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2008/06/29

三日目①:ジェノヴァ⇒エンポリ/少しだけエンポリ練習見学

1月11日(金)雨のち曇り

プリンチペ駅

11時頃にプリンチペ駅から列車(ICだったっけ?IRだったっけ?)でエンポリへ向かう。列車での長距離移動は2004年のレッジョ⇒ローマ(約7時間)以来だ。長距離といってもジェノヴァ⇒エンポリは3時間程度だけど。
昼時になり出発前に板貫さんが買っておいてくれたフォカッチャを食す。フォカッチャはジェノヴァが発祥の地なので、ピッツェリアに行くと様々な種類のフォカッチャが売られていた。昨日の昼もフォカッチャを食べたけど、ちょっと塩が利きすぎている気がする。てか、ジェノヴァの料理は味付けが少し濃いような?ジェノヴァの人たちは塩分取りすぎで血圧の高い人が多いのではないだろうか。

そういえば、昨夜のディナーは酷かった。ホテルのフロントで「地元料理を食べられる安くて美味しいお店を教えて」と頼んだら、紹介された店は中国人が経営している「なーんちゃってイタリアン」だったのだ。移民が見よう見真似で作っているからもちろん地元料理ではないし、全く美味しくない。はっきり言って超不味い。確かに驚くほど安かったけど、「安い」という希望しか叶えてくれてないじゃないか、この店は(怒)。「こんな安いホテルに泊まっているわけだし、私たちが余程貧乏だと思って一番安い店を教えてくれたんでしょうね・・・」と板貫さんと二人で溜息。もう一度ジェノヴァに来ることがあったら、その時は美味しいものを食べるぞ!とリベンジに燃えるのであった。

雨のエンポリに到着してタクシーでホテルに向かった。アウェイチームが試合前日に宿泊する確率が高いと評判の某ホテルには、まだレッジーナ御一行様は到着していなかった。てか、レッジーナが本当にここに泊まるのか定かじゃないのだけど・・・。
因みにこのホテルの宿泊料は1泊49ユーロという驚愕の安さ。これは一部屋の価格なので二人で泊まったらその半分だ。価格は季節によって変動するみたいだけど、一応4星ホテルなのにどうしてこんなに安いんだろう。こんなに近代的でキレイなホテルなのに。

ホテル1

ホテル2

「トイレの水がちゃんと流れる!」
「シャワーの水が外に溢れない!」
ジェノヴァのホテルと比べると別世界のような快適さに大喜びの私たちであった。

エンポリはマレザーニ監督になってから練習時間が不規則になり、試合前日は練習しないで試合当日の朝に練習したりするらしい。ということで、今日は練習見学は無理そうだけど明日のチケットを買いにスタジアムまで行こうということになった。

スタジアムへ続く道

スタジアムの外観

スタジアムの扉が開いていたので中に入ると、いつもと違う眺めに板貫さんが驚きの声をあげた。
屋根だー!!!
そう、カルロ・カステッラーニはバックスタンドに屋根を建設中だった。いいなー。オレステ・グラニッロのバックスタンドにも屋根を作ってよ、フォーティ会長。
作りかけの屋根を撮ろうと板貫さんがデジカメを構えた瞬間、一人の選手がダッシュでフレームの中に走りこんできてポーズを作った。大爆笑の私たちに本人も大満足。その選手が誰かというと、ジャコマッツィ。なんてノリのいいウルグアイ人なんだ!
ピッチの端にジャコマッツィの面白行動をケラケラ笑いながら見ている小さい男の子がいた。エンポリの練習着を着ているということは、、、おお、この子が噂のジョヴィンコちゃんか!有り得ないくらいちっちゃいぞ!
今日は練習していないはずだったのに、なぜかスタジアム(練習場ではない)でエンポリの選手たちが自主練習していた。そこにいたのは10人以下だったけど超ラッキー♪
しかし、まさか練習をやっているとは思わなかったので私はカメラを持ってこなかった。あーあ、エンポリの選手の皆さんを撮りたかったよぉ。(大泣)
そのまま最後まで自主練習を見学して、そのあとホテルに前泊するために集合してきた明日の召集メンバーの皆さんを乗せたバスもお見送り。結局フルコースじゃん・・・。カメラを持ってこなかったことが本当に悔やまれる。(号泣)
その時バスの窓から私のお気に入りのポッツィ君が身を乗り出して手を振ってくれた。これはとっても珍しいことらしく、どうしたんだポッツィ?!何か変なものでも食ったのか?!と板貫さんが驚いていた。(笑)

エンポリポイントで明日の試合のチケットを購入してホテルに戻ったときには7時を回っていただろうか。ホテルのエントランス付近にはレッジーナのアマラント色のジャージがうようよしていた。


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北イタリア遠征記2008 | Comments(5) | Trackback(0)
2008/06/28

メルカート情報第3弾 ブリエンツァ、メスト、アロニカ、アモルーゾ、etc.

フォーティ会長の「我々の本当のメルカートは火曜日から始まる」という言葉通りに、一気に火曜日から動きが加速しました。「おっさん、ちょっと動きすぎちゃうんか?と突っ込みいれたい気持ちを抑えつつ、メルカート情報第3弾をお送りします。

まずは6月24日、ブリエンツァをパレルモから完全に買い取りました。
UFFICIALE: Reggina, riscattato Brienza
コリエレによると移籍金は220万ユーロだったようです。冬メルでレッジーナにやってきて、20試合出場7ゴール。彼がいなかったらレッジーナの残留はありませんでした。アモルーゾが移籍しちゃってもブリエンツァが残ってくれるなら、来季レッジーナの攻撃は何とか成り立ちそうだと安心していたんですが、今日になってこんな記事が出てきちゃいました。
Napoli-Reggina si tratta per Aronica e Brienza
来週にもナポリのGMマリーノ氏とフォーティ会長とでアロニカとブリエンツァのナポリ移籍について話し合われるという内容です。レッジーナ公式にブリエンツァの喜びのコメントが載らなかったのはバカンス中だからじゃなくて、まさかこういう理由からなんですか?(汗)
カルチョ2002(2008年6・7月合併号)にブリエンツァのインタビューが掲載されていますが、「将来ナポリでプレーしたい?」と聞かれて「もちろん!それこそがイスキア島カンパニャーノ村にいた頃からの究極の夢さ。引退前にその夢が叶ったら最高なんだけど。」と答えております。ブリエンツァはコモ近郊のカントゥ出身なんですが、6歳で両親が離婚してからは母親の故郷のイスキア島で暮らしていたので、自分はナポリターノだと思っているとのこと。
イヤだなぁ、この話がまとまっちゃったらどうしましょ。アモルーゾとブリエンツァ、二人ともいなくなっちゃうのは勘弁して欲しいんですけど・・・。

本当は来季もこの二人のコンビを見たいんだけど・・・

あ、アロニカは別にいいです。レッジーナを出て行きたくて仕方なくて、ずっとメディアで「オファーちょうだい!」と就職活動していましたから、引き止めるつもりは全然ございません。残ってくれたら嬉しいけど、出て行くならレッジーナにたくさんお金置いてってね。
てか、仲良しのアモルーゾがいないレッジーナには用がないんだよね?ちょっと前に地元紙にも「アロニカにはナポリ移籍をお勧めする。何故なら妻の実家がナポリであるアモルーゾにちょくちょく会えるだろうから。」と書かれちゃってました。奴のアモルーゾLOVEはどんだけ有名なんだろう?(爆)

話は少々前後しますが、次いで6月25日に共同保有の選手たちの去就が決まりました。
メスト君(ウディネーゼとレッジーナ)は入札に持ち込まずに話し合いで決着をつけ、レッジーナが250万ユーロで買い戻しました。
UFFICIALE: Mesto e della Reggina
モンティエル(ウディネーゼとレッジーナ)はそのまま共同保有の期間延長、ケルビン(チッタデッラとレッジーナ)は買い取らずチッタデッラへご返却となっています。
UFFICIALE: Reggina, rinnovata la comproprieta di Montiel
この日の晩、メスト君の去就について尋ねられたフォーティ会長は「メスト?彼を売ってくれという要求は今のところないわい。」と遺憾なくタヌキ振りを発揮しておりましたが、24時間後には何とメスト君はジェノアへ移籍しておりました。
UFFICIALE: Genoa, arriva Mesto dalla Reggina
移籍情報。DFドッセーナはリバプール、MFメストはジェノアに

ジェノアでも頑張れ!

ウディネーゼから250万ユーロで買い取ったメスト君を、移籍金300万ユーロ+DFサントス(共同保有)+DFファビアーノ(レンタル)でジェノアと取引したんですから商売上手と評価してあげるべきなんでしょうが、メスト君的にはこれで良かったんでしょうか・・・。本人はウディネーゼに残ることを希望していましたよね。でもウディネ側が何が何でも買い取るという姿勢を見せなかったということは、メスト君の評価はそこまでだったということでもあるんですけど・・・。なんか切ないなぁ。自分の希望通りの移籍が出来る選手なんて今時ほとんどいないってことですね・・・。
メスト君の新天地での活躍を心から祈っています。モデちゃんもレオンもルカレッリもデローザ様もいるし、きっと楽しいよ。ジェノアでも頑張れ!
てか、ジェノアからDF貰うならルカレッリとデローザ様がよかったのになぁ。DF二人獲得したということは、やっぱりアロニカ放出なんでしょうか。ジェノアからやって来たブラジル人DF二人の紹介はいづれまた。

レッジーナには切ない選手がもう一人・・・。
いつまで経ってもラツィオと合意できないアモルーゾには破談の噂が出始めています。
Sembrava fatta, e invece... "La Lazio ed Amoruso sono ancora distanti"
以下、アモルーゾの代理人トゥーリオ・ティンティ氏のコメントです。
「こちらの要求とオファーの間には未だにかなりの開きがある。その上、現時点では次の交渉の予定すら入っていない。いずれにせよ、アモルーゾは契約のない選手ではなく、レッジーナに所属しているということだ。」
ラツィオの提示している年棒は60万ユーロ、アモルーゾ側の希望は現状維持の80万ユーロ。
中を取って70万ユーロで決着するのでは?と言われていましたが、簡単にはいかないようです。てか、現在のレッジーナでの80万ユーロだって「そんな薄給でこんな凄い仕事してくれちゃって申し訳ありません!」て感じだったのに、それより下がるっていうのはさすがに抵抗があるのでしょう。
ま、ラツィオがOKを出さないのは年棒の問題だけじゃないみたいですけど。フォーティ会長との間で「技術的補償を一切含まない移籍金300万ユーロ」という条件で合意したはずなのに、ロティート会長は「バローニオ要らない?じゃあインザーギ弟は?」と余剰戦力を絡めることをしつこく要求。しまいにはうちの会長も怒ってました。現在は他のFWとの交渉に忙しく、アモルーゾどころではないようです。
La Lazio avanza per Zarate (Corriere dello Sport)
もう5週間以上ラツィオに待たされているアモルーゾは、7月中旬の新シーズンの合宿開始までには去就をハッキリさせたいという希望から、別のクラブとの交渉も考え始めているようです。
ということで、早速この記事が出てきました。
サンプドリア、カッサーノのパートナーを模索
6月10日頃にはマツ監督が毎日アモルーゾに電話してサンプ移籍を口説いているという記事を読みました。アモルーゾ自身もサンプが自分に興味を持っていることを隠さずにコメントしていましたので、ラツィオに見切りをつけてサンプ移籍に向けて一気に話が進む可能性もあります。また、トリノも「うちの選手とトレードしない?」と打診してきているとか。トリノにフォーティ会長が欲しがる選手がいたかしら?
ラツィオで落ち着くのか、サンプになるのか、その他になるのか、とにかくアモルーゾの行き先が決まるまでは、まだまだ時間がかかりそうです。どことも話がまとまらなくて、結局レッジーナ残留という壮大なオチは、果たして今回は待っているのでしょうか・・・。

いつかわからないけど、メルカート情報第4弾に続く。

※追記
忘れるところでした。少し前のエントリーでソッティルを購入したと書きましたが、調べたところ03-04シーズン開始前にソッティルをウディネーゼから買った時に不正会計があったということみたいです。ですから来季レッジーナにソッティルがいることはありません。毎度のことですが、間違いだらけですんまへん。ヘコヘコ。

07-08レッジーナ | Comments(2) | Trackback(0)
2008/06/24

はっぴいばーすでー

昔々ヨシカツが大好きだった私はマリノスの試合をテレビで欠かさず見ていた。
因みにジャニーズ系のカワイコちゃんだったから好きだったのではない。ゴールを割られるとジタバタと暴れて悔しがる、あの負けず嫌いっぷりに惚れたのだ。
そんなある日、やせっぽちでひ弱な子猫みたいな男の子と出会った。
どうしようもなくぶちゃいくな子だったけど、サッカーはめちゃくちゃ巧かった。

もっと前の写真が見当たらなかった

「中村俊輔が好きなの!」と騒いでも「誰それ?」とか「ちょっと押されただけでペチャっと倒れちゃう、へなちょこ野郎じゃん」と返されちゃったあの頃から「この子は絶対に将来日本のサッカーを背負って立つ存在になるから!」と言い続けてきたっけ。
そんなスンタンも今日で30歳か。私も年を取るわけだ・・・。

まだギリギリ間に合うよね。
お誕生日おめでとう、スンタン。
少なくてもあと5年はプレーを見られるといいなぁ。


俊輔 | Comments(2) | Trackback(0)
2008/06/24

メルカート情報第2弾 コスタ買取決定!

まったく動きの無かったレッジーナのメルカートですが、やっと嬉しい報告が来ました。
1986年生まれのアンドレア・コスタ・宮迫をボローニャからお買い上げ。5年契約を結びました。
以下、6月19日にレッジーナ公式に掲載された本人の喜びのコメントです。

来年遊んでやるから待ってろ!

「レッジーナへの移籍が決まって本当にとても嬉しい。アマラントのユニを着続けたいって強く欲していたから、これ以上満足なことってないよ。」
---アンドレア・コスタ22歳は良好なシーズンを終えた後にボローニャから買い取られた。
「できるだけ短い時間でこういう状況になるといいなって願っていた。数週間前にフォーティ会長と話をして、レッジョに残りたいって意思を伝えたんだ。クラブは重要な投資をする契約を実現させようといっぱい努力してくれた。クラブが正しい選択をしたことを今度は僕が証明する番だね。」
---1ヶ月リラックスした後に、ブルッソンに全員集合して新しいシーズンが始まる。
「みんなヴァカンス中だね。僕もちょっとのあいだ心配事から離れるよ。でも合宿にはいいコンディションで参加できるよう自分をコントロールしている。また困難なシーズンが待ち構えているだろうけど、同時にまた多くの感動を与えてくれるだろうね。」


コスタお買い上げをオルランディ監督もむちゃくちゃ喜んでおります。

ボローニャとのポジティブな交渉を終えられて、とても嬉しいとしか言いようがないよ。将来有望な極めて確実性のある若者を引き止められたんだ。この若いDFは主に守備面で様々な役割をカバーできるところを見せてくれた。4バックの左(左サイドバック)でも、3バックの左(最終ライン)でもプレーできる。また彼は攻撃に参加する役割をこなすクオリティも備えている。

ハハハ。べた褒めですな。私もとってもいいお買物だったと思います。モデストの後釜が決まってホッとしました。まだ22歳と若いですから、これからグングン伸びていくことでしょう。期待してるぞ、宮迫!←似てるよね?

後はアモルーゾの後釜を早く決めましょう。って、アモルーゾ本人の去就が未だ不透明ですが・・・。本日ラツィオはアモルーゾを買うのか買わないのか結論を出すそうです。とっとと決めてくださいよ、ロティート会長。アモルーゾも、レッジーナ関係者も、ファンも相当ストレス溜まっています。明日の朝起きた時に結論出していなかったら怒るぞ。

6月21日、フォーティ会長はメルカートについて以下のように話しております。

本物の移籍市場は火曜日に始まるだろう。まずは共同保有の問題を解決しないといけない。今週我々はアンドレア・コスタを買い取ってボローニャとの件は解決した。昨シーズン彼は非常に役に立ったし、とても有望な選手だ。
メスト?問題解決のためにウディネーゼ側と会うことになるだろう。彼をレッジョに連れ戻すのか、もしくはどこか別のクラブに引き渡すことにするのか。
アモルーゾ?痛い離脱だよ。しかしストゥアニと新しくやってくる何人かの攻撃の選手たちが、彼の穴を埋めてくれると信じている。


メスト君の件ですが、フォーティ会長は入札に持ち込まないで話し合いで解決したいとのこと。もしレッジーナが買い取ることになった場合、レッジーナには残らずにマッジョの後釜を探しているサンプドリアへ売却することになるのではないかと言われています。

あと本日ブリエンツァの去就もハッキリする予定だそうです。無事お買い上げできるといいのですが。

※追記
一夜明けても何一つ決まっていませんでした。さすがイタリアだ・・・

※再追記
ブリエンツァお買い上げしました。4年契約です。やったー!
07-08レッジーナ | Comments(6) | Trackback(0)
2008/06/21

二日目③:感動?爆笑?マッツァーリ監督との再会

前回の続き。

■ミランテ
何やらとても急いでいるらしく、クラブハウスから自分の車まで走り抜けようとしたミランテ君。行かせてなるものかと板貫さんと一緒に必死で呼び止める。特に愛想が悪かったわけではないけど、あっという間にサインして風のように去っていってしまった。うーん、ミランテ君に会うのをとっても楽しみにしていたのにちょっと残念。

■カラッチョロ
愛想が悪いとは言わないけれど、笑顔をくれるわけでもなく、淡々とサインだけして行ってしまった。カラッチョロも会うのを楽しみにしていた選手で、過剰に期待していたところがあったのでちょっと残念。まあ出場機会が少ないから御機嫌が麗しくないのは仕方ないか。現にこの後ブレシアに放出されちゃったし。

■ガスタルデッロ
カレンダーにサインしてもらった後に板貫さんが「ちょっと待って!」と引き止める。もう1つサインして欲しいものを板貫さんがバッグの中から探している間ちょっとだけ不機嫌そうに見えたガスタルデッロだったけど「あった!」と差し出された写真を見ると明らかに表情が変わった。「これどこ?」と数年前の自分の写真に興味津々。それはまだガスタルデッロがシエナの選手だった頃、エンポリ×シエナ戦後に撮った板貫さんとの2ショットだった。板貫さんが「エンポリ」と答えると「へえ~」てな感じでサインして、とっても爽やかな笑顔で「チャオ!」と挨拶して帰っていった。
選手はファンが撮った自分の写真に興味を示し、喜んでくれるものなんだなあと改めて実感。写真を撮ったものの、その後移籍してしまって会えていない元レッジーナの選手たちが何人もいる。いつか何処かで会えるといいなあ。そして私の撮った写真を見て「お!サンタガタだ!」と懐かしんでもらえるといいなと思う。

■ルッキーニ
元エンポリの男前DFルッキーニさんは、私たちを見ると「あれ?」という反応。まず最初に私を見て、その次に板貫さんを見ると破顔一笑。「何でここに?!」と驚くルッキーニさんに板貫さんがしれっと言いのける。「貴方に会うために」。それを聞いてぶーっと噴き出すルッキーニさん。で、「エンポリどうよ?」と板貫さんに古巣の状況を尋ねている。
ああ、いいなあ。ステキだなあ。しっかり顔を覚えてもらっていて、こんなに再会を喜んでもらえて。果たしてマッツァーリ監督はレッジョ以外の場所で会っても、こんな風に私のことを認識してくれるんだろうか・・・。
雨だろうが何だろうが、ルッキーニさんとは写真を撮る!相変わらずイケメンだ。

来季もサンプにいらっしゃるの?


■マッツァーリ監督
いつまで経っても監督が出てこない。ずっと一緒に待っていてくれたチビッ子二人組も痺れを切らして帰ってしまい、ついに出待ちしているのは私たち二人だけに・・・。どっぷり日が暮れて真っ暗になっちゃったし、雨で寒いし、立ちっぱなしで疲れたけど、マッツァーリ監督と会うまでは絶対に帰れない。早く出てきて~。
実はまだ出てきていない選手が二人だけいる。カッサーノとモンテッラ。二人とも超有名所だから、出て来たけど気が付かなかったというのは絶対に有り得ない。もしかして監督は二人のうちのどちらかと話し合いでもしているのだろうか?もしくはカッサーノとモンテッラが取っ組み合いの大喧嘩でもしていて監督が仲裁しているとか?←想像力逞しすぎ
どれくらい待っただろうか。やっと出てきた監督は疲れ切った顔をしていた。
「監督、もう一度お会いできて嬉しいです♪」と英語で話しかける私に「あ、車に荷物入れちゃうから、ちょっと待ってね」といつもの対応。手ぶらになってからファンサービスというレッジーナ時代と変わらぬ手順。そして助手席にバッグを置くと、大きな溜息と共にいきなり私たちに切り出した。

いやあ、もう問題山積みでね、参っちゃうよ、ハッハッハ・・・

山積みの問題を引き起こしているのは、やはりカで始まる名前のアタッカンテかしら。てか、私たちに愚痴ってどうすんですか?そんな会社帰りに飲み屋に寄って店のママさんに仕事の愚痴を聞いてもらっているお父さんモードになられても・・・。予想外の展開に面食らう私たち。
とりあえず気を取り直して、サンプドリアポイントで買ったA4サイズの監督の特大ショットにサインを貰う。板貫さんはカレンダーにサインを貰っていた。
サインした後に私の顔を見て一拍置き、「君たちはジェノヴァに住んでいるの?」と監督。更に予想外の展開に衝撃を受ける私。え?私のこと覚えてない?
「日本から来ました。彼女は貴方の熱烈なファンで、貴方に会うためにジェノヴァに来たんですよ。」
板貫さんの言葉に、さっきまでボロ雑巾の様にくたびれきっていたマッツァーリ監督が一気に笑顔になる。
「え、そうなの?」
「そうですよ。貴方に会うためだけに、それだけのために、ここまで来たんですから!」と畳み掛ける板貫さん。
「じゃあ、ご挨拶しなくちゃいけないかな?」
そう言うと監督は上機嫌で私に向かって右の頬を差し出した。しかしイタリア語が不自由な私は二人の会話をほとんど理解していなかった。
「・・・はい?」
訳が分からずにキョトンとする私に監督が一言。
「バーチ」
バーチってキスだよね・・・と、頭の中で言葉を日本語に変換する。

ええーーー、キ、キス?!するの?!今ここで?!

またしても予想外の展開に完全にパニックに陥る私。心の準備が全く出来ていないまま、半ば監督に抱き寄せられるようにして、無我夢中で左右の頬を合わせた。
うわっ、ヒゲが痛い!タバコ臭い!
って、愛するマッツァーリ監督とのファーストキッスの感想がそれかよ!
監督は板貫さんともイタリア式挨拶をすると、最後に私と2ショットを撮り、満面の笑顔で車の窓から手を振って帰っていった。
「お父さん、はしゃぎ過ぎ・・・」
板貫さんの呟きに大爆笑。本当に会うたびに想像を超える面白いリアクションをしてくれる人だ。やっぱり最高だなぁ、マッツァーリ監督。
しかし、監督は私のことを覚えていないのだろうかと少々複雑な気持ちになる。監督がサンプに行ってからはファンレターを出していないので、レッジョに毎年来てくれたジャポネーゼと今目の前にいるジャポネーゼが同一人物であるという確信が持てなかったのだろうか・・・。
あの~、監督?もし自分に夢中なジャポネーゼが二人いると思っているなら大きな間違いですわよ。貴方を追ってわざわざイタリアまでやってくる物好きなんて一人しかいませんから!
去年の2ショットにサインしてもらえば間違いなく記憶が甦って、また違う展開の再会劇になっただろうなぁ。まあ、キスできたからいいか。

少し太られました?

帰りは下り坂だったので歩いて駅まで戻った。十分に歩ける距離だ。もう道を覚えたから次は一人でも来られるぞ。←また行く気か?

北イタリア遠征記2008 | Comments(4) | Trackback(0)
2008/06/19

二日目②:サンプドリア練習見学

サンプドリアの練習場「チェントロ・スポルティーボ・グロリアーノ・ムニャイニ」への行き方は元川悦子さんの著書『初めてでも楽しめる欧州サッカーの旅』を参考にさせてもらった。

ボリヤスコ駅からタクシーで10分弱。ひたすら坂を上っていくと練習場へ到着。山の中腹にある緑豊かなところだ。軽い雨が降っていたので傘を差してトップチームが練習しているグランドを目指す。

選手が遠いよ~

うーん、サンタガタほど選手を間近で見られない。この距離だと選手を見分けるのが難しいなぁ。いや、これがレッジーナの選手だったら、この距離でも見分けられる自信はあるけど。(笑)

たくさんのオヤジがたむろしていて、すぐにオヤジが寄ってくるのは何処の練習場でも同じこと。
「中国人?日本人?」
お決まりの質問。日本人だと答えると「中国人の女性はキレイだよねー。あ、日本人もキレイだけど」と付け足すオヤジ。喧嘩売ってんのか?
オヤジから誰のファンなのかとチェックが入る。板貫さんがルッキーニと答えると「君はエンポリファンだな!」と鋭いツッコミ。あら、簡単にばれちゃった。(笑)
私も聞かれたので「マッツァーリ監督!」と答えたけど、何故か「君はレッジーナファンだな!」とは言われない。それどころか、「サンプドリアの選手の名前を挙げてみろ」と言われ「フランチェスキーニ、ベッルッチ、ボナッツォーリ、カステラッツィ、モンテッラ、ヴォルピ、カラッチョロ」と知っている名前を片っ端から挙げていくと「よし、君はドリアーノ(サンプファン)だ」とお墨付きを頂いてしまった。あの、違うんですけど・・・。

この日は紅白戦をやっていた。ほとんど覚えていないのだけど、カッサーノは何処にいるのか分からないくらい、普通にチームの和を乱さずにプレーしていたと記憶している。喧嘩でも始めてくれたら面白かったのに。←おい
一つだけ鮮明に覚えているのが第二GKのミランテ君がスーパーセーブを連発していたこと。この子、物凄く反応がいい。将来とても楽しみな選手だ。顔も美しいし。←これ重要

クラブハウスの前にあるブロンズのプレート

練習終了後、クラブハウスの前に移動して選手と監督が出てくるのを待つ。雨なのに10人くらいが出待ちをしている。因みに私たち以外は全員男だった。
本当はカレンダーにサインを貰うだけじゃなくて写真も撮りたかったんだけど、傘を差しているので片手がふさがっていて、あれもこれもはできない状況だ。仕方ない、サインだけで我慢しよう。

カレンダーのサムネイル写真

カレンダーの表紙の裏には12ヶ月分全てのサムネイルがついていた。これを見れば誰が何月か一発で分かるはずなのだが、ドリアーノではない私たちは半分以上の選手の名前と顔が一致しない。背番号入りのユニを着ているならともかく、私服を着ていると試合中とはイメージが全然違ったりするのだ。初めの頃は一緒に出待ちをしていたチビッコ二人組やうざい面倒見のいいオジサンたちにいちいち教えてもらっていたんだけど、だんだんそれも面倒になり、ついに選手本人にサムネイルを見せて「あなた何月?」と直接尋ねるという暴挙に出る。
サンプの選手の皆さん、きっと内心では「しょうがねえ日本人だ。俺が誰だか分からずにサイン貰ってやがるな、このやろうと思っていただろうけど、概してフレンドリーに対応してくれた。感謝。
その中でも特に印象的だった選手たちをピックアップしてご紹介。

■ボナッツォーリ
元レッジーナのボナちゃんとは2004年と2005年にサンタガタで遭遇済み。2004年は大怪我をしていて精神的に参っていた時期だったので話しかけられる雰囲気ではなかった。2005年は好調だったため別人のように明るくてビックリした。
で、今回はどうだったかというと、出場機会が多くないのでハッピーではないらしく、まったく笑顔は見られなかった。グラッチェではなく「ありがとう!」と日本語で話しかけてみたけど反応なし。ボナちゃんはメンタルの上下が激しい人なのね・・・。

■カンパニャーロ
えーと、貴方はカンパニョーロさんね・・・と日本語で呟きながらカレンダーをめくっていたら、しっかりそれを拾っていて、

違う。カンパ ニャ~ロ だ。

と、すぐさまご本人から訂正が入った。あ、これはこれは大変失礼しました。貴方とよく似た名前のキュートなお尻をしたポルティエーレを知っているもので、つい。
てか、この人のリアクション面白い。そんな真面目な顔で「ニャ~ロ」って言わなくても・・・。一瞬で私たちのツボにはまった。(笑)

■マッジョ
マッジョは「5月」という意味だ。だけど彼の写真は7月に載っている。周りのオヤジが「7月だけどマッジョ~♪」と寒いギャグを飛ばすが、「あー、はいはい」と笑顔で受け流していた。なかなか出来た青年である。

■ポリ
どこのクラブにも飛び切り上等のカワイコちゃんがいるものだ。サンプドリアではこの子だった。
うざい面倒見のいいオジサンの知り合いらしく、めちゃくちゃ仲がいい。楽しそうにオジサンと談笑したあと、その無邪気な笑顔を私たちにも向けてくれた。その笑顔があまりにまぶしくて一瞬目を細める私。

ヤバイ!かわいい!かわい過ぎる!

この子は顔だけじゃなくて性格もかわいい。愛想がよくて、もうお姉さんメロメロ。おうちに連れて帰りたい・・・。←こら
ポリ君、君がグランデなジョカトーレに成長するまで勝手に見守らせていただきます。

■ベッルッチ
ベッルッチは名前と顔が一致する数少ない選手なのだけど、何月なのかすぐに探せない。そこでサムネイルを見せて尋ねようと思ったら、そのサムネイルにサインしてしまった。
「あー、そうじゃなくて、大きい方にサインして欲しいの~!」と私が日本語で焦りまくると、こっちに悪戯っぽい笑顔を向け、ニコニコしながら私が自分の月を探し当てるのを待っていてくれる。彼の笑顔はとても優しくて、待たされていることに全然イライラしていない。てか、むしろ楽しんでいるように見える。「大丈夫だよ。君がしたいこと全部終わるまでちゃんと付き合ってあげるよ」というこの雰囲気、誰かに似ている。そう、アモルーゾだ。30過ぎても第一線で活躍しているベテラン選手というのは、心に余裕があってファンに優しくできるものなのかな。
サムネイルじゃないカレンダーの方にも丁寧にサインしてくれて、最後までニコニコしながら去って行った。この日を境にベッルッチが大好きになった。
これはサムネイルにしてくれた小さいサイン。

とってもいい人でした

長くなったので、次のエントリーに続く。
北イタリア遠征記2008 | Comments(2) | Trackback(0)
2008/06/17

フォーティ会長新シーズンについて語る

レッジーナ公式でフォーティ会長が新シーズンの抱負みたいなことを語っておりました。

ちゃんと補強しろよ!

レッジーナ公式フォーティ会長の会見(6月14日):
---新進スター
セリエA残留はラスト12試合で達成されたが、それは我々一人一人の内に何かがあったから勝ち取ることが出来た。私はそういう者たちを求める。アマラントのクラブのために働き、レッジーナと共にこれらの全ての結果を残してくれる者たちだ。
2日前の主要な様々なエピソードについては、我々が常に自分たちを把握していたという落ち着きを持って対応した。それはグラニッロの素晴らしい観客を巻き込み、連れ戻さなくてはいけないというメッセージだ。私は次の2シーズンに勝利するために、心の中に新しいスターを据えたい。それは私一人で出来るものではなく、アマラント・ファンの団結が必要だ。
---同意
それは私を笑顔にさせた。それがもう習慣になったという考えで夏を過ごすことは不可能だ。しかしながら、私は我々の議論の熱狂については話さない。レッジーナが関与するモチベーションは、一つの交渉によってのみ解決する。ウディネーゼからのソッティルの購入。これは正式な取引であり、全てが静かに行われた。
---移籍マーケット
我々はブリエンツァ、チリッロ、コッツァ、バレートを確保するつもりだ。また、コスタ買取のために動いている。アモルーゾに関しては月曜日にもラツィオと合意すると期待している。それから出て行きたいという意思を表明している何人かの選手たちを満足させてやることになるだろう。同時にレッジーナは重要な共同所有の選手たち、メスト、ケルビン、モンティエルの問題も解決しないといけない。
また、今年はサンタガタで育った何人かの選手たちを通して、そのカテゴリーの維持管理に狙いを定めている。その部門を強化するための足がかりとして2、3の調整を行うだろう。(プリマヴェーラちゃんを数人トップチームに引き上げるということ?)
モデストは正式にジェノヴァの選手となった。全てにおいて完全に満足のいく解決だったよ。


えー、ところどころ意味不明なんですが、2日前の主要な様々なエピソードというのは多分これのことですな。
インテル、ミランなどセリエAクラブが不正会計
なんかマイナス1~4のペナルティを科されるかもしれないという記事もありました。もうペナルティは勘弁してください。(汗)

で、ソッティルを買ったってマジですか?
てか、ソッティルのパスはウディネーゼが持っていたんですか?
どこ探してもソッティル移籍の記事がないんですが???
いやあ、来季最終ラインにチリッロとソッティルがいるところを想像すると恐ろしいですわ。いったい相手にいくつPKを与えることになるんでしょう?

アモルーゾとラツィオはまだ合意がなされていません。早くスッキリさせてよ・・・。
アモルーゾの後釜候補にはルカレッリ(兄弟いっぺんに取っちまおうという案あり)、リガノ(もっと可愛げのある奴がいいよぉ)、カラッチョロ(ブレシアがAに昇格できなかったのでレッジョ移籍の可能性有りらしい)、ボナッツォーリ(本人がレッジョに戻りたがっているらしい)が挙がっております。

出て行きたいという意思を表明している選手というのはアロニカでしょうか。もしかしたらブリエンツァ買取の交渉に含まれるかもという話もあります。

ヴィジャーニがパルマの監督に就任したカーニさんからラブコールを受けているそうで、持っていかれないか心配です。

カンパニョーロの契約延長の話も今のところ進展なし。

現時点で確かなのはモデストがジェノアに行っちゃったということだけです。
モデストに関しては入団会見が行われたら、レッジョへのお別れの挨拶と共に紹介しようかなと思っています。

※追記
今日のガゼッタでフォーティ会長が、トニョッツィとカッショーネはどちらか一方だけを残すと発言しております。ううっ、二人とも好きなのに、どうしよう・・・。(泣)
07-08レッジーナ | Comments(2) | Trackback(0)
2008/06/15

二日目①:サンプドリアポイントでお買物

1月10日(木)曇り時々雨

本日のメインイベントはサンプドリア練習場を訪れてマッツァーリ監督と再会を果たすこと。でも、せっかくサンプの練習場へ行くのだから選手たちにサインを貰いたい。ということで、サインをもらうための材料を探しにサンプドリアポイントへ行くことにした。
ついでに歩きながら撮ったジェノヴァの街並みをご紹介。まずは港まで歩いてみる。

ジェノヴァ1

古くはキングカズ、比較的最近ではヤナギが住んでいたジェノヴァ。サンプドリアで選手としてのキャリアをスタートさせたアモルーゾが青春時代を過ごした街でもあり、愛するマッツァーリ監督が現在暮らしている街でもある。

ジェノヴァ2

黒い大理石を使った重厚なドゥオーモ。フィレンツェのピンクの大理石の華やかなドゥオーモとは対照的な美しさ。

ジェノヴァ3

日本人を見るといまだに「ナッカムーラ!」と声をかけてちょっかい出してくるレッジョと違って、誰も「ヤナギサーワ!」とは言ってこない。ヤナギの活躍度の問題というよりは、北イタリアの人々のクールな気質故だろうか。もしペルージャに行ったとしたら、いまだに日本人は「ナカータ!」と声をかけられるのかな?その辺どうなんだろう?

ジェノヴァ4

サンプドリアポイントは立派なショップで、様々なグッズが揃っていた。ユニやTシャツやマフラーは言うに及ばず、キャップ、靴下、トレーナー、ジャンパー、携帯ストラップ、キーホルダー、ボールペン、マグカップ、財布、腕時計、置時計、スリッパ(板貫さんお買い上げ)、タオル、ポストカード、ブロマイド、カレンダーなどなど、種類が豊富すぎて全部列記することは不可能だ。大きなクラブって凄いなー。レッジーナもこんなオフィシャルショップがあったらいいのに・・・。
とりあえずブロマイド写真のアルバムを片っ端から見せてもらう。店の人たちは「カッサーノもあるわよ」とやたらカッサーノを売り込むのだが、私が興味を示すのはマッツァーリ監督だけ。店の人たちからは絶対に「変な日本人」と思われていたに違いない。迷いに迷ってA4サイズの大きなショットと、L判のショットを1枚ずつ購入した。監督以外でブロマイドを購入したのは、元エンポリの男前DFルッキーニ、元レッジーナの男前FWボナッツォーリ、男前GKミランテ、男前FWカラッチョロ(君は髪を短くし過ぎてはいけない)。
高いユニを買うほどサンプドリアに思い入れはないので、私も板貫さんも選手たちのサイン用には2008年カレンダーを選んだ。一月ごとに2~3人の選手の写真が使われているが、ベッルッチとモンテッラだけは一人一月の扱いだった。この二人がサンプで最も人気のある選手ということなのだろう。

日本円で1500円位だったっけ?

買い物中店員さんに「免税手続きしてあげるわよ」と言われたんだけど、すんまへん、免税が必要なほど買う気はございません。かつてヤナギファンの日本人はここで高額なお買物をしまくっていたのかしら。
それほどお金を使わなかったのに、オマケに19ユーロもするクラブの冊子をくれた。なんて太っ腹なんだろう!と感激したのだけど、中を見たらヤナギ(いい笑顔だ)とか現アタランタのドーニ(ステキな笑顔だ)とか、なんかメンバーが古いんですけど?なるほど過去の売れ残りだから無料でくれたのか。(笑)
店員さんから本日の練習情報(午後3時から)をゲットして店を出る。さて、準備万端になったので腹ごしらえをしてからサンプドリアの練習場「チェントロ・スポルティーボ・グロリアーノ・ムニャイニ」へ向かうとしよう。

北イタリア遠征記2008 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/06/14

タイ戦勝利で3次予選突破にリーチ

ビール片手にベビーチーズをもぐもぐしながらこの試合を観戦していた私と母の会話。

ピシットポンってダスポンの姉妹品みたいな名前じゃない?
うん。三角コーナーの角の部分がしっかりした作りになっていてゴミを捨てやすいイメージだよね。
あとさ、タワンってパッと見タワシって読んじゃったよ。今日の対戦相手は台所用品だな。

って、くだらない話は置いといて、後半はイマイチでしたが一応0-3で快勝ですな。
日本代表はFWよりもDFの方が決定力がありそうだという事実には気付かない振りで・・・

本日もボンバーヘッド炸裂

スンタンの起用は前半オンリーで良かったと思うんですけど。かなり無理してるんだから、もっと早く下げてくださいよ、岡ちゃん。ここで無理してまたシーズン中に壊れたらどうしてくれるんですか。

とりあえず試練続きだったアウェイ2連戦お疲れ様でした。みんな途方もなくストレスが溜まっていることでしょう。日本に帰ってきてしばしリラックスしてくださいませ。

さて、勝ったから気分よくユーロの録画消化に努めよう。
俊輔 | Comments(2) | Trackback(0)
2008/06/14

一日目:初めての北イタリア

1月9日(水)雨ではなかったような?←覚えていない

初日は省こうかと思ったけど、簡単に書いておこうと思う。
成田から板貫さんと一緒だったので、ローマ経由で何の問題もなく夜9時半過ぎにジェノヴァに到着。真冬の北イタリアということで死ぬほど寒いのを覚悟していたけど、思ったほど寒くない。東京と同じくらいか、東京よりも暖かい?

空港からタクシーでホテルへ向かう。ジェノヴァの宿に選んだのは、Hotel Balbiという家族経営の二ッ星ホテル。移動に便利なようにプリンチペ駅に近いところを選んだ。確か1泊65ユーロだったような?←覚えていない
ホテルは年代物の建物の上の方の階にあるのだけど、建物内にエレベーターはない。私たちの部屋は7階だったっけ?イタリアで安い宿に泊まろうと思ったら、重いスーツケースを持って階段をスタスタ上れる体力がないとキツイ。
以下、booking.comからホテルの写真を勝手に拝借。まずはフロント。

本当に小さなホテルです

従業員はそれなりに英語を話せて、みんなフレンドリーだった。

一応英語でコミュニケーション可能

朝食はここで食べる。

家具も年代物だった

泊まったのはこの部屋じゃないけど、こんな感じの部屋に宿泊。どの部屋も天井にフレスコ画が描かれているらしい。

広さはそこそこ

安いからあんまり文句言えないんだけど、でもやっぱり文句言う。(笑)
●トイレの水がなかなか流れない。
●シャワーを浴びた後にバスルームが半端なく水浸しになる。
●明らかに部屋が傾いている。床にビー玉を置いたら絶対に転がったはずだ。
●ホテル前の道路は夜中でも車がたくさん通って結構うるさい。オマケに明け方にゴミ収集車がやってきて、とんでもなくデカイ騒音を撒き散らしていく。
立地条件はいいんだけど、次に行く時は利用しないかも?どなたかジェノヴァでいい宿をご存知の方いらしたら教えてくださいませ。次回の参考にしますので。←また行くのか?

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2008/06/12

プロローグ:眠れぬ夜は誰のせい?

「たとえ何処のクラブへ行こうとも、ずっと貴方のことを応援しています」

2007年5月マッツァーリ監督へ手渡したラブレターファンレターにそう書いてしまったので、一度ジェノヴァへ行かないといけない。女に二言はないのだ。
ということで、今回は初めてのジェノヴァ&エンポリ(日帰りでシエナも)という北イタリア遠征となった。

初めての北イタリアだし、いろいろ詳しく書きたいなーと思うのだけど、実は

あまり記憶がない。

なぜ記憶がないのかというと、イタリア滞在中ほとんど寝ていないから。なぜ眠れなかったのかと言うと、理由は以下の通り。

初日:ジェノヴァで泊まったホテルの前の通りが車の往来が激しくてうるさかった。
2日目:念願のマッツァーリ監督とのファースト・キッス(イタリア式挨拶)を果たしたため、嬉しさのあまり眠れなかった。
3日目以降:アモルーゾが移籍志願してエンポリ遠征メンバーから外れたショックから立ち直れず泣き明かした。


眠れなかったのは主に アモルーゾのせい ということで。

毎日寝不足で朦朧としていたので、記憶が脳の皺にしっかりと刻まれていない。故になんとなく覚えているエピソードだけかいつまんで書く予定。
とりあえず大きな柱は、サンプドリア練習場見学、マッツァーリ監督との感動(爆笑?)の再会、ちょこっとエンポリ練習見学、レッジーナ御一行様と同じホテルに宿泊、エンポリ×レッジーナ試合後の出待ちの風景、シエナ観光、シエナ×インテル怒りの観戦レポ、こんなところかな?
今週末あたりからサクサクと更新、、、できるといいなあ。

北イタリア遠征記2008 | Comments(4) | Trackback(0)
2008/06/10

灼熱地獄のオマーン戦

いつものことですけど、協会は選手の体よりも視聴率が大事なんですねー。
こんな灼熱地獄の中でプレーさせて選手を殺す気ですか?
バックアップどころか身内から負荷かけられた試合となりましたが、選手は何とか負けないで踏ん張りました。よくやったと言ってあげてもいいんじゃないでしょうか。

PK止めてくれた楢崎、Good Job!!!
あれ止めてくれなかったら負けていましたよ。

そしてあのシチュエーションで平然とコロコロPKを蹴ってしまうヤット、愛してるよん
彼の心臓は毛むくじゃらなんだろうなあ。

大人になったと思ったのに、実はあまり成長していなかった大久保ドラえもん。またまたやっちまいましたねえ。
もっとカルシウムをもっと摂取しませう。小魚を食え。

しかし審判のジャッジは何だかなぁでしたねえ。後半日本にPKが2つはあったと思うのですが。バランス考えて、これ以上は何やってもPKは取らないよって感じでした。

目の覚めるようなミドルでした♥

スンタンは決まらなかったけど、強烈なミドルに痺れました。
どんどん打っていきましょう。

それにしても試合後のスンタンのモテモテ振りには笑いました。複数の選手にユニをねだられるわ、ピッチ上で記念撮影求められるわ(あの人は誰?)ほんと人気者ですなあ。今や日本を代表するプレーヤーですもんね。

さて、次はオマーンとは暑さの質が違うタイでの戦いです。あまり時間がないけど選手の皆さん、コンディション整いますかねえ。スンタン、足は大丈夫?
岡ちゃん、選手は暑さで消耗しているんだから、早めの交代お願いしますよ。

ああ、ユーロは録画するだけでちっとも消化できない・・・・・・
俊輔 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/06/08

番外編その2:トスカーナの苦虫野郎

『番外編その1:2007年サンタガタ何でもランキング』で書くと告知したので、最後にこいつのことを書かないわけにはいかない。こいつとは2006年夏にセリエBペスカーラからやって来たフィレンツェ生まれでフィオレンティーナ下部組織出身のMFルカ・トニョッツィ31歳。この遠征の時はまだ30歳だったけど。

顔面偏差値高し!

こいつがレッジーナに来たときは「また一人イケメンがやってきた~♪」と大喜びだった私。うちの母もレッジーナの試合を観ては「この子かわいい顔しているわね」とお気に入りだった。ところが、2007年3月13日にアップされたレッジーナ公式Q&Aで、

いけすかない自信家のインテリ野郎かも?

という疑惑が湧き上がる。とはいえ人間というのは会ってみないと分からないものだ。もしかしたら予想に反してめちゃくちゃいい人かもしれない。もしかしたら変な奴嗜好体質の私のツボを大いに刺激してくれる面白い奴かもしれない。ということで、私も板貫さんも出発前からトニョッツィに会うのをとても楽しみにしていた。
で、2007年遠征終了時に私と板貫さんの出した結論。

サイテー

とにかく笑わない。いつも眉間にしわを寄せている。
エンポリでの第1回遭遇時もこんな顔。

嫁とケンカでもしていたのか?

少しは笑えよ・・・

サンタガタでの第2回遭遇時もこんな顔。

トニョッツィ

板貫さんとの2ショット(無愛想なトニョッツィにあえて2ショット挑むチャレンジャーな板貫さん)では、心なしか唇の端が少しだけ上がっているような気がする。

え、笑顔なのか・・・?

これ、笑っているつもりなんでしょうか・・・
彼にとってはこれが精一杯の笑顔なんですかねえ・・・


「これは笑顔なのか、そうじゃないのか」結論を出せずに困惑する私たち。遠征中に何度も写真撮ったり、サイン貰ったりしていたら、普通はどんどん打ち解けてくるものじゃない?それが何度会っても超そっけない態度は変わらない。Q&Aには「ピザにうるさい」と書いてあったので、板貫さんはレッジョの美味しいピッツェリアを教えてもらおうと楽しみにしていたのだけど、とてもじゃないけどそんなことを聞ける雰囲気の人じゃなかった。

同じフィレンツェ人でもタコ社長とヴィジャーニなら、絶対に親切に教えてくれますよね。
もしアモルーゾに尋ねたら迷わないように地図まで書いてくれますよ、きっと。


遠征中も遠征後も私たちに言われ放題だったトニョッツィ。笑わない君がいけないのだ。
そこでついたあだ名が「トスカーナの苦虫野郎」。だって本当にいつも苦虫を潰したような顔をしているんだもの。
「人前で笑顔を見せてはならぬ」というのがトニョッツィ家の家訓なのだろうか。
「人前で笑顔を見せる度に寿命が一年縮む」とか信じているんだろうか。
それともこれが彼にとってのキメ顔なんだろうか。「オレってクールでカッコいい」と悦に入っているんだろうか。だとしたら大きな勘違いだよ、トニョッツィ。

土曜日の練習場ではチビッ子3人組が別メニュー練習でランニングしているトニョッツィの名前を大声で呼んだが、こいつは眉間に皺を寄せたまま「チャーオ」と答えていた。お前は子ども相手でも笑えないのかと呆れたけど、当のちびっ子たちは「トニョッツィがチャオって言ったー!」と大喜びしていた。(苦笑)

そんな苦虫野郎の笑顔を初めて見たのが、レッジーナが奇跡の残留を果たしたあの日。残留記念パレードの車の上で、ほんの一瞬だけトニョッツィが微笑んだ。誰の目からもはっきり笑顔とわかる正真正銘の笑顔だった。

なんだよ、笑えるじゃん!

次の遠征では絶対にこいつを笑わせてやるとメラメラと闘志を燃やす私であった。

ところがここでネタをばらすと、2008年1月遠征でいきなりこいつに笑顔を向けられビビるのであった。でもって、2008年5月遠征では釣りバカのこいつに釣りキチ三平ルアーコレクション釣りキチ三平Tシャツをプレゼントして感激され、翌日からは向こうから挨拶してくれる仲になるのであった。(笑)
まあ第一印象が最悪だった奴に限って、その後とっても仲が良くなったりするのはよくある話だよね。どうして2007年遠征時はあんなに機嫌が悪かったんだろう。怪我をしていてレッジーナの残留に貢献できない自分に対する苛立ちから笑顔になれなかったんだろうか。いつか機会があったら聞いてみようと思う。
レッジーナのサンペイさん、来季もレッジョにいるよね?

2008年1月遠征では、大の苦手だったコッツァとも急速に関係改善。人というのはどんどん変わっていくものなのだと実感した。と、最後にもうすぐ始まる北イタリア遠征記2008の宣伝をしてみる。(笑)
南イタリア遠征記2007 | Comments(6) | Trackback(0)
2008/06/07

十一日目:アッリデヴェルチ

5月28日(月)豪雨

振動を伴う凄まじい雷鳴に目を覚ましたのは午前3時頃。レッジーナが起こした奇跡に対する天界の手荒な祝福なのか、レッジョは未明まで激しい雷雨となった。稲光の中で急に「あれは夢だったんじゃないだろうか」と不安になり、懸命に昨日の記憶をあれこれたどる。・・・大丈夫、夢じゃない。ちゃんと残留したよ・・・。安心して再び眠りに落ちた。
7時前に再び眠りから覚めたときには雷は止んでいたが、雨は土砂降りのままだった。もう帰るだけだから天気なんてどうでもいいや。

朝食を取りにサロンに降りていったら、サロンの正面にあるフロントの男性がクレジットカードを読み込む機械を手に溜息をついていた。そして私の顔を見るなり英語で一言。
「ダメだ、動かない・・・」
な、何ですと!私、ほとんど現金持ってないわよ!宿代カードで払えないと困る!
これはゆっくり朝食を取っている場合ではない。ホテルの傘を借りて近くのATMにお金を下ろしに行くと、そこには長蛇の列。そして自分の番が来た人が全員、しばらくすると不機嫌そうな顔をしてATMから離れていく。嫌な予感がする・・・。
やっと自分の番が来て、ドキドキしながらカードを差し込む。英語表示にして、暗証番号を打ち込み、「引き出し」を選び、引き出し金額を選択してエンターキーを押すが・・・。

いや~ん、お金が出てこないでカードだけ戻ってきちゃう!

2回繰り返したが駄目だった。すぐに別のATMまで走り、再び列に並ぶが結果は同じ。どうやら銀行のシステムがダウンしちゃっているらしい。困り果ててホテルに戻り、同じく困り果てているレセプショニストのお兄さんと一緒にため息をつく。アントネッロが迎えに来るまでまだ1時間ある。1時間あれば復旧するかもしれないという微かな望みを持って一旦部屋に戻った。
で、1時間後・・・。

やっぱりダメだ・・・

アントネッロが銀行巡りをするから車に乗れという。無駄な抵抗のような気がするんだけど、半ば強制的に車に押し込まれ、それから4つの銀行へ行った。全滅だったけど・・・。
再び困り果ててホテルに戻り、レセプショニストのお兄さんと協議した結果、ホテルの銀行口座に日本から宿代を送金するということで決着。バカ高い送金手数料がかかってしまうが選択の余地はない。もう空港へ行かないとフライトに間に合わないのだ。

慌しくホテルを発ち、慌しく空港でアントネッロと別れの挨拶をし、フライトの30分前にチェックイン。セキュリティチェックでペットボトルの水を持っていることを指摘され、「待っていてやるから今すぐ全部飲め」と太目の係員のお兄ちゃんに言われるが半分しか飲めなかった。有無を言わさず取り上げられたピサの空港とはまったく違うのんびりした対応。さすがレッジョだ。

復路のエアチケットはレッジョカラブリア⇒リナーテ、マルペンサ⇒成田という経路だった。何故こんな面倒なルートを選んだかというと、一番安いチケットだったから。ただそれだけである。事前に調べたのはリナーテ空港⇔マルペンサ空港間をシャトルバスが運行していることだけ。何の根拠もなく所要時間は30分程度と思い込んでいた。これが大きな間違いであることに後で気が付くのだが・・・。

リナーテ空港に到着し、スーツケースを受け取ってマルペンサ空港行きのシャトルバス乗り場を探す。相変わらず凄い雨だ。ミラノは長袖を着ていても少し肌寒い。と、その時、目の端に携帯電話で話をしているマッツァーリ監督の姿が入ってきた。あれ?もしかして同じ飛行機に乗っていたの?!
監督はすぐに自分を見つめる私に気が付き、歩み寄ってきて右手を差し出した。込み入った話をしているようで、電話をしながらの握手だったけど、こんなところで出くわしたことが嬉しかった。
周囲の人たちがマッツァーリ監督に気が付いてしまい、監督を囲んで次々とサインや握手を求めてくる。電話が終わるまで待って、監督とちょっとだけ話をしたかったけど、これはちょっと無理そうだ。思いがけないところで会えただけで、もう一度握手できただけで満足しよう。
そのままロータリーの奥まで進み、ようやくシャトルバスの乗り場を探し当てた。で、時刻表を見て腰を抜かしそうになる。何と次のバスまで1時間以上待たなくてはならない。何でこんなに本数が少ないのよ!どうしよう、タクシーで行っちゃおうか。このまま待とうか。
時刻表の前で考え込んでいると、目の前に黒いリムジンが止まった。中から金髪の長い髪を後ろで一つに縛った背の高い男性が降りてきて、うやうやしく後部座席のドアを開けた。誰か偉い人を迎えに来たらしい。誰だろう?振り向くと、そこに立っていたのはマッツァーリ監督だった。まだ携帯で話中だ。長電話だにゃー。
髪の長い男性は監督の荷物を素早くトランクに積み込み、後部座席のドアを指して「どうぞ乗ってください」というように促すが、監督はそれを遮って私の元にやって来た。相変わらず電話しながらだったけど、もう一度私に右手を差し出す監督。さっき握手したばかりなのに。(笑)
「アッリデヴェルチ(さようなら)」と言うと、監督はニッコリと微笑み、握った手に力を込める。そして急いで車に乗り込むと、車の窓から短く手を振ってくれた。すぐに車は発車し、土砂降りの雨の中を走り抜け、あっという間に見えなくなる。それでも私はいつまでも車が走り去った方向を見つめていた。監督の温かい大きな乾いた手の感触が消えないように握手した右手を左手で包み込み、ザーザーという激しい雨音を聞きながら、呆けたようにその場に立ち尽くしていた。
神様、最後にもう一度監督に会わせてくれてありがとう。こんなステキなエンディングを用意してくれて本当にありがとう。きっと3年間監督を一生懸命応援してきたご褒美だね・・・。

シャトルバスは雨の中をひたすら走り続けるが、1時間経っても一向にマルペンサ空港に到着する気配はない。それもそのはず。帰国してから調べたら、「リナーテ空港はミラノの中心から約10km南に位置し、マルペンサ空港はミラノの中心から約50km北西に位置する」とあった。ということは約60㎞の距離があるわけで、そりゃ30分じゃ着くはずないわ・・・。結局この日は大雨だったからかもしれないが、所要時間約1時間30分。国際線に乗るというのに、アリタリアのチェックインカウンターで搭乗手続きをしたのが出発時間の40分前(大汗)。しかしフライトが30分遅れていたので、なんとか免税店で買い物をする時間を持てた。家族や同僚や友達へのお土産を手当たり次第に走り回って購入し、くたくたになって機内の席に沈み込む。ああもう、朝からなんて慌しい一日なんだ・・・。

成田まではボーっとしていた。私の席のパーソナルテレビが壊れていたので映画も観られなかったし、それ程空いていなかったので席の移動もできなかった。本を読む気にもなれずに、ただただイタリアでの楽しかった日々を思い起こしていた。
本当にいろいろなことがあったなぁ。今迄で一番濃い遠征だったなぁ。
うとうとすると夢の中で自分は必ず熱狂のオレステグラニッロにいた。爆発するような歓声。セリエアー!セリエアー!の大合唱。目を覚ますと暗い飛行機の中にいる味気ない現実に悲しくなり、ずっと夢を見ていたくて再び目を閉じる。それの繰り返し・・・。
こうしてレッジーナの奇跡の残留に立ち会うことができた私の2007年イタリア遠征は無事に終了した。

とんでもない長い遠征記に最後までお付き合いいただいた皆さん、長い間ありがとうございました。このあと番外編その2「トスカーナの苦虫野郎」へ続きます。
南イタリア遠征記2007 | Comments(4) | Trackback(0)
2008/06/05

土曜日は女子大生

セリエAも閉幕したことですし、少し真面目に勉強します。
今度の土曜日から7月半ばまで、毎週土曜日は大学で講義受けてきます。
ああ、卒業まであとどれくらいかかるのかなぁ・・・。←お前次第だ

2007年遠征記を仕上げちゃおうと思ったのですが、ちょっと書き終わらかったので、今日は超久しぶりにナナちゃんの写真でごまかします。ナナちゃんファンの皆様、長らくお待たせしました。

背後の花がきれいに写らなかったよぉ

今日も犬小屋から脱走しまして、捕まえるのにたいへん苦労したそうです。(母談)
このお転婆ぶりは誰に似たのでしょう?え、飼い主?(聞こえない振り)

びーふじゃーきー大好き!

ナナちゃんの目の先には大好物のビーフジャーキーがあります。食べ物で釣らないと大人しく写真に納まってくれません。食い意地が張っているのも飼い主似でしょうか。

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2008/06/04

レッジーナ07-08シーズンの通信簿

Goal.com合格・不合格07-08レッジーナ

フォーティ会長:10点
繰り返し残留できるまでになった。残留は常に彼の功績であり、彼の選択の結果だ。そして今季は非常に多くの過ちを犯した。それはフィッカデンティに賭けたことから始まった。ヴェローナとの紆余曲折は1ヶ月続き、前置き(プレシーズンの準備のこと?)を失った。それからカンピオナートの序盤で勝ち点の不足からウリヴィエリを選択した。苦しい時期に正しい人物だった。そして攻撃を立て直した。ブリエンツァを獲得。真の攻撃の牽引者が到着した。決定打となった交代はトスカーナ人監督のオルランディだ。最後は常に正しい。町全体に夢を与え続けている。


終わりよければ全てよしで10点なんて甘すぎます。最初からまともな補強をしていればこんなに苦労することもなかったし、アモルーゾが愛想をつかして逃げ出そうとすることもなかったはずです。私は会長に10点満点なんて付けてやらねーぞ。

オルランディ監督:9点
人のいうところによると渡し舟の船頭としてたくさんの二軍選手が電話で呼び出されたらしい(←意味不明)。その代わり無口なテクニシャンは主にロッカールームで彼の仕事を行った。重鎮たち(ベテラン選手のこと?)の信頼を勝ち取り、漂流していたチームに技術的戦術的バランスが上手に計算された正しいフォーメーションを与えた。


監督としての実績がほとんどない方でしたので、就任が決まったときは不安でいっぱいでした。ところがオルランディ監督の下で戦った12試合は5勝4敗3分で18ポイント獲得。特にラストスパートがお見事でした。評価9点は納得です。降格間違いなしと思われていたチームを残留に導いた手腕を買われて来季も続投が決定しました。来季もレッジーナをよろしくお願いします。

コッツァ:8点
キャリアを終えるために戻ってきたが、残留に貢献した。フィッカデンティは彼をベンチに閉じ込めた。ウリヴィエリは彼をちびちびと使った。しかしオルランディは再び彼を活用し、機敏さと決定力を見出した。


コッツァは監督が変わるたびに待遇がよくなりましたね。フィッカデンティ監督はアモルーゾとコッツァの役割が被るからとコッツァをベンチ送りにしました。ウリヴィエリ監督はアモルーゾとコッツァを同時にピッチに立たせるために、アモルーゾをセカンドストライカー、コッツァをレジスタとして起用しました。オルランディ監督はアモルーゾをセンターフォワード、コッツァとブリエンツァを2列目で起用しました。シーズン前半はコッツァが我慢して、後半はアモルーゾが我慢したという感じですね。チームにとって絶対的な存在の2選手のポジションが被るというのは、どの監督も苦労したんじゃないかなぁと思います。今季のコッツァとアモルーゾの関係を見ていて、02-03シーズン後半、俊輔とコッツァを共存させるために俊輔をレジスタにしたデカーニオ監督のことをちょっと思い出しました。
来季も間違いなく彼がキャプテンでしょう。また闘志溢れるプレーでチームを引っ張ってくれることを期待しています。
あ、キャプテン、NYで5日間の休暇を過ごしたようですが英語は上達しました?(笑)

ブリエンツァ:8点
パレルモで見捨てられレッジョに到着し、彼のナンバーを発見した。点の取れない貧困なアイディアのフォーメーションの中で決定力を発揮し、彼のゴールで何度かアマラントのチームを再び車道に戻した。アモルーゾと驚異的に融合し、カンピオナートの終盤ではコッツァとハイクラスなコンビを見せた。


昨シーズンに引き続き冬にやって来たチビッ子ファンタジスタがレッジーナを救ってくれました。本当に馴染むのが早かったですよね。シーズン前半パートナーに恵まれなかったアモルーゾがブリエンツァの到着をめちゃくちゃ喜んでいたのを忘れられません。
まだレッジーナは彼をお買い上げしていませんが、ブリエンツァは残る気満々ですし、会長も買う気満々なので、パレルモが意地悪しない限り幸せな結果になることでしょう。ぜひ来季もレッジーナであの魅力的なドリブル突破を見たいものです。
※追記
Fillipoさんちで毎年恒例のプロヴィンチャ・アワードが発表されております。で、ブリエンツァが裏CL優秀MFを頂いちゃいました~。

ウリヴィエリ:5点
口は別として監督としては悪くない。シーズン途中で到着したので、自分の周りに仲間を作り上げる可能性を持たなかった。そんなわけで水が喉元まで上がってきても、それ以上チームが沈まないよう手綱を引くことに成功しなかった。


ウリヴィエリさんの会見はウィットに富んでいて面白かったんですけどね。それに、さすがマツ監督の師匠だけあって、これでもかというくらい退席処分をくらっていて私のツボにはまりまくりでしたのに・・・。お爺ちゃん、これからもお元気で頑張ってください。

モデスト:5点
彼は去りたがっていたし、去るべきだった。大ブレークした後のシーズンでそれを繰り返すのは難しいものである。しかしパラメーターは遠かった。夏に彼は首都へ行くべきだったのが、彼には何も起こらなかった。そんなわけで彼はしぶしぶ残ることになった。ほとんど熱意を持たずに。カンピオナートを通して彼のサイドでのクロスは記録されていない。


いや、たまに思い出したように良いクロスはあげてましたよ。熱意を感じられなかったのは確かですけど・・・。もうアモルーゾに説教されたくらいじゃモチベーションを保てなかったのかな・・・。

チェラヴォロ:6.5点
めったにない幸運に恵まれた。19歳にして補欠選手の経験なしにセリエAのスタメンになれたのだから。フィールドの青空の中に出て行ける幸運。もしくは失敗。そう、チェラヴォロはまだ成長の途上にあるのだ。要するに、いずれにせよ彼は非常に幸運だということだ。恐らくほんの少しのセリエB選手だけが生まれ変わることが出来たのだから。そう、スピードはある。しかしいつも不正確で最後の10mは怖がっている。このことから彼のゴールの成就はユニークなものとなる。GKさえいなければ。

すみません。チェラヴォロの寸評の訳は全体的に怪しいです。(汗)
この子、19歳とは思えないほど落ち着いています。世間一般の19歳はもっと弾けているもんだと思うんですけど。エンポリでこの子のセリエA初ゴールを目撃しましたが、今季はあのゴールだけでしたね。ブリエンツァ、マキンワが来てからは出番が極端に減っちゃったし。来季はレッジーナでプレーするのか、どこかに修行に出されるのか、どうなるんでしょう。

アモルーゾ:8点
アマラントのユニを着た3シーズン目も二桁ゴール。シーズンを通して出場し、浮き沈みはあったが最後は爆発した。これが彼にとって最後のアマラントでのシーズンとなるだろうが、彼は素晴らしい思い出と、セリエA通算103ゴール中アマラントで40ゴールという忘れがたい記録を残した。


彼にとっては辛いだけのシーズンだったことでしょう。前半はセリエAの経験が全くない若手と外国人選手の中で孤軍奮闘し、冬メルではパルマへの脱出に失敗、直後に肋骨骨折のアクシデント、オルランディ監督が就任してからは1トップを強いられスランプに。それでも12ゴールしたのは立派です。ここぞという大事な場面で決められる本当に頼りになるストライカーでした。移籍が確定したら(未だにラツィオと合意できていません)さよならのエントリーでこれでもかというくらい語らせていただきます。

ストゥアニ:5点
彼は希望の星だった。南米リーグで37得点というのは申し分のないパスポートだった。ところが彼の順応は疲労で遅れ、ここまでゼロゴールである。もし順応期間が終了したのだったら、彼は来シーズンから自分が何者なのかを見せなくてはならない。クラブは彼に全てを賭けたのだから。


冬にやって来た外国人プレーヤーということで「下手したらセリエに馴染むだけでシーズン終了しちゃうかも?」と心配していたら、本当にその通りになってしまいました。
でも来季はめちゃくちゃ期待していますよ。アモルーゾの不在を感じさせない活躍をお願いします。

大型スクリーン:8点
グラニッロの以前のまだ新しい掲示板は、1年間の名誉ある仕事の後で姿を消した。翌シーズンにまるまる一年持ちこたえるために。そしてレッジョの行政とレッジーナ・カルチョは、スクリーンをもっと大きなものに作り変えることを決めた。こうしてこの太陽エネルギー利用技術は次々に画面が移り変わる大型スクリーンを開始した。そこではイメージを確認することができた。完璧なレッジョのスタイルだ。遅れたけど、豪華。


ビアンキを売った金はこういうところで有効活用されているんですね。確かに高価なスクリーンでしたけど、これを褒めるならバレートとか他の選手のことも褒めてあげてください。(笑)

07-08レッジーナ | Comments(0) | Trackback(0)
2008/06/03

オマーンに快勝!

たいへんよく出来ました。ハナマル。 

この調子で行きましょう

一回書いたのが消えちまいましたので(泣)、気を取り直して簡単に。

パス回しがどうしようもなくぎこちないとか、細かいこと言ったら切りないですけど、まあ予選を闘っていくうちにどんどん向上していくでしょう、あれもこれも。とにかく勝たないとヤバイ試合できっちり勝てたんです。しかも3点取って。

ボンバー中澤の泥臭いヘッドはかっちょ良かったですね~。ヤットもいいCK蹴りました。

スンタンのロングパスを闘莉王が頭で落として大久保ドラえもんが決めた2点目も良かったですね~。

そしてスンタンのフェイントで相手をかわしてからの右足シュートは最高でした。ちょっと奥さん、右足ですよ、右足!(笑)
松井君もよく倒れずにボールキープしてスンタンに出してくれましたよ。

か、かわええ・・・!

今日はみんな気合入りまくりで、見ていて楽しかったです。いつもこれくらい必死こいてプレーしましょう。そうすればまたスタジアムも満員になるはず。

スンタンは腿に違和感抱えたままプレーしているようで超心配なんですけど、くれぐれも予選の途中で修理工場行きにならないようにお願いしますよ。君は日本代表になくてはならない存在なんだから。
簡単だけど、眠いからこの辺で。

俊輔 | Comments(2) | Trackback(0)
2008/06/01

十日目⑤:街はお祭り騒ぎ

スタジアムの熱狂は街中に移動していた。レッジーナのフラッグをなびかせ、残留を祝うクラクションを鳴らしながら走り回る車とバイクの群れ。カメラを向けると、みんな嬉しそうにポーズを作ってくれる。で、写真を撮った後に「グラッチェー!」と叫ぶと「ナッカムーラー!」と必ず返ってくるのが面白い。
愛すべきお馬鹿さんたちの写真は帰国直後に更新したエントリー『最高の休日』で紹介したけど、もう一度載せちゃおっと♪

バカ-1

バカ-2

バカ-3

こういうお馬鹿さんがいたる所に溢れかえっているせいで、海岸通り沿いの道路はもの凄い渋滞になっていた。この緑の建物はレッジーナの選手もよく来る人気のジェラート屋さん。

大渋滞の海岸通り

お馬鹿さんは歩行者の中にも大勢いた。海岸通りにはテレビカメラも出動していて、絶好調で盛り上がっている。誰かれ構わず目が合った人に「グランデ・レッジーナ!!!」と叫びまくる壊れちゃった人たち。私もすっかり壊れていたので、一緒になって数え切れないくらい「グランデ・レッジーナ!!!」と叫んできた。
途中ティフォージのバンに連れ込まれそうになって必死こいて逃げて笑い転げ、ああ、最後にこんなに大騒ぎしたのっていつだっけと記憶をたどる。専門学校の学園祭が最後だったかなぁ。なんか学生時代に戻ったみたい。

ホテル・ルンゴマーレに帰ってくるとスタッフが笑顔で私を出迎えてくれた。みんな私がどんな幸せそうな顔で帰ってくるか見届けようと待ちわびていたらしい。本当にいい人たちだ。
いつもは階段で自分の部屋の階まで上がるのだけど、さすがに疲れ果てて足が棒のようだったのでエレベーターを使った。で、私の階でエレベーターが止まって扉が開くと、そこにはカルロが立っていた。

ヘーイ、マッザーリーーー!!!

私を指差して叫ぶカルロ。さてはこいつ、この2年間これを言いたくて仕方ないのに我慢してきたな。そんでもって私が帰ってきたのを知って、エレベーターの前で待ち伏せしやがったな。しょうもないガキだ。(爆)

グランデ、レッジーナァァァ!!!
ミラコーロー!!!(奇跡)
サルヴェッツァァァァ!!!(残留)
セリエアーーー!!!


二人で万歳して飛び跳ねながら、次々と競うように雄叫びを上げる。ホテル中に私とカルロの叫び声が木霊した。大丈夫。今日だけは何をしてもカルロは怒られないだろう。だってレッジーナが奇跡を起こした特別な日だから。

シャワーを浴びてさっぱりした後、汗でぐっしょりになった残留記念Tシャツを洗面所で洗って濡れたまままた着る。だって今日はこれを脱ぎたくなかったんだもん。
明日の朝にレッジョを発つので荷造りを開始。そして9時頃にお腹が空いて、今日もピッツェリア『Qbizza』へ行った。

店内はレッジーナ奇跡の残留を祝う人々で満席だった。いつもの親切な黒人の店員さんが大きな笑顔で私に右手を差し出し「グランデ・レッジーナ!」とがっちり握手。今日のレッジョの民の合言葉は「グランデ・レッジーナ」。この言葉を口にするだけで誰とでも至福の時を分かち合えた。
残留記念Tシャツを着たジャポネーゼを見て、にわかに店の中がざわめく。
一人が「ジャポネーゼ?」と聞いてきたので「Si!」と答えると、何故かみんな「ナッカムーラー!!!」と叫び大きな拍手。そして誰もが立ち上がって「こっちにおいで!一緒に食べよう!」と手招きする。一番熱心に誘ってきたのがグループデートをしていた高校生と思しき8人グループの男子たち。しかし女子4人の冷たい視線にたじろぐ私。あ、お姉さん、青少年のデートの邪魔をする気はないから安心してね。
パニーニとコーラをテイクアウトし、店中の人たちから「チャオ、ナッカムーラー!」と見送ってもらった。いいな。あったかいな、ここの人たち。絶対にまた来年も来るからね。

すぐ近くのレストランでレッジーナ関係者は残留祝賀パーティを行っていた。この時間になっても屋上のテラスにいる選手たちに大声で呼びかけるファンが後を絶たない。
足を止めてレストランを見上げていると、隣に立ったお父さんが聞きもしないのに明かりの中に浮かび上がる背中を指して「ミステルだよ!」と教えてくれた。マッツァーリ監督だと聞いては写真を撮らないわけにはいかない。ということで、撮ったのがこれ。

まだこのレストランで食事したことありません

もう一枚。お父さんによると右側がマッツァーリ監督らしい。左にいるのは誰なんだろう。

本当に監督なのかなぁ?

心の中で「お願い振り向いて!」と念じたけど一度もマッツァーリ監督は振り向かなかった。まあ、最後に背中だけでも拝めたからいいか。10分ほど監督の背中に熱い視線を送った後でホテルに戻った。
この時はまさか翌日思いがけない場所で監督に出くわすとは思いもしなかった。
南イタリア遠征記2007 | Comments(2) | Trackback(0)
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