAKAMURAさん発見!

さすがに毎年数は減ってます

選手が出てくるのを待っているときに、いきなり背中をバシバシ叩かれた。痛えな、何だよ?
振り向くと若い兄ちゃんが「チャオ、チャオ!」とニコニコ笑っている。いきなり握手まで求められた。誰だっけ?
ああ、思い出した。サンタガタで私の年齢をしつこく尋ねてきたあの阿呆だ。あの時ちょっと話しただけなのに、まるで旧知の知り合いみたいに振舞える兄ちゃんの馴れ馴れしさに脱帽だよ。南は概してこんな奴ばかりだけど。(笑)

浮かれたファンで賑わうスタジアム周辺にはこんなキュートなワンちゃんもいた。愛犬を撮られて飼い主の姉ちゃんも嬉しそうだった。

かわゆいワンちゃんでした

エンポリのチームバス周辺には「セリエB!セリエB!」と野次を飛ばすお行儀の悪いレッジーナサポとエンポリの選手のサインが欲しいチビッ子たちが群がっていた。因みにジョヴィンコちゃんが一番人気だったらしい。ここでも一番前に陣取っていた板貫さんはエンポリに戻った後、エンポリの選手たちに「レッジョにいたでしょ?」と聞かれたそうな。(笑)

アウェイチームは柵越しにしか触れ合えません

去年は奇跡の残留を果たしたので試合後にパレードがあったけど、今年はまさか今節で残留が決まるとは思わず何の準備もしていなかったらしい。ということで、ファンは興奮しているものの特別なことは何もなし。選手はみんな残留が決まって大喜びのファンに囲まれていて近くに行けなかったし、警備も厳しくなってきちゃったので、私たちは少し離れた場所でエンポリのバスが来るのを待ってお見送りしようということになった。一旦スタジアム前の広場まで戻り、エンポリのバスをじっと待つ。しかし、これがなかなか来ない。もしかして私たちが待っている方向とは反対側に行ってしまうのだろうか。
「バス来ませんねえ」と言いながら、首を伸ばしてそっちの方角を覗き込んだ私の目に思いがけないものが飛び込んできた。慌てて首を引っ込める私に「どうしました?バス来ました?」と板貫さん。

「バ、バスじゃなくて、番長が来ます!」 と私。

そう、エンポリのバスではなく、コッツァが嫁と手を繋いでこっちに歩いてくるのだ。試合後はいつもこんな風に二人で仲良く歩いて帰るのだろうか。
コッツァは私たちに気がつくと「チャーオ」と普通に挨拶してくれたけど、嫁は「ふん!」とそっぽを向いてツンツンしながら行ってしまった。感じ悪~い!!!
「いくら選手がいい人でも嫁が感じ悪いとガッカリしますよね~」と二人の後姿を見送りながら私たちの言いたい放題が始まる。それにしてもコッツァ嫁はデカイ。ハイヒールを履いているとコッツァよりもデカイ。ミスイタリアっていうのは、あれくらい背が高くないとなれないのね。
で、結局エンポリのバスはこっちに来たんだっけ?来なかったんだっけ?コッツァ嫁が強烈すぎて他の記憶はすっ飛んでしまった私であった。

南イタリア遠征記2008 | Comments(2) | Trackback(0)
2009/06/18

2009夏のメルカート情報第2弾 ノヴェッリーノ監督就任/チリッロ再びギリシャへ

ノヴェッリーノ監督の就任会見が6月15日(月)にサンタガタで行われました。大勢のティフォージとマスコミが見守る中、練習グランドのピッチ上に設けられた青空会見場にて意気込みを語っております。集まった人たちがあまりに多過ぎてプレスルームに収まらなかったみたいですね。注目度の高さが伺えます。
えー、長い記事なのでノヴェッリーノ監督のコメントだけ拾って訳します。

レッジーナをお願いします

Reggina: Novellino "Voglio riportare il club in A"
レッジーナ:ノヴェッリーノ「クラブをAに導きたい」
私は多くを語るタイプではないんでね。私の唯一の目標はレッジーナをAに導くこと。それだけ言っておきたい。
私はこのクラブを、この素晴らしい都市を、そして我々全員の望みに到達する可能性を信じている。
我々はカミッレーリ、バリッラ、セストゥ、サントス、カルモナといった重要な若者を有している。ランザーロのことも忘れたくない。彼は中央でやらせれば、ここ数年右に配されていた時よりも遥かにいいプレーができるだろう。彼らと共に我々は再出発する。経験の少ない選手の成長を促してくれる者たちを傍らに配置することになるだろう。
同時に我々はある一定のレベルに達した選手たちも有しているが、我々と一緒に闘うためにレッジョに残る情熱を持たない人間を引き止めても仕方がないことは明らかだ。
プレシーズンの合宿についてだが、昨季のオルランディのように30人もの選手を連れて行くつもりはない。クラブと話し合っているので、マルティーノは私を満足させるにはどうすればいいか分かっているよ。私はどこでも勝てるようなフォーメーション、つまり4-4-2を維持する。
セリエBのリーグ戦は長くて疲れるものだが、私の意見としては、いいスタートを切るために熱狂を作り上げることが大事だ。それがあれば最初の段階から我々に決定的な後押しをしてくれる。対戦相手としてレッジョにやってきて、私はしばしば勝たせてもらったが、めったにない幸運だったよ。ここは本当に難しいスタジアムだからね。私の目標はグラニッロに皆のエネルギーの頂点を戻すことだ。
ティフォージと良好な関係を作り上げたいので非公開練習はほとんどしない。やったとしても週に1回だな。また、会長にはプレシーズンの合宿の最初の3日間をサンタガタでやるようにお願いしているんだ。チームと町の絆を深める手始めとしてね。
私にとって重要なカンピオナートだ。トリノでの落胆から自分を取り戻したい。イタリアで最高の監督の一人だと見なされている者によって、これ以上どうやって仕事をしたらいいのか分からない者は追い越されて行くものだ。ここで私はやり直したい。やる気に満ちているよ。


ヴェネチア (1997-98)
ナポリ (1999-2000)
ピアチェンツァ (2000-2001)
サンプドリア(2002-2003)

ノヴェッリーノさんが過去にBで指揮を執った上記4チームは全て一年で昇格しています。正真正銘『昇格請負人』でございます。レッジーナとの契約が1年ぽっきりなのも「絶対に1年で昇格させられる!」という自信の表れでしょう。
新しいスタッフとして助監督にフランチェスコ・ペドーネ氏、トレーニングコーチ(フィジカルコーチ?)にフェレット・フェレッティ氏を連れてきました。練習内容もガラッと変わるのかなあ。でも、基本的に練習公開というのは大歓迎です。
レッジーナ公式の動画サイトREGGINACALCIO.TVにノヴェッリーノ監督サンタガタ初出勤日の動画がありますが、最後にトレーニングルームでサントス、セストゥと笑顔で握手してました。靭帯をやっちゃった2人はジムでリハビリするまでに回復しているんですね。来季は中心選手だと言われて張り切っていることでしょう。
一つ気になるのはノヴェッリーノ監督の口からコスタの名前が出なかったことでして、言い忘れたのか、構想に入っていないのか、どっちなんでしょ?
コスタは今季チームの最多出場時間(3140分)を誇ってます。これだけ貢献したのに、もし来季出番がなかったから可哀想だなぁ・・・。
因みに出場時間2位はバレートの3011分、3位はカルモナの2917分です。この2人は南米予選もほぼフル出場してますし、両方でこんだけこき使われてぶっ壊れなかったのが本当に凄い!
ついでにチームのアシスト王はコッツァの4回。次いでバレートとブリエンツァの2回となってます。
おっと、話が逸れましたが、ノヴェッリーノさん、レッジーナをどうぞよろしくお願いします!1年で昇格、頼みましたよ!

さて、ここからは気になるメルカートの噂です。
カルモナの代理人によると、今季リーグ戦にコンスタントに出場し、チリ代表でも最近のW杯南米予選(パラグアイ戦とボリビア戦)で素晴らしいパフォーマンスを披露した22歳のカルモナには、ドイツ(ヘルタ・ベルリン、ホッヘンハイム他)とスペイン(ビジャレアル、レアル・サラゴサ他)から話が来ているそうです。これからこれらのクラブと交渉を開始し、その後フォーティ会長とオファーを検討するとのこと。断れないようなビッグオファーがあれば会長は手放すだろうし、その際はドイツに行くことになるだろうなんて言ってます。
しかしレッジーナはカルモナをヴォルピ(現在獲得交渉中)の隣でプレーさせることによって成長させたいようです。この調子で成長を続ければ来夏のメルカートの目玉になるでしょうし、今焦って売ることはないですよね。次の遠征でもこの子をいじって遊びたいで、私のためにもぜひ残してください。

フィオレンティーナ、アタランタ、ウディネーゼ、ラツィオ、バーリ、ボローニャとイタリアのクラブから超モテモテのバレートですが、本人が行きたいのはラツィオだそうです。あそこのケチケチ会長には昨夏レッジーナとアモルーゾが酷い目に遭わされたので、今年は関わりたくないんですけど・・・。マルティーノGMによるとバレートはイタリアでの成功を望んでいるので、海外のクラブと交渉するつもりはないとのこと。
バレートがフェリペ・メロの後釜としてフィオレンティーナに行くのではという噂についてヴィジャーニがこんなコメントを残してます。
「彼はフェリペ・メロと比べると筋肉質じゃないし、背も高くない。でも強い気持ちとゴールのセンスを持っている。エリア外から打っていくしね。俺、バレートとはよくロッカールームでフィオレンティーナからの興味について話したんだ。でも彼はこの交渉の件で動揺するようなことは一度もなかった。」
ヴィジャーニは自分がフィオレンティーナに行きたいからバレートが羨ましいんだろうなぁ。

同じくモテモテなブリエンツァは「自分の力でレッジーナをAに昇格させたい」という想いと「やっぱりAでプレーしたい」という想いの狭間で揺れているそうですが、どうやら後者の気持ちの方が勝っている模様。現在一番熱心なのはカリアリらしい。

以下、放出関係を箇条書きで。

プッジョーニ:ボローニャから興味

ヴァルデス:パルマ、シエナ、ボローニャ、アタランタから興味

ストゥアニ:レアル・ソシエダから興味

ラキッチ:オーストリアに返品?

モンティエル:レンタル先のポリテニカ・ラシ(ルーマニア)が完全移籍を希望

アルヴァレス:トリノから興味

オルランディさん:テルナーナが新監督にご所望

ここからは獲得関係。

ノヴェッリーノ監督を慕ってレッジーナにやって来るのでは?と言われている選手たちは、ボナッツォーリ、ヴォルピ、フラーキですが、まだ何も確定していません。
ヴォルピに関しては一番最近の記事で、レッジーナとボローニャの間でバレート+ヴァルデス(二人とも完全移籍)をベルナッチ(ローン)+ヴォルピ(完全移籍)+300万ユーロで取引の交渉中というのがありました。価格的にはこれで釣り合っているんでしょうか?

テデスコ復帰説はフォーティ会長があっさり否定。

バイオッコ獲得の噂もあり。

つーか、監督が決まって一斉に選手の去就が動き出して、何が何やらの混沌状態です。いろんな名前が出てきて追いつけません。

バイバイ、チリッロ!

チリッロがレッジーナと契約解除したのが6月9日のこと。そして12日にギリシャのPaok Saloniccoへの移籍が決まりました。チリッロは以前Aekアテネに所属していたことがあります。
結構面白いことが書いてあったので、チリッロのコメントだけ拾って訳しました。
...con Bruno Cirillo
アテネのAekでとても素晴らしい3年間を過ごしたことを思い出して、ギリシャに戻ることに決めたんだ。ギリシャ復帰の可能性はずっとあった。俺のことを強く求めてくれたしな。契約のある2年間、うまくやれると思うぜ。スクデットのために戦い、CLでプレーするのは大きな満足だ。これらはサッカー選手にとって究極の野心だろう。俺にとってその可能性は、イタリアよりもギリシャでえらい容易に手に入れられるものなんだ。順調に行くといいなって思うよ。ここには美しい思い出があるし、たくさんの人々が俺を待っていてくれた。だから自分の価値を皆に示したい。
~中略~
クラブと話し合い、それと会長とも話し合って、自分の名前がレッジーナのプロジェクトに入っていないことを理解した。そんなわけで契約解除という決定を共に下したんだよ。
レッジーナは若い選手と共に再出発したがっている。チームにセリエBを熟知している何人かの選手を配置しつつな。彼らは優秀な監督を迎え入れた。間違いなく行く手は明るいよ。バリッラ、カルモナ、コスタは残ってくれるって信じている。こいつらみんな若いのにセリエAでスタメンだったんだぜ。こいつらの傍らには経験豊かな選手が据えられるだろう。選手が有り余っている中で全ての選手が居場所を見つけるのは簡単じゃないから、そういう選手は出て行くことになるだろうな。
ヴィジャーニは契約が満了するし、クラブが奴との関係を継続させるかどうかは分からない。ブリエンツァとバレートは価値のあるプレーヤーだし、まだ若いから、メルカートで注目されるだろう。クラブが資金を調達できるかどうかも確認しないといけないしな。コッラーディはウディネーゼで成功するだろう。いい選手だし、人間性も素晴らしい。うちで10ゴール挙げたんだ。大きな可能性を秘めたチームへ行って、たくさんゴールするって信じているよ。
アモルーゾとビアンキがネガティブなシーズンを送ることになるとは本当に想像していなかった。でも明日はわが身っていうか、シーズン通して選手が思うような成績を上げられないことはカルチョでは起こり得ることだ。
レッジーナはどこが間違っていたかって?ラストスパートで再浮上する可能性があったし、残留の可能性を感じられるゲームはしていたと思う。でも、よそのチームと比べるとちょっと軽かったかもしれないな。でもそれは大した事じゃない。勝たなきゃいけない試合で負けた。これが差を生んだんだ。いろいろミスも犯したが、最後まで俺たちは努力した。
勝ち点は降格に相応しかっただろう。カルチョでは数字が一番大事なんだ。トリノ、レッチェ、レッジーナは他のチームよりも勝ち点が少なかった。それが全てさ。
トリノの降格は意外だった。カンピオナートの初めから、あの組織を見てまさか降格するとは思わなかったよ。経験とクオリティを備えた選手がたくさんいたのに、最後は団結することが出来なかった。


チリッロはレッジーナでキャリアを終えたかったんですよね・・・。残念ながら去ることになりましたが、ギリシャからずっとレッジーナのことを温かく見守っていてくれると思います。
見掛けによらず優しい人で、どんなにポカしても嫌いにはなれませんでした。レッジーナの最強ネタキャラがいなくなってしまうのは寂しいです。ギリシャで頑張ってね、チリッロ。

09-10レッジーナ | Comments(2) | Trackback(0)
2009/06/15

シエナ編vol.1【どうしても辿り着けないシエナ練習場】

5月5日から3日間宿泊したのはフィレンツェのホテルだけど、あえてシエナ編とする。だってアモルーゾに会うために毎日シエナに通ったし、フィレンツェでは観光すらしなかったから。じゃあ最初からシエナに泊まればいいじゃないかと言われそうだが、8日金曜日の朝に列車でジェノヴァへ移動することを考えるとフィレンツェにいるのが一番楽なのである。フィレンツェ⇒ジェノヴァの直通列車はあるが、シエナ⇒ジェノヴァの直通列車はない。重いスーツケースを持っての乗り換えは大変だ。また、ホテルの選択肢もシエナよりもフィレンツェの方が圧倒的に多いとなれば、必然的に宿泊地はフィレンツェとなる。

ということで、今回予約を入れたのはここ。
Hotel Universo(私が泊まったときは一泊79ユーロ)

こじんまりした三ツ星ホテル

リンク先のホテルのフォト集を見ていただければ分かるとおり、小ぎれいで快適な部屋だった。電話もテレビもあるし、普通のバスタオルもあるし、スーツケースを広げるスペースもある。おまけにサンタマリア・ノヴェッラ駅まで徒歩3分という立地の良さ。従業員はほぼ全員英語を話し、クレジットカードでの支払いは円とユーロの好きな方を選べる。
ここからは良くないところ。
私の部屋は中4階なので、エレベーターで5階まで行ってから階段で中4階まで降りなければいけなかった。ホテルにポーターはいないし、フロントの姉ちゃんはもちろん荷物を運んではくれない。
シャワーカーテンの作りがお粗末で、カーテンが体にへばりついてしまって非常に不愉快。
ネット接続料を一日5ユーロも取りやがる。一日1時間半しか使わなくても、しっかり5ユーロ請求してくるのだ。しかもワイヤレスなのにビジネスセンターかエントランスホールでしかネットさせてくれない。部屋でネットしていると見つかり次第接続を切られてしまう。良くも悪くもビジネスライクなホテルだった。

午後2時にならないと部屋の準備が出来ないと言われたので、フロントに荷物を預けてサンタマリア・ノヴェッラ駅と隣接している長距離バス(プルマン)乗り場へ向かった。シエナ-フィレンツェ間を結ぶSITA社の窓口でシエナ練習場のあるColle di val D'Elsaまでの往復チケットを購入。時刻表は事前にネットで調べたものと同じだった
Colle di val D'Elsaのバス停からはシエナ練習場へ行ったことがある遠征仲間のKちゃんに貰った地図があるので問題なく行けるはず。あと数時間でアモルーゾと再会できると思うと胸が躍った。私のことを覚えているだろうか。
お腹が空いたのでバールでパニーニとカプチーノを食し、2時ピッタリにホテルに戻って部屋に通してもらった。大急ぎでアモルーゾへのプレゼントや去年の2ショット写真等をスーツケースから取り出してバッグに入れ替え、2時40分発のプルマンにギリギリで間に合った。3時45分にColle di val D'Elsaに着くから出待ちには十分に間に合うはずだ。異様に冷房の効いた車内で寒さに震えながら、アモルーゾに会ったらこんなことを言おう、あんなことを言おうと頭の中でシミュレーション。ばっちり脳内準備が整った状態でColle di val D'Elsaで下車した。

とりあえず方向音痴の常として、まず右に行くのか左に行くのかが分からない。地図をどっちの方向に向けて見ればいいのかが定まらないのだ。そこで、バス停の近くでタバコを吸っていたオジサンに「シエナ・カルチョの練習場へ行きたいんですけど」と尋ねると「バスに乗ってシエナへ行け」と言う。いや、練習場はシエナじゃなくてColle di val D'Elsaにあるんでしょ?
別のオジサンにKちゃんのくれた地図を見せながらシエナの練習場へ行きたいと言うと、先ほどのオジサンと同じく「バスの乗れ」と言う。そんなはずはない。ここから歩ける距離のはずだ。ここが最寄のバス停なんだから。
それから少年から爺さんまで10人以上に尋ねたが、ほとんどの人が分からないと言う。ええ~、貴方たちの町でシエナの選手たちが練習しているのに知らないの?イタリア人だからって誰もがカルチョに夢中というわけじゃないってこと?
埒が明かないので地図を頼りに自力で練習場を探すことにした。しかし、通りの名前が地図と一致しなくて困り果てる。2時間ほど歩き回り、更に10人くらいの人に尋ねたけれど、やはり「知らない」か「バスに乗れ」という返事しか返ってこず、とうとう練習場には辿り着けなかった。時計を見ると5時半をとっくに過ぎている。アモルーゾ、もう帰っちゃっただろうな・・・。
疲れ果ててバス停に戻り、30分後にやってきたフィレンツェ行きのプルマンに乗って帰った。
今にして思うと、この日の練習はColle di val D'Elsaではなく、シエナにあるスタジアム『モンテパスキ・アレーナ』で行われていたのかもしれない。シエナは時々スタジアムで練習しているらしい。それならオジサンたちが「バスに乗れ」と言ってきたのも頷ける。今更確かめようのない事だけど。

5月6日(水)曇り

午前中はネットでレッジーナ情報&アモルーゾ情報をチェック。アモルーゾに関するニュースは特にない。ということは元気な証拠。練習場へ行けば会えるだろう。
今日の午後にはガロッパファンのakiさんがシエナ入りすることになっている。明日一緒に練習場へ行く約束をしているので、今日絶対にシエナ練習場の場所を突き止めないといけない。そこでKちゃんに電話で助けを求めたところ、プルマンのドライバーに地図を見せて「ここの場所にあるシエナ練習場へ行きたい」と言えば近くで降ろしてもらえるというアドヴァイスを貰った。昨日よりも1時間以上早くバスターミナルへ行き、ヘタクソなイタリア語ながら着実にそれを実行。ドライバーは愛想のない男性だったが頷いてくれたので、練習場の近くに来たら降ろしてくれるものだと信じていた。
しかし、最後までドライバーから声をかけられることはなく、冷房が効きすぎの車内で震えているうちに終点のシエナに到着。おいおい、練習場で降ろしてくれるんじゃなかったのかよ!
私のイタリア語が下手過ぎて伝わらなかったんだろうか。それともドライバーは実はフィオレンティーナ・ファンなんだろうか。それで私はシエナファンと思われて意地悪をされているのだろうか。←ありそうじゃない?
バスから降りて途方に暮れる。さて、いったい私はどうすればいいんだろう。通りの反対側右斜め前に公園が見えたので、そこで落ち着いて考えを巡らすことにした。

この公園で3時間も過ごすことになるとは・・・

南イタリア遠征記2009 | Comments(8) | Trackback(0)
2009/06/14

08/09レッジーナ合格/不合格

Goal.comに08/09レッジーナ合格/不合格があったので訳してみました。例によって怪しい訳ですけど。
Promossi&Bocciati della Reggina 2008/2009: Per i calabresi una stagione da dimenticare

再び猫と狐のだまし合い:
あまり楽しくない内容なので要約だけ。えー、これは今季復活したフォーティ会長とマルティーノGMのパートナーシップについて書いてありますが、その成果はクライチクを3年契約で獲得したのみ。しかも既に契約解除していて一銭の得にもなっていないと批判しております。評価4だそうです。

若者たちと一緒に楽しい時間を過ごす・・・:
サンタガタは海峡に横たわる素晴らしい都市の南の郊外にあるスポーツのオアシスだ。レッジーナ・カルチョが所有する組織で、フォーティのマネージメントの小さな穴に咲く花。ここで何百人もの若者(カラブリア人もそうでない者も)が育ち、この組織の本物の心がここで鼓動している。何もかもが素晴らしいが、しかしトップチームは別物だ。アマラント育ちの彼ら全員を試合に出すことは賭けだった。そして負けた。何故なら若者と一緒だと楽しい時を過ごせるのは事実だが(今季はそういう楽しいことすら無かったが)、しかし勝てない。若者のカルチョというものは、経験と適切な技術的マネージメントの助けがなければ、ロマンティックなユートピアに過ぎない。
サンタガタに評価9、無理強いされた未熟な戦列に評価3


確かにレッジーナの元プリマヴェーラ監督のオルランディさんは自前の若手にこだわり過ぎて自滅した感は否めません。特に大敗したサンプドリア戦とか・・・。また、若手でもセストゥやディジェみたいなよそのクラブから借りてる選手は、監督がオルランディさんじゃなかったら、もっと出場機会を得られたんじゃないかなと。セストゥなんて冬にピッロン監督が就任しなかったらシーズン通してまったく使われなかった可能性もあるわけで。とはいえ、選手起用に監督の好みが反映されるのは当然のことですし、今更批判したところで降格という事実は変わりませんが。

オルランディの夢:
宇宙飛行士になるのが夢という人がいる。ある人はロックスター。監督という人もいるだろう。
もし貴方が『不運』にも最後の夢を持ったとして、誰かが貴方にセリエAで指揮を執ることを提案したなら、貴方は、、、貴方はそれを拒否するだろうか?そして、申し分のないネヴィオを指名したかどうか?
クラブの人間で、洗練された人物で、元オブザーバー。クーデターを起こしてアマラントのベンチに座ったわけじゃ全くない。誰かが彼をそこに据えることにしたのだ。その誰かに(オルランディと同じかそれ以上に)08/09レッジーナの戦術的混乱(シーズン中に38もの違ったフォーメーションをラインナップするという好ましくない記録を打ち立てた)の明確な責任がある。
評価4


これは明らかに会長批判ですね。てか、確かに怪我人が多くて試行錯誤が続きましたが、38もの布陣を試していたとは思いませんでした・・・。

重鎮たちの裏切り:
不十分なカンパニョーロ、悲惨なチリッロ、混乱するヴァルデス、一貫性のないバレート、イライラさせるブリエンツァ、チッチョ・コッツァさえも微妙だった。全員が不動の先発、トップクラスの戦力だったのに、全員が途方もなく期待外れだった。愚かな年。納得の降格。世代交代の明白なシグナル、トレンドの逆転、これ以上先延ばしには出来ない。
評価3


あの~、バレートはセリエA挑戦2年目の24歳なのに重鎮扱いなんですか?途方もなく期待外れだったら、メルカートでこんなに多くのクラブから目をつけられないと思うんですが?

暗闇の中の光:
こんな悲惨なシーズンだったが、笑顔になれることもあった。プッジョーニ、カルモナ、セストゥ、ディ・ジェンナーロ、全員が嬉しい驚きだった。
最初の者は来季ゴールを守る信頼を勝ち取った。
2番目の者は成長の余地を十分に残した非常に興味深い若者であり、レッジーナがチームを編成する際のメンバーの一人でなければならない。Bでは、もし優れた指導者と並んで配置されれば、もっと違うことが出来るだろう。
ラストの2人は多くの出場機会を得られなかったにもかかわらず、評価可能なクオリティを垣間見せることができた。
それから、コッラーディは彼の無条件の熱意ゆえにそれに値する。
そしてルカ・ヴィジャーニは契約満了と怪我による長期離脱が彼のシーズンを条件付けてしまった。それでもアマラントのユニのため、プロフェッショナリズムを示すために全てを与えた。
全員に評価7


Fillipoさんちのプロヴィンチャ・アワードでプッジョーニが裏CL優秀GK、カルモナが裏CL新人賞をいただいております。
プロヴィンチャ・アワード by Attaccante LD
カルモナはとても真面目でひたむきな子なので、この先ぐんぐん伸びると期待しています。スタジアムで実際に見たプレーもそうですけど、彼の人間性(私が接したのは1週間だけですけど)が大成する可能性を秘めていると感じさせてくれました。今年の遠征から帰ってきて、私の一番のお気に入りとなってます。
コッラーディは代理人がああいう空気読めない馬鹿じゃなかったら、あんな寂しい去り方をしなくて済んだだろうなと・・・。

火山の中でプレーするフィオレンティーナ:
これは1999年9月11日のガゼッタ・デッロ・スポルトのタイトルである。フィオレンティーナはレッジョ・カラブリアにやってきた。グラニッロでは満員の観客に歓迎された。響き渡る熱狂の中に流れる情熱が溢れんばかりだった。あれこそが尊敬の念をかきたてるグラニッロだった。月日の流れと共にレッジョは、誰でも試合の最後は誇りを持って祝うことが出来る真のエンタープライズとなっていった。境界線上にいるライバルの中でレッジーナは残留を勝ち取ってきた。ところが今年はちょっと違った。レッジーナにとって観客が彼ら自身のスピリットを再び見出すことが不可欠となろう。来季レッジーナはセリエBで「グランデ」な役割を再び演じなければならない。ガッリポリもしくはプロ・パトリアのために、グラニッロは「小さなサンシーロ」となるのだ。・・・この素晴らしい責任を引き受けることになるだろう。
かつてのグラニッロに評価10、現時点は評価なし


すみません、ガッリポリとプロ・パトリアが何なのかさっぱり分かりません。誰か教えて~。(汗)
今年のグラニッロは本当に活気がなくて寂しかったです。来季はまた満員のグラニッロでほとばしる情熱を感じられますように。

ノヴェッリーノ新監督就任がレッジーナ公式で発表されました。月曜日にお披露目会見があるそうなので、それを待ってからメルカート情報第2弾を書こうと思います。

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2009/06/13

ローマ編【初めてのローマ滞在】

5月4日(月)成田もローマも曇り

豚インフルエンザで日本がパニックになっている最中に今年もアリタリア785便(成田13:20発)にてローマに向かった。成田でもローマでもその他イタリアの地方空港でも、マスクをしていたのは日本人だけ。私?いつものように機内では乾燥から喉を守るためにマスクをしたけど、空港では一切しなかった。インフルエンザなんて気合を入れてれば罹らないのよ。←生まれてから一度もインフルエンザに罹ったことがないのが自慢な女

今回はアリタリアのサイトでチケットを購入したので、好きな座席を指定したり(座席表の中から自分の座りたい席をマーキング)機内食(通常食か数種類の特別食)を選択することも出来た。アリタリアの食事は何年経ってもメニューが変わらず、いい加減に通常食は飽きてきたので興味本位でベジタリアン・ダイエットを選択してみた(私は肉も魚も大好きですが何か?)。往路は野菜カレー、復路はナスのソテーとマッシュルームのサラダだったっけ。結局アリタリアは何を選んでも食事には期待できないということが判明。

かれこれ5年以上映画館に足を運んでいない私にとって、アリタリア機内は貴重な映画鑑賞の場である。この日観たのは私の妹のアイドルである福山雅治主演の『容疑者Xの献身』
いや、泣いた。松雪泰子が堤真一に向かって「私も一緒に罪を償います!」と叫ぶシーンで号泣。が、そこで突然機内の明かりが点き、「これから軽食のおにぎりをお配りします」というアナウンス。なぜ人が感動の涙を流している時におにぎりを配り始めるのだ、アリタリアめ。
もう一本観る時間は十分にあったのだが、年明けからずっと激務に耐えていたこともあって後は爆睡タイム。眠っているあいだに飛行機は定刻どおり午後7時にローマに到着した。いつもだったら飛行機を乗り継いで一気に目的地まで飛ぶところだが、フィレンツェへの乗り継ぎがよろしくない。ということで、思い切ってローマに一泊することにしたのだった。いつもローマは通過するだけで滞在するのはこれが初めて。

当初は「早い時間にローマに着くから、夜に少し観光できるかしら?」などと甘いことを考えていたが、空港とローマ・テルミニ駅を結ぶレオナルド・エクスプレスの本数は思っていたほど多くなかった。
写真はホームでレオナルド・エクスプレスを待つ人々。隣のホームに入ってきた列車はNYの地下鉄顔負けの落書きだった。

市内までバスの方が便利だったのかなぁ

テルミニ駅に着いたのが9時半頃。スーツケースを引きずりながらホテルを探し当てたのが10時頃。駅から歩ける距離というロケーションのみを重視してネットで適当に予約を入れた安宿はかなり衝撃的だった。
ACROPOLI, Rome(私が宿泊したときは1泊7,900円)
レセプションの黒人男性は英語が流暢でフレンドリーだったけど、部屋の狭さは半端ない。東京の格安ビジネスホテルよりも狭いよ?ベッドの幅ギリギリしかない正にうなぎの寝床。どうやってスーツケースを開けと?

今まで泊まった中で一番狭い部屋

シャワーを浴びる前にテルミニ駅に行ってフィレンツェまでの列車のチケットを自動販売機で購入。二等車両で42ユーロであった。
バールで水を買ってホテルに戻ったのが11時近く。観光なんて全然無理!
早くシャワーを浴びて寝ようとしたが、バスルームにバスタオルがない。いや、シーツみたいな薄い生地の布切れがタオルハンガーにかかっているが、これがバスタオルなの?てか、やけに酸っぱい匂いがするんですけど?ローマは酢でタオルを殺菌するんだろうか?
こんなモノで体を拭きたくない。しかし、今までどんなに安い宿に泊まってもバスタオルは必ず付いていたので日本から持ってこなかった。泣きながら酸っぱい布切れで体と髪を拭いてベッドに潜り込む。疲れていたので瞬く間に眠りに落ちた。

5月5日(火)ローマは曇り、フィレンツェとシエナは晴れ

翌朝、下着姿で顔を洗っていたら誰かがドアをノックする。慌てて服を着てドアを開けると、気の弱そうな黒人男性が「俺、隣の部屋の者だけど、携帯の充電器忘れちゃってさ。悪いけど貸してくれないかな。俺のノキアなんだけど」と英語で助けを求めてきた。イントネーションから察するにアメリカ東海岸から来たな?
「残念ながら私のソフトバンクだから、充電器の互換性はないと思うよ。じゃ、バイバイ」とドアを閉めた。わたしゃ忙しいんだ。人を助けている場合じゃない。
1階の朝食室でブリオッシュとカプチーノを流し込み、チェックアウトを済ませてテルミニ駅に急いだ。乗り遅れるわけにはいかない。

朝のテルミニ駅

イタリアの列車は車高が高くてスーツケースの上げ下げが大変なのだが、乗るときも降りるときもピンク色のTシャツを着た兄ちゃんが荷物の面倒を見てくれた。いつもながらイタリア男は本当に優しい。
10時半にテルミニ駅を出発した列車は12時10分頃にフィレンツェ・サンタマリア・ノヴェッラ駅に到着。ここまでは「うーん、順調、順調♪」と鼻歌交じりだった。

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2009/06/10

十一日目①:レッジーナ×エンポリ 試合前の風景

5月11日(日)曇り

試合開始2時間前くらいにグラニッロに到着。出店でレッジーナグッズをじっくり物色して、レッジーナファンのお仲間や俊輔ファンのお仲間のために、マフラーやキャップやストラップを購入。「あんた神!」の文字と共にフォーティ会長のガッツポーズ写真がプリントされたTシャツは大笑いしただけで買わなかったけど、今考えるとネタとして買っておくべきだった。反省。
今年は無事にマッチデープログラムを手に入れ、今年初めて見る無料冊子(翌年には配布されていなかった。この年だけだったのね)も手に入れたので、入り待ちするためにトリブーナ(メインスタンド)の入り口へと急いだ。すると選手の到着を待っていた地元テレビ取材班がジャポネーゼ2人の姿を見つけるとテレビカメラをこちらに向けてきた。私たち抜かれてるっぽい。ま、いいか。どうせ流れたとしてもレッジョだけだろうし。

この日のレッジーナのグラニッロ到着映像をYouTubeで見つけたので貼っておく。
Reggina - Empoli 11/05/08
動画を見ていただければ一目瞭然だが、レッジーナの試合の入り待ちは女子の黄色い歓声とは無縁の男の世界。柵の周囲はむさ苦しい野郎どもとチビッ子ファンに占拠されて進入不可能である。故に私は沿道の反対側でチームバスから降りてくる選手たちを遠目に眺めていたのだが、左右に手を振り笑顔を振りまきながら降りてきたアモルーゾに思わず笑ってしまった。まるでオスカー授賞式会場にリムジンで乗り付けたハリウッドスターみたい。
でも笑いながらどんどん寂しい気持ちになってくる。こんなふうにチームバスから降りてくるのも恐らく今日が最後・・・。そう考えると泣きたくなってきた。

一方の板貫さんはレッジーナのティフォージが盛大なブーイングでエンポリバスを迎える中、堂々と野郎共の中に割って入っていって柵の真ん前を陣取っていた。流石である。
残念ながらチームバスから降りてくるエンポリ選手の映像はYouTubeで見つけられなかった。

入り待ちも済んだのでスタジアムの中に入って自分の席を探したが、なんと今年の席は最上階の天辺付近。一番上から2列目の席だ。今までこんな上の方の席で観たことないから知らなかったけど、グラニッロからは海が見えるのね。てか、レッジョは高いところだったら何処でも海が見えるのかしら。

曇っていたので海は青くない

スタジアムはほぼ満員だったけど、緑のネットで覆われたアウェイサポ席の一角だけはスカスカ。数少ないエンポリティフォージが中央で寄り添うように固まっていた。

レッジョまで遥々やってきたエンポレーゼの皆さん

こちらは未だにグラニッロにしぶとく生息しているNAKAMURAさん。

今年のナカムーラその1

試合が始まる前にトイレに行こうと思ったが、こんな上まで来たことがないのでトイレが何処だか分からない。そこで通路脇の席の兄ちゃんたちに「女子トイレどこ?」と英語で尋ねたところ、全員見事に固まってくれた。その時、兄ちゃんたちの後ろにいた英語を話すオジサンが「階段下りて左手にあるよ!」と助け舟。あら、レッジョにも英語を話すオジサンがいるのね。
このオジサンはトイレから戻ってくる私を待ち構えていて、英語でいろいろ話しかけてきた。オジサンはレッジョの人ではなく、トロペアのホテルで働いているそうだ。今日はレッジーナの残留を見届けるために仕事を休んでグラニッロに駆けつけたとのこと。
「トロペアは物すごくキレイなところだから一度遊びにおいで」とオジサンが働いているホテルの名前を教えてくれたが、もうすっかり忘れてしまった。ごめんよ、オジサン。
で、このオジサンが死ぬほど笑わせてくれた。だって、こんなこと聞くんだよ?

レッジーナには以前ナカムラという日本人選手がいたんだが、ナカムラを知っているか?

ええ、知っていますとも。貴方よりも相当詳しくね。
いや~、さすがに移籍してから3年も経つと、目の前の日本人と俊輔を結びつけて考えない人も出てくるのか。月日の流れをヒシヒシと感じた。

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2009/06/07

祝W杯4大会連続出場

日本代表4大会連続W杯出場おめでとうございます。
これはめでたいということでナナちゃんも法被姿で浮かれております。
・・・嘘です。撮ったのはもうちょっと前でーす。

ラブリーでしょ♪

ゴン中山隊長を髣髴とさせる岡崎の泥臭いゴールはいいですね~。
いい試合の入り方をして、早い時間に先制して「これは楽勝か?」と思ったらとんでもありませんでしたね。

あのシリアの審判団はウズベキから幾ら貰ったんでしょう。
何か特別な接待があったとしか思えません。


しかし、常日頃不当な判定に泣かされることの多い南の貧乏プロヴィンチャクラブを応援していると、こういうシチュエーションは燃えます。

どんなに意地悪されても負けんじゃねーぞ! と応援魂に火がつきます。

日本とウズベキに対するファールの判定基準には天と地ほどの差があり、終盤は長谷部が相手を肘打ちしたということで一発レッド⇒理由がよう分からんが岡ちゃん退席処分と、あまりの壮絶さに怒りを通り越して笑うしかないって感じでしたな。いや~、これぞ正しくアウェイですよ、アウェイ。

セカンドボールをまったく拾えないのは如何なものかとか、相手の攻撃をディレイさせるだけじゃなくてもっと相手ボールを奪えるようにならないといけないなぁとか、まあいろいろ言いたいことはありますが、今日は勝つことが一番大事だったんでいいです。内容は二の次、結果が全てですから。もう勝ちぬけが決まったんで、次の2試合は内容にこだわってくださいませ。

スンタンは次の2試合はお休みするように。今日は守備に奔走して頑張っていたけど、終盤はミスが多くなってハラハラしました。怪我を完治させるのは今しかないよ。来季の去就がどうなるか分からないけど、今休まなかったらまたしばらく休めないわけで、コンディション最悪なままW杯本番を迎えるっていうのは勘弁です。わたしゃ怪我を押して出場しても全然嬉しくないぞ。W杯本番では欧州で培ったスンタンの経験が絶対に必要になってくるから、その日に備えてしっかり休みなさい。

俊輔 | Comments(2) | Trackback(0)
2009/06/06

2009夏のメルカート情報第1弾 カンパニョーロがカターニアへ

5月24日付ガゼッタで選手の去就予想がありました。夏のメルカートは8月最終日まで開いておりますので、この時期の予想など全く当てになりませんが、ネタとして載せておきます。

■出て行くであろう選手
契約満了の3人:カンパニョーロ⇒カターニア、コッラーディ⇒ウディネーゼ、ヴィジャーニ⇒行き先未定
ローン終了のディ・ジェンナーロ
実力を発揮できなかった6人:クライチク、ラキッチ、ストゥアニ、アルヴァレス、カッショーネ、ハルフレッドソン
レッジーナでのサイクルが終わった2人:チリッロ、ヴァルデス
よそに修行に出されそうな2人:チェラヴォロ、ヴィオラ
今年のメルカートで唯一高値がつきそうなバレート

■残るであろう選手
成功への情熱を持った若手7人:コスタ、カルモナ、バリッラ、アデヨ、プッジョーニ、カミッレーリ、セストゥ
彼らをサポートする経験豊かな3人:ランザーロ、サントス、ブリエンツァ(さあね?)

■去就が不明な選手
年齢の問題が付きまとうコッツァ
やっとフィジカルが完全に回復したジョーザ
レンタルバックの3人:ウンガロ(ラヴェンナ)、コセンツァ(アヴェッリーノ)、ミッシローリ(トレヴィゾ)


あの~、同じくレンタルバック組のトゥルベルグ(ハーツ)、モンティエル(ポリテニカ・ラシ)、カスティーリャ(ラヴェンナ)、ペッティナーリ(チッタデッラ)、サラオ(モノポリ)、ジョエルソン(ピサ)、リッツォ(クレモネーゼ)、トニョッツィ(ブレシア)、コーリス(ラヴェンナ)を忘れていませんか?
同じ1981年生まれなのにプッジョーニは若手でサントスは経験豊かな選手に分類されるところが面白いっすねー。

などとトロトロ書いていたらカターニア公式でカンパの獲得が正式発表されました。2012年までの3年契約です。本人のコメント等はまだありませんので、後日ゆっくりと別れを惜しみたいと思います。あうっ。
コッラーディもウディネーゼのポッツォ会長が「1ヶ月前から交渉をスタートして、後は承認を待つのみとなった。コッラーディは我々のものだ」とコメントしていますので、もう決定ですね。ま、こちらは1ヶ月前から分かっていたことなんで何の感情もありませんが。
カンパのカターニア移籍の噂も1ヶ月以上前からありましたが、そのとき(4月28日)カンパの代理人は「レッジーナが残留争いで苦しんでいるこんな時期に移籍交渉をスタートさせるべきではない」とコメント。コッラーディの代理人に爪の垢を煎じて飲ませてあげたいですわ。ねえコッラーディ、代理人変えた方がいいんじゃない?どう考えてもクライアントのイメージをダウンさせていると思うんですけど?

気になる監督人事は毎日のように「ノヴェッリーノ就任の正式発表は時間の問題」と書かれながら、まだ正式発表がありません。ノヴェッリーノさんは就任の条件にティッソーネ(MF)とブダン(FW)の獲得及びブリエンツァの残留を提示しているそうです。

そのブリエンツァはあれだけフィニッシュでコケまくりながらもシエナ、パルマ、バーリから熱い視線を送られております。一時期ラツィオも興味持っているという記事がありましたが(これ以上チビッ子攻撃陣を集めてどうする気だラツィオ!)、それ以降まったく見かけないので単なるお笑いネタだったようです。さてさて、ここまでメルカートが開くたびに移籍を志願しては「お前は譲渡不可能だ!」と会長に抱え込まれて脱出できなかったフランコさんの運命はいかに?アモルーゾもそうだったけど、一度会長に気に入られたらなかなか出て行けないのよ~。

超モテモテのバレートは会長が700~800万ユーロなんていう値札をつけたので、アタランタが早々に獲得レースから脱退した模様。が、今日になってまたアタランタの名前が出てきました。新監督がご所望なんでしょうか。
現在最も熱心なのがフィオレンティーナですが、フェリペ・メロが出て行った場合のみバレート獲得を考えているとのこと。その際は移籍金を抑えるためにイケメンGKアヴラモフを付録につけるそうな。バレート⇒アヴラモフならレッジーナの顔面偏差値下降は避けられそうです。

ストゥアニとハルフレッドソンはBでも出場機会を得られるなら残りたいそうです。
Reggina, i primi due colpi ci sono già
■ハルフレッドソンのコメント
レッジーナとはあと2年契約が残っている。もし出場機会を得られるならBでも喜んで残留するけど、そうじゃないなら出て行くよ。もうベンチや客席には行きたくない。ヨハンセン(アイスランド代表監督)はこのままじゃ代表の座は危ういとはっきり言ってきた。A復帰に貢献する準備は出来ている。

ハルフレッドソンにとってイタリアを離れることは代表の座を失うことを意味しているようです。さて、どうなるでしょうか。私にとっては英語を話す選手は貴重な存在なので、ぜひ残して欲しいところですが。
■ストゥアニのコメント
レッジーナとの契約は2012年に切れる。まだフォーティ会長とは将来のことを話していないんだ。自分の希望は継続的にプレーすること、それと監督の信頼を得ることだよ。

ストゥアニもどうなりますか。もちろん私は残って欲しいですよ。今年の遠征でウルグアイトリオとは仲良しになりましたので、出来ることなら3人全員残して欲しいです。

新監督が決まったらメルカート情報第2弾をお届けする予定。

※追記
大事な情報を忘れていました。5月29日前後に「アモルーゾ復帰の可能性も?」という記事がいくつか出てました。といってもレッジーナ公式の動画サイトREGGINACALCIO.TVのLa rassegna stampaでは見出ししか見せてくれないので詳細は読めていません。その見出しによると「ニックは疑問を持っていない。そう、レッジーナでリスタートできるだろう。彼はアマラント復帰というアイディアを気に入っている。」そして「本当に難しい1年だった。僕は自分を取り戻さないといけない」というアモルーゾのコメントも。
フォーティ会長は「選手よりもまず監督だ」と発言しているので、話が動き出すかどうかはもうちょっと先まで待たないといけませんね。ただ、もし元トリノのノヴェッリーノさんが就任したら、アモルーゾ的にはどうなんでしょう?

09-10レッジーナ | Comments(4) | Trackback(0)
2009/06/02

セリエA第38節レッジーナ×シエナ 最後まで勝ちきれず

レッジーナ1-1シエナ
得点者:前半44分 ストゥアニ、後半31分 マッカローネ

Reggina (3-5-2): Marino, Camilleri (63' Basso), Valdez, Costa, Alvarez, Carmona, Barreto, Viola N. (68' A.Viola), Barilla' (85' Hallfredsson), Brienza, Stuani. A disp.: Puggioni, Ceravolo, Lamenza, Adejo. All.: Orlandi
Siena (4-3-1-2): Manitta, Del Prete (77' Belmonte), Brandao, Rossettini, Rossi (73' Galloppa), Vergassola, Jarolim, Zito (54' Packer), Ghezzal, Calaiò, Maccarone. A disp.: Curci, Ficagna, Del Grosso, Romano.All.: Giampaolo
Arbitro: Sig. Scoditti di Bologna
Ammoniti: Calaiò, Costa, Basso
Espulsi: 67' Calaiò

関連記事:
Serie A Week 38 - Reggina 1 - 1 Siena

この試合の動画:
REGGINA-SIENA 1-1 HIGHLIGHTS HQ ALTA QUALITA' VIDEO

この試合の選手の評価:
Goal.com
REGGINA (3-5-2): Marino 6, Camilleri 6.5 (64' Basso 6) Valdez 6.5, Costa 6, Alvarez 6, Barreto 6.5, Carmona 6, N. Viola 6.5 (69' A.Viola 6), Barilla 6.5, Brienza 6, Stuani 6 . All.Orlandi 6, ARBITRO: Scoditti di Bologna 6
Datasport
Basso 6, Marino 6, Costa 6.5, Alvarez 6, Camilleri 6.5, Valdez 6, Carmona 7, Barreto 6.5, Hallfredsson s.v., Barillà 6, Viola 5.5, VIOLA 6, Brienza 6, Stuani 6.5

試合後の両監督のコメント:
■オルランディ監督
残留するためのあとちょっとを手に入れられなかった。間もなくクラブが新監督の発表をするだろう。私は会長と話し合うよ。
~ロングバージョン~
残念な気持ちで一杯だよ。残留に到達するまで、あとほんの少し勝てばそれで十分だったんだ。今日の試合もそのことを確認するまでもない。今季の我々のシーズンを象徴していたからね。先制して、チャンスをたくさん作って、しかし追加点を奪えずに敵に追いつかれた。
私に去就に関しては、どうなるのか知らないんだ。まず会長と話して査定してもらうよ。
(ブリエンツァとチリッロ、そして会長に対する非難について)
サポーターの野次の合唱は残念だ。だが、我々が主力選手のコンディションの悪さのツケを払ったというのも事実なんだ。彼らはしょっちゅう怪我をしていたから。気迫も足りなかったし、多くの個々のミスもあった。全員がミスを犯し、全員で降格というツケを払ったんだよ。
■ジャンパオロ監督
私は今日は観客だった。自分たちでやるという満足感を皆に与えたかったのでね。2連敗の後だったから我々はポジティブな結果でシーズンを終えたかったんだ。

オルランディさんの無念が伝わってきますね。残念ながら今年は奇跡のマエストロになれませんでした・・・。



私はこの試合ネット観戦できませんでしたので、ゲームの詳細は試合を見ることができたakiさんちのエントリーを参照ください。シエナ目線ですけど。(笑)
38'giornata: Reggina vs. Siena

akiさんと横断幕のことが話題になったので、Youtubeで注意してみてみました。

最後のホイッスルだ!全員働け!!!

ハハハハ・・・。これは愛なのか、怒りなのか・・・。
こちらは自虐的な弾幕。一人のティフォージが掲げてました。

セリエAのティフォージにさようなら。

一年でセリエAのティフォージに戻れるようにBでも応援がんばろうね・・・。


レッジーナもシエナも出場機会に恵まれなかった選手のためのゲームとなりました。ま、こういう消化試合でモチベーションを持ってプレーできるのは、なかなか試合に出られなかった選手と、この試合を最後にチームから離れることが決まっている選手(バレートとかバレートとかバレートとか(T-T))ぐらいですものね。
ウルグアイトリオ全員が90分フル出場した試合ってこれが初めてじゃないでしょうか。オルランディさん、ストゥアニとアルヴァレスをフルで使ってくれてありがとう。あの二人どんなにか喜んでいるだろう・・・。
バレートとカルモナはいつも通りフル出場でしたし、ここにサントスが加われば仲良し南米組全員フル出場という心にいつまでも残る思い出ができたでしょうに。来季は半分も残っていないだろうな・・・。

前半44分のストゥアニのゴールはPK。「ペナルティエリア内で勝負するのが自分のスタイル。ピッポ・インザーギに似ている。」そう入団時に語っていた通り、エリア内に突っ込んでいって自ら獲得したリゴーレでした。
※追記
レッジーナ公式で長めのハイライト見ましたけど、これかなりビミョーな判定でしたね。まあ、いつもレッジーナは判定に泣かされてきたんで、たまにはいいですよね?

コッラーディがいない時はブリエンツァがPKキッカーを任されているはずなので

ブリエンツァ大人だから「お前が蹴れ」って譲ってあげたのね

と一人で勝手に妄想して感激していたのですが、真相はストゥアニが

俺が蹴る!!!

と主張したそうです。や、それでもボールを奪い返さなかったブリエンツァ偉い。(爆)

ストゥアニ、セリエA初ゴールおめでとう!!!

Goal.com合格/不合格ではこんなこと書かれてました。
遅かったが無いよりはいい。たとえPKだろうと、ついにネットを揺らした。シーズン30ゴールを決めたボンバーとしてレッジョに到着したが、数回ピッチに姿を現しただけで、一度たりとも決定的ではなかった。もうスーツケースのパッキングは済んだかい?
評価6


もしかしたら、このままレッジーナを、そしてイタリアを去ることになるかもしれないけど、たとえPKでもゴールという足跡を残せてよかったね。

しかしまあ、この日もゴールの匂いを漂わせながらフィニッシュでコケまくったブリエンツァでした。今日がレッジーナ最後であろうバレートの素晴らしいパスをゴールに繋げて欲しかったよぉ。
あーあ、日本の小さな神社の神様パワーじゃ1試合しか効果がなかったみたいっすね・・・。
またまたファンから盛大なブーイングをされちゃったみたいだけど、彼らの期待に応えられなかった貴方が悪い。って、そんなこと言われなくても分かっているか・・・。
試合では外しまくってブーイングの嵐でも、サンタガタでは「フランコ、ゴール!」と激励してくれるレッジョの民。ファンは他の誰よりもブリエンツァに期待していて、ブリエンツァもそれが分かっているから何とか応えようと頑張るけど、呪われたようにゴールが決まらなくて・・・。
ゴールを決めたストゥアニ、なかなかいい評価を貰ったアルヴァレス、初めてセリエAのピッチに立ったプリマヴェーラちゃんたち(二人のヴィオラ君はやはり兄弟でした)にとっては思い出作り完了ですが、ブリエンツァはこの後も降格の責任を背負わされて非難され続けるのかなぁ。自業自得とはいえ、ちょっと可哀想。
Goal.com合格/不合格にはこんなふうに書かれてました。
今日もまた今シーズンここまでと同じ。ゴールまであと一歩と迫りながらゴールできない。フォリクラッセ(一流選手)だが、今年は残留に導けなかった。本当に彼のゴールが足りなかった。
評価6


前半終了間際のストゥアニのゴールで先制して、そのまま勝てればよかった良かったんですが、後半31分にマッカーロネ禿(意外といい人でした)に同点にされちまいました。イタリアA代表に発選出されたガロッパ(えらい人懐こい子でした)投入で嫌な予感がしたんですが予感的中。降格決定した気の毒なチームにホーム最終戦で勝たしてくれたっていいのに、まったく空気読まない人たちだわ。

つーか、最後まで勝ちきれない、いかにもレッジーナらしい終わり方でしたね。
勝利で締めくくることは出来なかったけど、最後は少ない観客から拍手をもらえて本当によかったなと。
観客の拍手に拍手で応えていたコスタ。「来季はコスタ、カルモナ、バリッラと共にレッジーナは再スタートする」という会長の会見に彼は何を思ったでしょう。出て行きやがったら移籍先まで追いかけていって尻に蹴りいれるからそのつもりでいるように。

出来が悪い子ほど可愛いというか何というか、降格しちゃったけど今季のメンバーが愛おしいし、このチームとサヨナラするのが悲しくて悲しくてしかたありません。
絶対に1年で戻って来るんだぞ。どんなに面子が入れ替わろうが、1年で戻ってこられるように遠い日本から精一杯応援するからね。

08-09レッジーナ | Comments(12) | Trackback(0)
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