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2009/11/15

観光・食事・その他諸々編

■観光らしきもの

今回の遠征は4泊6日というミニ遠征ゆえに観光をする時間はほとんどなかった。ま、バルセロナは2回目だし、目的は俊輔オンリーだし、別にもったいないとも思わなかったけどね。
サグラダ・ファミリアは前回(10年位前?)時間をかけて隅々まで見たので、今回は外から見ただけ。これは表から撮った写真。

サグラダ・ファミリアの表

こちらは裏から撮った写真。いつ来ても工事中なり。

サグラダ・ファミリアの裏

裏側の道を挟んだところに公園がある。売店でコーラ一杯とかアイス1個を買えば、好きなだけテーブル席に腰掛けてサグラダ・ファミリアを眺めていられるステキな場所である。部屋のエアコンがご機嫌斜めで茹だりそうだったときは、よく部屋を脱出してここで涼んだ。

サグラダ・ファミリアの脇にある公園からの眺め

サバテール・エルマーノス(Sabater Hermanos)という手作り石鹸の店で同僚や俊輔ファン以外の友人たちへのお土産を買おうと決めていたので、日曜日の午前中に地下鉄リセウ駅で下車して店を探した。リセウ駅はランブラス通り沿いにあるのだが、日曜日のランブラス通りはウンザリするほど混んでいた。下の写真は人の流れが途切れたときに撮影。

ランブラス通り

通りにはいろいろな大道芸人たちがいた。

ランブラス通りの大道芸人

目指す店が非常に分かり難いところにあって、迷路のような細い路地を迷うこと1時間。

バルセロナの路地1

途中で出くわした市場。チーズやジャムやケーキを売っていた。

バルセロナの路地2

再び路地に迷い込む。でも路地裏愛好家なので、こういう所を彷徨うのは嫌いじゃない。

バルセロナの路地3

やっと見つけた店は、ちょっとステキな広場の入り口にあった。オシャレなカフェの道を挟んで向かい側にあるのがその店。この写真だけで店の位置が分かる人は、かなりのバルセロナ通だと思う。

バルセロナの路地4

地球の歩き方にも載っているこの店は40種類以上の色とりどりの石鹸がずらりと並べてあり、一歩店に入るとそのカラフルさに目を奪われる。値段もお手ごろで、店員も感じがよかった。

帰り道、ディアゴナル駅で地下鉄5号線に乗り換えるためにいったん地上に出たときに見かけたかわいい建物。屋根がラブリーでしょ。

有名な建築物?

以上、観光というか、ただの街歩きの写真でした。

■食事

金欠なのに無理して遠征し、金欠なのにエスパニョールグッズを買いまくったので、そのしわ寄せが食事に行った。レストランで美味しいパエリヤを食べたかったんだけど、財布と相談してじっと我慢の子であった。

バルセロナのサンドウィッチ1

これが今回の遠征の食事の定番。バルセロナのサンドウィッチはバゲットにこれでもかってくらい具が挟まっている。お昼はこれ1本食べれば大満足。どこで買っても美味しかったけど、一番のお気に入りはホテルの近くの英語を話す黒人さんが経営しているパン屋さん。超フレンドリーな黒人の定員さんと英語でおしゃべりできて楽しかった。

バルセロナのサンドウィッチ2

夜はビールが付いて、ちょっとだけ豪華になる。

■スペインのテレビ

ホテルについてテレビをつけるとニュースでカルモナさんという人がインタビューを受けていた。次のニュースではコスタさんという人がコメントしていた。いきなりレッジョに行きたい病が始まって困った。

土曜か日曜の夜にスペイン版電波少年みたいな番組をやっていて、スペイン版猿岩石がヒッチハイクで中国を旅していた。片言で中国人とコミュニケーションを取りながら必死に泊めてくれる家を探し、誰も泊めてくれないときはバックパックを枕にして野宿。何日もシャワーを浴びていないと思われる二人組が、人々の親切に感激しながら中国を旅する様が面白くて、二人がゴールするところまで見てしまった。イタリアでこの手の番組を見たことがない。イタリアでは乳が半分以上はみ出した姉ちゃんが色気を振りまく番組がメインだもんなー。

■ナンパ事情

遠征中にナンパされたのは一度だけ。カフェのテラス席でお茶していたオヤジ二人が通りかかった私に声をかけてきた。一人は「オラ~!」、もう一人は「チャオ、チャオ~♪」と手を振ってくる。スペインでは「チャオ」は別れの挨拶のはず。出会い頭に「チャオ」と言うということは、もしかして、、、
「イタリアーノ?(イタリア人?)」と聞くと嬉しそうに「スィ、スィ~♪」と答えるオヤジ二人。よその国に来てまでナンパに励んでいるのはやはりイタリア人か。ここに座れと空いている椅子を勧められたが、捕まると長時間逃げられないのは経験上よく分かっているので走って逃げた。

FARGAのチョコレート

職場へのお土産として空港で二箱購入。「このチョコむちゃくちゃ美味しい!」と大評判であっという間になくなった。お菓子好きの友人に言わせるとスペインのチョコレートはかなりレベルが高いらしい。スペインに行ったら必ずチョコレートを買うべし。



以上、バルセロナ遠征記でした。これから俊輔の激励にバルセロナを訪れる方たちのお役に立てたら幸いです。

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バルセロナ遠征記2009 | Comments(0) | Trackback(0)
2009/11/03

フライト&ホテル編

日本とバルセロナを結ぶ直行便はない。故にどこかを経由しないといけないわけで、アリタリアのマイルを貯めている私は当然のことながらローマ経由で行くつもりだった。ところがアリタリアの安いチケットが早々に売切れてしまって泣く泣く断念。状況が許せば帰りにレッジョに寄ってこようと思ったのに~。
残された選択肢の中で乗り継ぎが一番良かったのがフィンエアー(フィンランド航空)。値段もギリギリ許容範囲内(諸費用込みで132,000円)。もっと安いチケットはいくらでもあったけど、体力的な問題から乗り継ぎ重視だったためにフィンエアーで手を打った。

機内で何をするかといえば、私の場合は寝るか映画を見るかの二択。今回は後者を選んだ。
往路は体調がすこぶる悪かったにもかかわらず根性で3本鑑賞。まずは肩の凝らない映画で肩慣らし。

■ハングオーバー

HANGOVER

いかにもアメリカらしい超お馬鹿コメディ。や、好きだけどね、こういうの。私も無茶な飲み方をした若い頃は、たびたび記憶をなくしたよなー。記憶がなくても目が覚めるとちゃんと自分のベッドに寝ていたから偉い。

■天使と悪魔

天使と悪魔

機長のアナウンスやフライトアテンダントのドリンクサービスに邪魔されない状況で、もう一度じっくり見たい。TSUTAYAで借りる前に原作を読もうかな。
『トレイン・スポッティング』のイメージしか残っていなかったユアン・マクレガーが(←いったいいつの話だよ)聖職者を演じていてビックラこいた。
舞台がローマなので、見ている最中に“イタリアに行きたい病”が始まってしまって困り果てる。アリタリアで飛んでいたら、バルセロナへ行かずにイタリアに留まっちゃったかも。フィンエアーを選んでおいてよかったよ。

■Ghosts of Girlfriends Past

Ghosts of Girlfriends Past

まあ暇だったら見てもいいんじゃない?私にとってはそんな程度の映画。

ここからは復路で見た映画。帰りもたくさん見た。

■余命1ヶ月の花嫁

余命1ヶ月の花嫁

映画の紹介ページはここをクリック。
往路で映画を見ながら号泣していた女性がいたんだけど、これを見ていたのね。私も泣いたけどさ。大好きな曲『THE ROSE』が挿入歌として使われていた。主演の女優さん(榮倉奈々)がかわいかったな。これは実話を基にした映画だそうで、女性の皆さん、20代のうちから毎年乳癌検査を受けましょう。

■デュプリシティ

DUPLICITY

ジュリア・ロバーツも年取ったなぁ。←お前に言われたかないだろう
産業スパイものなんだけど、うーん、イマイチかな。あんまり熱中できなかった。

■消されたヘッドライン

STATE OF PLAY

復路で見た中で一番面白かった。なかなか見応えのある社会派サスペンス。主演のラッセル・クロウは『L.A.コンフィデンシャル』も良かったよね。

トランジットで利用したヘルシンキの空港

フィンエアーでバルセロナへ行くときはヘルシンキで乗り継ぎになる。いつもローマで超いい加減な入国審査に慣れていたから、やたら真剣に審査する勤勉なフィンランド人にビビッた。真面目に審査するので遅い。パスポートコントロールと手荷物検査は行きも帰りも長蛇の列だった。

空港のショップでは姪っ子たちのお土産にフィンランドらしいマスコットを購入。あ、水色の自転車は前からうちにあるカセットスタンドなのでフィンランドでは売ってない。

トナカイさん

妹にはうさぎさん。

手触りのいいうさぎさん

自分と家族のためにスモークサーモンやサラミやピスタチオなどを買い捲った。たまにはヘルシンキ経由もいいもんだ。

夜8時半前にはバルセロナに到着する予定だったけど、フライトが遅れて9時過ぎた。帰りも少し遅れていた。フィンエアーは30分以上遅れるのがデフォらしい。
因みにバルセロナでのフィンエアーの知名度は極めて低い。帰国日にホテルでタクシーの手配をお願いしたときに航空会社を聞かれ(空港のターミナルを特定するため)フィンエアーと答えたら、レセプションにいたスタッフ全員に「どこの国の航空会社?」と尋ねられた。バルセロナの空港でフィンエアーのカウンターが見つからずに手当たり次第に人に尋ねたが、一人を除いて全員がフィンエアーの存在すら知らなかった。



今回利用したホテルはここ。
Ayre Hotel Rosellón
新しいホテルなので近代的でキレイだったけど、エアコンが高い確率で作動しなかった。バルセロナは9月末でも昼間は灼熱地獄なので、昼にエアコンがご機嫌斜めのときは茹だって死にそうだった。料金は私が泊まったときはシングルで一泊60ユーロ。朝食は付いていないが、追加料金を払えば2階の朝食室で食べられる。私は一度も利用しなかったので、値段や味は不明。

ベッドの寝心地はOK

非常に分かりにくいところに冷蔵庫が隠れていて、私は滞在3日目まで冷蔵庫の存在に気が付かなかった。なぜ気がついたかというと、掃除の人が冷蔵庫が収納されている戸棚のドアを開けておいてくれたから。冷蔵庫を使った形跡がないので、気の毒に思って気づかせてくれたのだろう。私は意地悪だから、どこにあるのか教えてあげない。このホテルに泊まった人は頑張って冷蔵庫を発見してね。

家具も全て新品なり

最寄り駅は地下鉄2号線と5号線が通っているサグラダ・ファミリア駅。ホテルの部屋からはサグラダ・ファミリアがばっちり見えるんだけど、夜にこの鋭いシルエットが闇に浮かび上がると怪奇映画みたいでちょっと怖いのよ。

窓の外はサグラダ・ファミリア

レセプションにいるスタッフは一応英語をしゃべる。一番英語がうまかったのが金髪でクリンクリン頭のかわいい男の子。出発前に忙し過ぎてエスパニョール対ヘレスの開始時間を調べてこなかったので、試合前日の夜にこの子に尋ねたらネットですぐに調べてくれた。「5時キックオフだよ」と笑顔で教えてくれたけど、エスパニョールの試合を見に来た日本人といったら中村俊輔ファンだと分かりそうなものなのに、ナカムラのナの字も彼の口から出てこない。それもそのはず、彼は熱烈なバルサファンだった。
「当日券で見るつもりなんだけど、2時間前にはスタジアムへ行った方がいいかしら。チケット売り場混んでるかな?」と聞くと、「エスパニョールのことは全然わかんない。だって僕、バルセロニスタなんだもーん!ねえ、もうすぐ試合が始まるんだよー!」とパソコンの画面を試合中継に切り替えた。そうかい、そうかい、邪魔して悪かったね。私は退散するからゆっくり観戦してくれたまえ。つーか、仕事中に試合をネット観戦していられるなんて羨ましい職場環境だわ。

このエリアは住宅街なので治安はいいし、新しくて近代的なホテルなのに割と安いし、シャワーもたくさんお湯が出るし、従業員はフレンドリーだし、エアコンが作動したりしなかったりする点にさえ目を瞑れば合格点。

バルセロナ遠征記2009 | Comments(8) | Trackback(0)
2009/10/21

オフィシャルショップ編(というかスタジアムまでの遠い道のり)

9月25日(金)晴天

ホテルにチェックインしたのが昨夜10時過ぎだったので、実質今日がバルセロナ初日みたいなものだ。俊輔ファンとして最初にやらなくてはいけないこと。それは日曜日のヘレス戦のチケット購入。事前に得た情報によるとスタジアムのチケット売り場で買えるみたいなので、まずはコルネリャ・エル・プラットを訪れることにしよう。ついでにスタジアムのオフィシャルショップでエスパニョールの公式ユニをゲットして俊輔のネームとナンバーを入れなくては。
泊まっているホテルはサグラダ・ファミリアのすぐ近く。エスパニョールの練習場へ行くのに地下鉄4号線(L4)、コルネリャ・エル・プラットへ行くのに地下鉄5号線(L5)を使うことを考えると、両方の線が通っているサグラダ・ファミリア駅が一番便利と考えたからだ。実際に練習場へ通うにはサグラダ・ファミリア駅は近くて便利だった(ラ・パウ駅まで5駅)。
10時半過ぎにホテルを出て地下鉄5号線に乗り、目指すは終点のコルネリャ・セントラ駅。14駅もあるので時間は少々かかるが、終点まで乗っていればスタジアムの最寄り駅に到着するので安心である。因みにコルネリャ・セントラ駅には国鉄近郊線も通っている。

バルセロナの地下鉄は治安が悪いと聞いていたが、夜11時過ぎてもNYの地下鉄に一人で平然と乗っていた私にとっては「別に?」って感じ。まあ確かに線によっては少々物騒な感じがするところはあったけど、私の感覚では治安が悪いうちには入らない。比較の対象がNYじゃ極端過ぎて参考にならないかも知れないけど。
つーか、カンプ・ノウでサッカー観戦したことがある上司に「バルセロナの治安、悪かったですか?」と出発前に尋ねたら「NYのディスコで明け方まで踊ってて、帰りに乗ったタクシーのドアぶっ壊して、修理代を巡ってドライバーと大喧嘩してパトカーまで出動させて、あげく20ドルしか払わないで示談に持ち込んだ猛者が、なにバルセロナの治安如きでビビってるの?」と大笑いされた。や、あれは私じゃなくて、一緒にいた友達が猛者だったんですが・・・。こんな大昔の武勇談が未だに語り継がれているから、いつまでたっても嫁にいけないのね、私。←もう諦めろ

おっと、話が逸れた。元に戻そう。
Badal駅を発車した後で長い車内アナウンスが流れた。途端にざわめく車内。しかし私には何一つ理解できない。
次のCollblanc駅に到着すると同時に乗客が文句を言いながら一斉に下車。一人車内に取り残される私。さっぱり訳がわからないんだが?
しぶとく座席に座っている私に、逞しいおばちゃん運転手が身振り手振りで降りろと怒る。「どうしてですか?」と英語で尋ねても返ってくるのは早口のスペイン語だけ。諦めて降りると無人の列車はホームを出て行った。
車両故障で運行中止になったんだろうか???
次の列車を待って乗り込もうと思ったら、次の列車も乗客が全員降りてきた。
なんで?この列車も車両故障を起こしたの?そんな訳ないよね?
「あの~、何が起こったんですか?」と若い兄ちゃんに尋ねたが、スペイン語しか返ってこない。全然わからない。どうしましょ。
もう二本列車を待ったが同じだった。この駅で乗客は全員降ろされてしまう。で、英語を話す人は一人も現れない。うーん、参ったな。先に進めないなら戻るしかない。どこか他の線と繋がっている駅まで戻って、カタルーニャ鉄道のコルネリャ・リエラ駅(もう一つのスタジアム最寄り駅)まで行くしかない。ということで、反対側のホームへ行って列車に乗ったのだが、一駅戻ったところで考えを改めて列車から降りた。そして、また反対側の列車に乗ってCollblanc駅へ行き、またそこで降ろされ、今度は地上へ出た。もうここまで来たらスタジアムまでそんなに遠くないはずなので、タクシーを拾ってしまおうと思ったのだ。

タクシーを拾うのに10分近くかかった。「コルネリャ・エル・プラットまで」とスペイン語で告げると、ドライバーはペリコなのか嬉しそうに話しかけてきた。しかし私がまったくスペイン語を話さないことを知ると、ラジオを聴きながら一人爆笑タイムに突入。客が乗っているのにここまで大声で笑えるのが凄い。さすがラテンだ。
笑い転げながらもスタジアムが見えてくると「ほら!あれがコルネリャ・エル・プラットだよ!」と指をさして教えてくれた。スタジアムが見えてから実際に到着するまでが割りと長かった。結局15ユーロ近くかかったと記憶している。思ったより高かったな・・・。ま、いいか。
スタジアムの前で降りた私に「ナカムーラ、アリガトー!」と運転手が手を振ってくれた。やっぱりペリコだな。

スタジアム正面のRCD ESPANYOLの文字を見ながら左に進むとオフィシャルショップの入り口が見えた。スタジアムに着いたら真っ先にチケット買うと決めていたのに、地下鉄のトラブルですっかり調子が狂ってしまって、吸い込まれるようにショップに入ってしまった。時計を見ると12時をとうに過ぎている。ホテルを出たのが10時半頃だから1時間半以上かかったのか。帰りは地下鉄がちゃんと動いているといいな。
オフィシャルショップの品揃えはエスパニョール公式サイトのオンラインショップにあるものは当然全部ある。それ以外ではプラスチックの食器類、ペリコのぬいぐるみ、ピンバッジ、ストラップなど。グッズの売り上げに貢献するのも正しい俊輔ファンのあり方だと信じているので、ユニ、Tシャツ類、キャップ類、タオルマフラー類、売れ残っていた新スタジアム杮落とし戦記念グッズ等を買い漁る。総額5万円弱。レジの姉ちゃんも「まあたくさん買ったこと」と言いたげな顔だった。
オフィシャルユニに選手のネームとナンバーを入れたい場合は、レジでお願いすれば店の右奥の部屋ですぐに入れてくれるが有料である。お値段は13ユーロと少々高い。レッジョのスポーツショップはネームとナンバー入れるのに最低二日かかるけど、いつもサービスで入れてくれる。その辺は大都市と田舎町の違いかな。

タクシーで来たので駅までの道が分からない。そこで店の入り口に立っていた警備員のオジサンに「コルネリャ・セントラ駅にどうやって行けばいい?」とスペイン語で聞くと、「遠いからコルネリャ・リエラ駅から帰れ」みたいなことを言われた。「メトロがいいの」と食い下がると「メトロ、ノー!」と首を振る。どうやら地下鉄はまだ動いていないらしい。じゃあ仕方ないからカタルーニャ鉄道で帰るか。
オジサンはえらい詳しくコルネリャ・リエラ駅までの道を説明してくれた。旅の指さし会話帳を見ながら必死に理解に努める。少なくても3回は繰り返してくれたオジサンの説明で聞き取れたのは「真っ直ぐ進む」「左に曲がる」「FGCの表示」。まあ何とかなるだろう。
オジサンに礼を言って歩き始める。真っ直ぐ進んで、比較的大きな通りに出たところで左に曲がった。この道であっているんだろうか。ちょっと不安だったので前から来たキレイなお姉さんに道を尋ねると、もう少し進むと鉄道の入り口の表示が見えると片言の英語で教えてくれた。スペイン女はスマイリー&フレンドリーな人が多かった。
しばらくすると「FGCの表示」が見え、その下には鉄道駅の入り口があった。そうか、FGCはカタルーニャ鉄道の略称なのね。無事に駅に辿り着き、I’ Hospitalet Av. Carriletという長たらしい名前の駅で地下鉄1号線に乗り換え、更にPlaca de Sants駅で地下鉄5号線に乗り換え、なんとかサグラダ・ファミリア駅に到着。日曜日はこの逆のルートを辿ってスタジアムへ行った。日曜日になっても地下鉄5号線はCollblanc駅で通行止めだったのだ。

ホテルに戻って本日のお買い物品の一部を撮影。ほとんどのお土産が俊輔ファン仲間の皆様に貰われていった。

ペリコグッズ各種

これは新スタジアム杮落とし戦記念グッズ。

リバプール戦の記念グッズだよん

ここで大事なことに気がついた。

私チケット買ってないじゃん!!!

そのお陰でアントニオと知り合えたのだから怪我の功名である。

バルセロナ遠征記2009 | Comments(4) | Trackback(0)
2009/10/17

スタジアム編その2 エスパニョール×ヘレス 試合開始~試合後

序盤はエスパニョールがヘレスを圧倒する展開で、チャンスが何度もあってワクワクした。
イタリアとの違いを感じたのはナイスプレー時の観客のリアクション。いや、違うな、言葉の響きと言うべきか。
イタリアでは「ベーネ!」「ブラーボー!」と直線的で力強い感じだけど(単に私がイタリア語に慣れているからそう感じるだけかも)、これがスペインだとこうなる。

ビエ~ン、ビエ~ン、ムイ・ビエ~~~ン!

なんか気が抜けるのだ。

しかし楽しかったのは最初の15分弱だけ。チャンスを活かせなかったエスパニョールはその後グダグダに。決めるべきところで決めないと、こうやって苦しむことになるというお決まりの展開。あまりに退屈な内容に隣であくびを始めるアントニオ。おーい、ゴール裏のサポにあくびされちゃってるぞ、選手たち!
眠そうなアントニオの目を覚ましてあげるために話しかけてみた。
「お気に入りの選手は誰?」
アントニオは少し考え込んでから「デラペーニャ」と答えた。本当はハルケだったんじゃないだろうか。答えるまでに随分と間があったから、何となくそう感じた。

それにしても心配なチーム状態だ。どうやって点を取るのか、チームとして明確な形が見えてこない。本当にまだ何にも固まっていないんだな、このチーム。ハルケの急死でプレシーズンの準備が満足に出来なかったのは分かるけけど、このままじゃ危ないと思う。
そして俊輔ファンとしては俊輔の立場がもっと心配になる。監督からどういう働きを期待されているのか、課せられた役割がよく分からないというか、そもそもボールにあまり触れていない。前半の終わりの方でいいCKを蹴ったけど、これは前半だけで交代もあるかも・・・。そう覚悟した。

前半終了のホイッスルと共に盛大なブーイング。ホームのエスパニョールに厳し過ぎる審判の笛に対してなのか、不甲斐ないチームに対してなのか、あるいは両方なのか。とにかく観客は苛立っていた。後半はもう少しエキサイティングなゲームをして欲しい。

芝のメンテナンス係の人たち

ハーフタイムにまくれ上がった芝のメンテナンスを必死に行っていた。つい最近芝を張り替えたみたいだけど、定着するにはもう少し時間が掛かりそう?

このマスコット、目が怖いんだけど。

チビッ子ファンとの記念撮影に大忙しのマスコットのペリコ。そろそろお風呂に入ったほうがよろしいのでは?だいぶ汚れが目立ちましてよ?

後半開始の時間になり選手たちが出てきた。「ナカムラいるよ!」と私よりも先にアントニオが俊輔を探して教えてくれた。よかった!後半も俊輔を見られる!
両チームの選手は勢ぞろいしたのに何故か審判が出てこない。やっと出てきた審判団は特大級のブーイングで迎えられた。いろんな野次も飛んでいた。スペイン語は分からないけど、恐らく「クソ審判!」もしくはそれに類する言葉だろうと。こういうのは万国共通でしょ、きっと。

後半になると少し面白くなってきた。スペース埋め埋め作戦をしていたシェレスに綻びが見え始め、エスパニョールのパスが回り始める。
でもさ~、エスパニョールが攻めている時はやたら遠いのよ。日本でも海外でもメインスタンドかバックスタンドでしか観戦したことないから、人生初のゴール裏観戦はちと戸惑った。当たり前だけど、反対エンドの遠いこと!後半は向こう側のゴール裏で見たかったなぁ。そうすればゴールに迫ってくる俊輔を見られたのに。←人様の年間シートで観戦しているくせに図々しいにも程がある

後半18分に持ち過ぎ小僧コロがベン・サハルと交代すると大きな拍手。つーか、ベン・サハルが交代の準備を始めた時からファンは沸いていた。この日コロはスタジアムに溜息の嵐を巻き起こしていたのでファンもいい加減に切れ気味だったのかな?それとも単にベン・サハルが人気者なだけ?

とにかく遠かったのとゴール裏から試合を観るのに慣れていないから、誰から誰にボールが渡ったとか詳しい流れはよく分からなかったのだけど、後半は何度も俊輔の名前が周囲で叫ばれて嬉しかった。
右サイドをドリブルで持ち上がって、結局突破せずにパスを戻したときは

ナカム~ラ!

ゴール前にふんわりしたステキなパスを出したときには

ナカム~ラ!

ミドルを打ったときには

ナカム~ラ!

クロスに飛び込んだけど触れなかったときは

ナカム~ラ!

いろんなヴァリエーションのナカム~ラが聞けて面白かった。怒声でもいいの。前半なんて名前を呼ばれることすらなかったんだから。俊輔の名前がファンの口から出てくるってことは、それだけボールに触れているってことだもん。

前半はあくびをしていたサポも後半は熱の入った応援を繰り広げる。ゴール裏から反対側のゴール裏へのエールの交換みたいなことをしていたのが印象的だった。何て言っているのかさっぱり分からなかったけど。
しかーし、やっと俊輔がゲームに入れて、前半に比べて内容も良くなったのに、結局はノーゴールのまま試合終了。昇格組の最下位ヘレス相手にホームでスコアレスドローという負けに等しい結果にサポのご機嫌はすこぶる悪い。みんな試合終了のホイッスルと共にさっさと席を立つ。選手が挨拶に来るのを待たないの?
私はもう少しゆっくりしていたかったんだけど、アントニオが「行くよ」と促すので慌てて後から付いていった。あーん、せっかくゴール裏にいるのにー。俊輔が挨拶に来るまでいたかったよー。
とりあえず外からスタジアムの写真を2枚ほど撮って帰路についた。出店チェックも出来なかったし、試合後の選手の出待ちが出来るのかも確認できなかったし、連れがいるっていうのも善し悪しだわね。

スタジアム外観1

スタジアム外観2

「物凄くフラストレーションが溜まる試合でした」と言うと「そうだね。でも、これもサッカーだよ」とアントニオ。帰り道は口数が少なかった。

カタルーニャ鉄道CORNELLA-RIERA駅は殺人的に混んでいた。駅の外まで長蛇の列なのだ。そこでアントニオが「ちょっと歩くけど国鉄近郊線のCORNELLA駅まで歩こう」と提案してきた。地元民の言うことに間違いはないので大人しくそれに従う。
CORNELLA駅へ向かう途上でこんな人を見つけた。

セルティックユニのペリコ

思わず早足で追い付き「あなたスコットランドの人?」と英語で尋ねると「ノー」と否定された。ラテンの濃い顔だったのでスペイン人と思われる。それ以上会話が弾まなかったのは、彼が英語を話さなかったから。残念。

国鉄近郊線CORNELLA駅も結構な混み方だったけど、カタルーニャ鉄道CORNELLA-RIERA駅に比べたらなんぼかマシだった。アントニオと話をしながらホームで列車を待っているときに突然日本語で話しかけられて驚いた。というか、頭が完全に英語モードになっていたので、何を言われたのか一瞬理解できなかった。
「中村選手には会えましたか?」
その人はもう一度繰り返してくれた。ああ、出待ちポイントを教えてくれたエスパニョールの日本人スタッフの人だ!そこからはアントニオをちょっと放っておいて日本語で盛り上がってしまった。
「勝てた試合でしたよね!」と言うと「いや、勝たなくちゃいけない試合でした!」とむちゃくちゃ悔しそう。熱くて楽しい人だ。
私がアントニオと知り合ってちゃっかり年間シートで観戦したこと、俊輔に会うためだけに4泊6日でバルセロナにやってきたことを知ると「凄いですね~」と褒めてくれた。・・・や、呆れていたのかも?
今まで日本で全く知られていなかった自分の職場が俊輔の移籍をきっかけに注目されるようになって、何だかとても不思議な感じがすると言っていたのが心に残った。日本人スタッフが二人もいて俊輔も心強いだろうな。ファンとして私も心強い。これからも陰で俊輔をしっかり支えてくれると思う。
列車に乗り込んだときにはぐれてしまって、きちんとサヨナラのご挨拶ができなかったのが心残り。このブログは見ていないと思うけど、本当にお世話になりました。m(_ _)m

アントニオとはSants Estaciò駅で別れた。ちゃんと地下鉄5号線の乗り場まで私を見送ってくれ、最後まで完璧な紳士だったアントニオ。 知り合えて本当にラッキーだった。12月に忘れずにクリスマスカードを出さなくちゃ。

ホテルに戻ってテレビをつけると今日の試合のハイライトが流れていた。私の席からよく見えなかったけど、俊輔は結構チャンスに絡んでいたんだね。ハイライトに俊輔がたくさん映っていて超嬉しい♪
すると最後に俊輔のインタビューが流れた。おっと!これは撮らねば!

スンタン笑顔だったよ!

ブロークン・スパニッシュだったけど、俊輔はスペイン語で受け答えしていた。私が聞き取れたのは「バルセロナはどう?」みたいに聞かれて「気に入ってるよ。○○と太陽があるから」と答えたところだけ。○○はなんだったのかしら。
最後はインタビュアに「アリガトウ!」と言われて、確か俊輔も「ありがとう!」と返していた。いいぞ、いいぞ。そうやって下手でもいいから同じ言葉で直接会話をすることが大事なんだよね。頑張ってるな、俊輔。
インタビューされるということは、この試合の俊輔が良かったと現地では思われているということだよね?そうだよね?
この後のスタジオトークはもちろん聞き取れず。あー、俊輔が褒められていたのかどうか、すっげえ気になるー。

バルセロナ遠征記2009 | Comments(6) | Trackback(0)
2009/10/10

スタジアム編その1 エスパニョール×ヘレス キックオフまで

9月25日金曜日にスタジアムのオフィシャルショップを訪ねているので、スタジアムへの道順というかスタジアムへ辿り着くまでの苦労話は、後日オフィシャルショップについてのエントリーで書く予定。つーか、検索かければコルネリャ・エル・プラットまでの行き方がいくつも出てくるので今更私が説明するまでもないけど。

9月27日(日)午後3時過ぎにカタルーニャ鉄道CORNELLA-RIERA駅に到着。
試合当日はエスパニョールユニやマフラーやキャップを身につけた人たちの後を付いていけば間違いなくスタジアムに行ける。どんな方向音痴の人でも何一つ心配する必要はない。
レッジョでオレステ・グラニッロへ向かって歩いていると今でも「チャオ、ナカムーラ!」と声をかけられるし、カターニアでアンジェロ・マッシミーノへ向かって歩いていると「モリモート!」と声をかけられるが、この日私に「ナカムーラ!」と声をかけてきた人は一人だけ。これは俊輔の人気がないのではなく、バルセロナみたいな大都市では日本人は珍しくもなんともないということだと思う。ジェノヴァで誰も「ヤナギサーワ!」とか「ミウーラ!」と声をかけてこないのと一緒の原理と思われる。

私はまだ試合のチケットを購入していなかった。これから当日券を買わなくてはいけない。旅の指さし会話帳スペイン語の「チケット売り場はどこですか?」というセンテンスがあるページを開きながら誰に尋ねようかキョロキョロしていたら、30代半ばくらいの男性が英語で話しかけてきた。
“Do you speak English?”
おお、これは天の恵みか?!英語を話す人が向こうから寄ってきたぞ!でもダフ屋かも?
「今日のチケットは持っていますか?実は息子が急に来られなくなりまして、もしこれから購入するのなら、よかったら息子の年間シートで一緒に観戦しませんか?」
うわ~、なんてステキなオファーなんだ!
ダフ屋かもしれないなんて警戒してごめんなさい。英語を話す人の案内つきでエスパニョールの試合をスタジアム観戦できるなんて、この上なくラッキーだわ。2つ返事でOKして一緒にゲートに向かった。彼の名前はアントニオ。富士通にお勤めで、社長は日本人。どうりで日本人に親切なわけだ。(笑)

途中スタジアムの外壁に大きなブーケが飾られているところがあり、そこでアントニオが足を止めた。
「プレシーズンに急死した選手がいるのを知っているかい?ハルケという選手でうちのキャプテンだった」
そうか、この花はハルケに捧げられたブーケなんだ。
「知ってます。日本でも大きく報道されました。途方もない悲劇でしたね・・・」
「まったくだよ」
寂しそうなアントニオの横顔。本当はブーケを写真に撮りたかったけど、興味本位でシャッターを押しているように思われそうで出来なかった。だって、私はただの俊輔ファンで、冷やかしみたいなもんだもん。この人たちと悲しみを分かち合うなんてことはできない。今まで全くエスパニョールを見ていなかったから、分かち合えるものなんて何一つ持っていないのだ。

アントニオと一緒にゲートをくぐり、簡単な荷物検査を受けてからスタジアムに入場。ペットボトルはカターニアのアンジェロ・マッシミーノと同じでキャップさえ外せば持ち込める。

うわ~、新しくてキレイなスタジアム!!!

スタジアム内部

私の反応を見てアントニオはニコニコ。案内してくれたアントニオと息子さんの年間シートはゴール裏の左コーナー寄り、前から6番目という俊輔ファンにとっての特等席。間近で俊輔がCKを蹴るのを見られるかも?

とりあえずトイレへ行き、売店を眺めたり、スタジアム内でもオフィシャルグッズを販売しているのをチェックしたり、あちこちウロウロ。すると両チームの選手が練習のために出てきたようで大歓声が上がり、慌てて席に戻った。
「ほら、ナカムラはあそこだよ!」とアントニオが俊輔のいる場所を指差して教えてくれた。

試合前の練習その1

ピントが合っているのは全て後姿。前からの写真は全部ボケボケであった。

試合前の練習その2

私の目の前で練習していていた控え組の皆さん。

試合前の練習のその3

この後にスタメン発表だったっけ。順序がハッキリしないけど、エスパニョールの選手には大きな拍手、ヘレス(シェレス表記もあるけど現地人の発音はヘレスに近かった)の選手には大きなブーイング。どこの国でも同じ光景。
やがてエスパニョールの応援歌が流れ始め、ペリコたちはマフラーを掲げて総立ちになり大きな声で合唱。
Gloria als herois: Nuevo himno del rcd Espanyol
アントニオの説明によると、今までは違うオフィシャルソングが歌われていたけど、新スタジアムになって応援歌もリニューアルされたらしい。
「これはエスパニョールの選手たちを称える歌で、今ここにいる人たちのほとんどがハルケを想いながら歌っていると思う。」
アントニオのこの言葉と、真剣な表情でマフラーを掲げるペリコの姿にジーンときた。どこの国でも、どこのリーグでも、どこのクラブでも、チームを必死に応援する人たちは最高に美しい。私はそう思う。

マフラーを掲げるペリコの皆さん1

マフラーを掲げるペリコの皆さん2

キックオフ直前、俊輔は入念にスパイクの紐を結びなおしていた。レッジーナのフランコさんみたいだわ~。

スパイクの紐を結びなおすスンタン

バルセロナ遠征記2009 | Comments(9) | Trackback(0)
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