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2008/09/06

北イタリア遠征記2008インデックス

忘れないうちに北イタリア遠征記のインデックスも作っておきました。
この遠征記の前半のハイライトはマッツァーリ監督とのファーストキッス、後半のハイライトはコッツァありがとう事件(←事件なのか?)でしょうか。
サンプの練習場も楽しかったです。来年5月にまた行く予定なので、マッツァーリ監督はもちろんのこと、むちゃくちゃ愛想のいいベッルッチ、飛び切り上等のカワイコちゃんポリ君との再会が楽しみです♪
贔屓のチームと同じホテルに泊まるというのは、なかなか楽しい経験でした。ぜひ皆さんもトライしてみてくださいませ。

さて、来週からは南イタリア遠征記2008の執筆に精を出すとしますか。日本人プレーヤーのいる町というのは、あれこれちょっかい出してくる人がいて面白いです。前半は森本君絡みのエピソードが結構出てきますので、森本ファンの皆さんお楽しみに!←このブログの読者に森本ファンがいるのか?



プロローグ:眠れぬ夜は誰のせい?

一日目:初めての北イタリア

二日目①:サンプドリアポイントでお買物
二日目②:サンプドリア練習見学
二日目③:感動?爆笑?マッツァーリ監督との再会

三日目①:ジェノヴァ⇒エンポリ/少しだけエンポリ練習見学

三日目②:私のアモルーゾがいない!

四日目①:ホテル内で選手と触れ合い放題
四日目②:いつも出遅れる女
四日目③:試合前~試合終了こぼれ話あれこれ
四日目④:エンポリ戦後出待ちの風景

五日目①:ラブリーな街シエナ
五日目②:シエナ×インテル怒りの観戦レポ

六日目:爆睡の復路~帰国後のガゼッタ俊輔記事の衝撃

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北イタリア遠征記2008 | Comments(0) | Trackback(0)
2008/08/16

六日目:爆睡の復路~帰国後のガゼッタ俊輔記事の衝撃

1月14日(月)晴れ?曇り?←よく覚えていない

また眠れなかった。マッツァーリ監督との念願のファーストキッスを果たし、レッジーナの選手たちと存分に触れ合い、試合結果もアウェイで勝ち点1獲得というポジティブなものであったにもかかわらず、私の心の中には取り除くことのできない重い鉛が沈んでいた。
アモルーゾは出て行ってしまうのだろうか。
アモルーゾ抜きでレッジーナは残留できるのだろうか。
もうサンタガタでアモルーゾに会えないのだろうか。

あれこれ思い悩んで眠れぬ朝を迎えること3日目。もうなるようにしかならないのだから覚悟を決めて結末を受け入れようと開き直るには、あまりにもアモルーゾは私にとって特別な存在になりすぎていた。

渡せなかったカルチョ2002

アモルーゾのインタビュー記事『生涯アマラント宣言』が載っているカルチョ2002(2007年11・12月合併号)をプレゼントするつもりで持ってきていたが、渡せないまま日本に持って帰ることに。これは次の5月の遠征に再チャレンジで持っていったのだけど、アモルーゾを巡る様々な状況が大きく変わり、今となっては空気を読まないプレゼントとなってしまったために結局渡せなかった。こんなに大きく扱ってもらって、写真もとてもステキだったのに・・・。本当なら雑誌を持ってニッコリ微笑んでいるところを写真に撮らせてもらって、またカルチョ2002編集部へ投稿するはずだったのに・・・。

ホテルの隣のCO-OPでお土産のチョコレートを調達し(空港で買うよりも断然安い!)、それをスーツケースに詰めて荷造り完了。板貫さんにフィレンツェの空港までお見送りしていただく。何から何までお世話になってしまって本当に感謝であります。m(_ _)m
タクシーでエンポリ駅⇒列車でサンタマリア・ノヴェッラ駅⇒空港行きバスでフィレンツェ・アメリゴ・ヴェスプッチ(ペレトーラ)空港へ到着。もうこの日は寝不足の限界に達していて、板貫さんに話しかけられても全く気づかないくらいの脳死状態だった。

チェックイン・ゲートの前で「疲れ様でしたー!」と板貫さんと互いに手を振って別れると、手荷物チェックのお兄さんとお姉さんが「オツカレサマデシター!」と真似してくる。更に二人して「サヨナラー!」「アリガトー!」とフィレンツェを去るジャポネーゼに大サービス。ノリのいい人たちだ。こういう日本語を自然と覚えてしまうくらい、ここを利用する日本人が多いということなのだろう。

朦朧としながらローマでトランジット。どんなに眠くても腹は減るので、バールでモッツァレラチーズとトマトのパニーニとオレンジジュースの昼食を取った。もうここから先はほとんど覚えていない。いや、覚えていないのではなく、ひたすら寝ていたのだ。いつもは機内で熟睡できないのに、この日は映画も見ず、音楽も聴かず、食事の時間以外は泥のように眠っていた。成田到着後もリムジンバスの中で爆睡。更に列車に乗り換えてからも自宅最寄り駅まで爆睡。よくこんなに眠れるものだと自分でも呆れるくらいに寝倒した。

帰宅後は寝ぼけ眼でネットチェック。そこで1月11日付ガゼッタ・デロ・スポルトの『ナカムラが告発~イタリアには人種差別がある』という記事に出くわして一気に眠気が醒めた。
Nakamura denuncia "In Italia c'è razzismo"
1月11日ということは、私と板貫さんがエンポリのホテルにチェックインした日だ。まるで私たちがレッジーナ後一行様と遭遇する日をピンポイントで狙ったかのようなタイミング。やってくれるじゃないか、俊輔・・・。
しかしまあ、よくこんな記事が出たのに優しくしてくれたよなぁ、レッジーナの選手も監督も会長もスタッフも。まあ一人だけ板貫さんに対して不愉快な態度をしたスタッフがいたけど・・・。
でも考えれば考えるほど、逆にこのタイミングで良かったんだとつくづく思う。俊輔の発言にレッジーナというクラブもレッジョカラブリアという町も激しく動揺していた正にその日に、能天気なジャポネーゼが周囲をチョロチョロしていたのだ。わざわざ自分たちを応援するために日本から駆けつけたのだ。恐らくレッジーナサイドは私たちの存在に安堵したのではないだろうか。すごく大げさな表現だけど、レッジーナと日本の関係を一両日中に修復できてラッキーだったと思う。いや、私が勝手にそう考えているだけで、あの人たちはアモルーゾの移籍志願にアタフタしていて、誰もこの記事のことになんて気にしていなかったというのが真相かもしれない。
それにしても知らないということは恐ろしいことであり、同時に途方もなく幸せなことだ。もしこの日ガゼッタを買っていたら、もしこの記事が掲載されていることを知っていたら、いくら図々しい私でもあんなに無邪気に選手や監督たちと接することは出来なかっただろう。

この記事には現在184のコメントが付いている。全部に目を通したが「がっかりした」というコメントが目に付いた。「ナカムラには好感を持っていたのに、ナカムラを認めていたのに、こんなことを言うなんてがっかりだ」という趣旨のコメントが幾つもあった。
私もガッカリだよ、俊輔。確かにイタリアでは爆発的なインパクトは残せなかったかもしれない。だけど、FKの名手として多くのイタリア人に名前を覚えてもらっていた。ストイックに真摯にサッカーに打ち込む姿は多くのイタリア人に好印象を与えていた。フィジカルは決して強くないけど、セリエという最も厳しい環境で自分に足りないものを必死に補おうと努力していた真面目なファンタジスタ。3年かけて自分で築き上げたそういうポジティブなイメージを自らぶち壊して何やってるの・・・。成功できなかったのを差別のせいにしちゃうなんて何やってるの・・・。
どこの国にも差別はある。俊輔が差別はないと言い切っているスコットランドにも明らかに差別はある。スコットランドには人種差別がないのではなく、SPLよりも遥かに厳しいセリエAで3年プレーしていた実績があるから最初からリスペクトして貰えただけだと思うけど違うかな?差別のないユートピアなんてこの世には存在しないよ、俊輔。
人種差別を告発すること自体は素晴らしいことだし、どんどんするべきだと思う。ただ、忘れた頃に遠くの場所から曖昧な発言をするのではなく、その場で声を上げられる人間になって欲しい。俊輔のような内向的な性格の人にはとても難しいことだろうけど、それが本当の勇気だと思うのだけど、どうだろう俊輔?
この記事にレッジョの人たちは「自分たちにとってナカムラはアイドルだったのに・・・」と大きなショックを受けている。俊輔の言う「人種差別」が何を指すのか理解できずに困惑している。いっそのこと、差別した人の名前をはっきり出しちゃった方が混乱も少ないし、傷つく人も少ないと思うのだけど、どうだろう俊輔?
もしかしたらファンの中にも俊輔を差別した人がいたのかもしれない。でも、たとえ一人でも自分を心から愛してくれたと思える人がいたなら、その人への配慮を忘れないで欲しかった。結果の出なかったレッジーナ2年目も変わらずに応援してくれたファンがいたことを忘れたわけじゃないよね?俊輔のファンクラブを作ってくれた人たちがいたことを忘れたわけじゃないよね?大事な一言が足りなかったよ、俊輔。
「差別もあったけど、いつも応援してくれる優しい人たちもいた。」
その一文さえあれば、レッジョの民はどれだけ救われただろう。次に同じような取材を受けた時には忘れずにそう付け加えるように!今回はたまたま忘れちゃっただけで、俊輔はそういう配慮ができる優しい人間だと信じているからね!

えー、かなり変わったエンディングとなりましたが、これにて北イタリア遠征記2008は終了。最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。


北イタリア遠征記2008 | Comments(11) | Trackback(0)
2008/08/09

五日目②:シエナ×インテル 怒りの観戦レポ

チケットがカッコイイので載せておく。シエナ開催の試合はいつもこのチケットなんだろうか。今までイタリアで8試合観た中で一番ステキなチケットだ。

カッコイイでしょ?

キックオフ45分前にスタジアム入りを予定していたのだけど、スタジアム周辺にあるのは各ゲートへ続くアンビリーバボーな長蛇の列、列、列!なんだ、こりゃ?!
まあクリスマス休暇明け最初の試合でみんな試合に飢えているだろうし、ましてや相手はインテルだし、混むのも無理ないか・・・と最初はのん気に考えていたけれど、この列がなかなか前へ進まない。10分経ち、20分経ち、30分経っても、カタツムリの歩みのようにわずかしか動かず、一向にゲートが見えてこない。いったいどういうことだろう?
列に並んでから45分経過。もう試合開始の時間だ。列を作っている人たちの誰もが苛立っている。やがて私たちのゲートが見えてきて、カタツムリの行進の理由が明らかになった。例のカターニアの悲劇以降、スタジアムには回転扉の設置が必須となったが、ここスタディオ・アルテミオ・フランキのバックスタンドとアウェイ側クルヴァの間にあるコーナー付近のゲートには回転扉がたったの二つしかないのだ。しかも狭いところに無理やり二つだけ設置したという事情がバレバレ。2人の係員がそれぞれの扉の前で一人ひとりチケットをチェックして、一人ずつ順番に回転扉を押して入場。こりゃ時間がかかるはずだわ・・・。
既に試合が始まっているスタジアムからは大きな歓声が聞こえてくる。いつまでも入場できないイライラから係員に大声で何かを言ったり、フェンスを蹴飛ばす人が出てきたりして、にわかに緊張が走る。この時私から最も近い場所にいた警備員のお姉さんは、とても硬い怯えた表情をしていた。しかし、それ以上の騒ぎにはならず、ほとんどの人たちが大人しく列が進むのを待っている。トスカーナ人は我慢強いなぁ。これが南だったら気の短い連中が暴れだしていたことだろう。
しかし、いくらプロヴィンチャの小さなスタジアムだからって、1つのゲートに2つしか回転扉がないって少なすぎでしょ。メインスタンドやバックスタンドだともっとたくさん回転扉があって、スムーズに入場できるんだろうか?

やっとスタジアムの中に入ったが、今度は自分の席が見つからない。というか、座りきれない人たちが通路に大勢腰掛けていて、座席番号を確認することすら難しい。どうしてこんなに通路に座っている人が大勢いるんだろう。実際の座席数よりもたくさんチケットを売っているの???
「すみません、この席は何番ですか?」と板貫さんが尋ねると、座っているおじさんたちが肩をすくめて「無駄だよ」と言い返してくる。とっくにゲームが始まっているので、誰もが自分の席を探し当てるのを諦め、適当にその辺に腰掛けているらしい。席を探すよりも試合を観る方が大事だ、というのはある意味正しい。もう前半25分なのだ。それに通路すら満員になりかけている。ということで、私たちも諦めて前半は通路で観戦し、ハーフタイムに自分の席を探すことにした。
昨日まで雨だったからか、通路は泥だらけで濡れている。このままでは座れないのでバッグの中から往路のフライトのEチケットをプリントアウトしたものなど、もう使わない紙をかき集めて尻の下に敷く。
冷たい。すげえ冷たいよぉ。すぐにトイレに行きたくなりそうだ・・・。(泣)

腰掛けてすぐにスタジアムが騒然となる。ビミョーな判定でインテルにPKが与えられたらしい。これをズラタンが決めてインテルが先制。
とりあえず落ち着いてスタジアムをぐるっと見渡す。

ちっちゃ!!!というか、ちゃっちい!!!

のどかなスタジアム

ここは柏の葉?いや、大宮公園サッカー場?(←改修してからは行ってまへん)
インテリスタで溢れているゴール裏なんて、震度4くらいの地震で壊れそうなんですけど。これって本当に耐震強度クリアーしているの?

ここも通路までいっぱい

あちこちきょろきょろしている間にまた点が入った。なんとコルドバのオウンゴール。周りのシエナファンが大喜び。
「どっち応援します?」
「やっぱり互いの贔屓チームの残留を願うなら、ここはシエナに負けてもらわないと困りますよね」
と言いながら、前半終了間際にカンビアッソのゴールでインテルが1-2になっても心から喜べない私たち。だってさ、基本的にプロヴィンチャ好きだから、どうしたってシエナに肩入れしたくなるのだ。

ハーフタイムにやっと自分たちの席を発見。なんと最前列の席だった。上の写真を見てくれれば分かると思うけど、アクリル板が邪魔でピッチがまったく見えない。立ってもピッチが半分しか見えない。なるほど、通路で観戦している人がたくさんいるのは、一定ライン以上前の席だとピッチが見えないので通路で観戦するしかないからなのね・・・。
仕方なく後半も冷たい通路で観戦。「こんな席を売るなー!」「金返せー!」と怒りを爆発させる私たちであったが、周囲のイタリア人たちは「なんか中国人が怒ってるね」みたいなリアクションで誰も気に留めてくれなかった。

本日の教訓その1:
プロヴィンチャの小さなスタジアムで試合を見るときは、ケチケチしないでいい席を買うべし。多少高くても通路で観るよりはマシ。

後半7分にはズラタンのゴールでインテルが1-3とシエナを引き離す。チームメイトに向かって「俺様どうよ?」と、いつものパフォーマンスをするズラタン。
ズラタンを見ていると『ガリバー旅行記』を思い出す。一人だけ規格外のサイズの人が混じってて違和感があるんだよね。レッジーナファンの私の場合、規格外に小さい人(フォッジャとかブリエンツァとか)には慣れているんだけど、その逆はすごく新鮮。(笑)

シエナのDF陣が小さすぎるのか?

ズラタンのスパイクはきれいなオレンジ色で、足元だけが異常に目立つ。

足のサイズを教えてください

クルスみたいに色に統一感を持たせた方がカッコイイと思うんだけど。

渋いクルス様

私たちのお気に入り、シエナの男前GKマニンガーの写真も載せておこう。

赤いホッペがチャームポイント

ああ、それにしても「やる気あんのか!」って突っ込みいれたくなるグダグダのビッグチームが、ほんの一瞬だけ本気になって簡単に点を取ってしまうのは本当にムカつく。シエナの方がいい攻めをしていて何度もチャンスを作り上げ、とっても好感の持てる戦い方をしていたのに。と、気が付くとシエナの応援をしてしまう私たち。
後半30分くらいにシエナの選手交代で、子どもみたいな顔をした知らない選手が入ってきた。で、その子どもみたいな選手が残り10分くらいの時間帯にインテル相手に見事なゴールを決めた。ライン際での素晴らしいボールコントロールから右足の思い切りのいいシュート!総立ちのシエナファンから大喝采を浴びるお子ちゃま選手。この子がフォレスティエリという選手だということは帰国してから知った。

スコア2-3となり、イケイケなシエナが追いつきそうな雰囲気だ。思わず「行けー、シエナー!インテルを負かしたれー!」と口走り、すぐさま「あ、いかん、いかん、シエナを応援しちゃいけなんっけ」と悶々とする私たち。インテルが勝つのは腹が立つ。かといってシエナに勝たれても困る。だってレッジーナもエンポリも全然余裕がないんだもん・・・。

ダメだー!どっちも応援できなーい!!!

本日の教訓その2:
純粋にサッカーを楽しみたかったら、勝敗が贔屓のチームにまったく影響を及ぼさないチームの対戦を選ぶべし。

そのまま2-3でインテル勝利。負けたけどシエナファンは自チームに惜しみない拍手を送っていた。うん、シエナ頑張ったよ。
帰りは冷え切った体を温めるために駅まで歩いて帰った。それにしてもシエナは寒い。絶対にエンポリよりも寒い。エンポリよりも標高が高いのかな?

一応この対戦のタベッリーノを貼っておく。
Siena 2 - 3 Inter
Marcatori: 26' Ibrahimovic (R), 31' Cordoba (A), 46' Cambiasso, 52' Ibrahimovic, 92' Forestieri
Siena (4-3-1-2): Manninger, Bertotto, Portanova, Loria, De Ceglie, Vergassola, Codrea (Forestieri), Galloppa, Locatelli (Alberto), Maccarone, Frick (Corvia). All. Beretta
Inter (4-3-1-2): Julio Cesar, Maicon (Stankovic), Cordoba, Materazzi, Maxwell (Burdisso), Zanetti, Cambiasso, Chivu, Jimenez (Pelè), Ibrahimovic, Cruz. All. Mancini
Ammoniti: Galloppa, Julio Cesar, Chivu

北イタリア遠征記2008 | Comments(5) | Trackback(0)
2008/07/30

五日目①:ラブリーな街シエナ

※追記あり
ロケーションに大幅な間違いがありましたので修正しました。
具体的に何処が間違っていたかというと、ホテルとチケット売り場の場所でございます。


1月13日(日)快晴

昨日の雨が嘘のような快晴のエンポリ。抜けるような青空とは、この空のことを言う。

澄み切った冬の空

エンポリ×レッジーナが土曜開催に変更になったので、今日はシエナ×インテルを観戦することにした。
エンポリからシエナは列車で1時間くらいだ。駅のホームには試合を待ちきれずに歌いだすインテリスタがいたりして、イタリア人が突然歌いだす国民だというのは本当なんだと実感した。(笑)

エンポリ駅のホーム

シエナ駅前のホテルにインテルが泊まっているらしく、とんでもない人だかりができていた。
※修正その1
シエナ駅前ではなく、スタジアム最寄りバス停のすぐそばの間違いです。このホテルはスタジアムに隣接しております。何故か今頃(2009年1月2日)間違いに気がつきました・・・。


レッジーナもシエナ戦の時はここに泊まるのかしら?

これから選手たちがチームバスに乗り込むところらしい。野次馬根性でカメラ片手にホテルのエントランスを覗いてみようとしたけれど、まったく近寄れなかった。去年5月のレッジーナ×ミラン戦後のミランのチームバスがそうだったように、警備が厳重なのと恐ろしい数のファンでインテルの選手の頭の天辺すら見えない。
ビッグクラブのファンは大変だなぁ。プロヴィンチャのクラブのファンになれば、何の苦労もなく選手と触れ合い放題なのに。(笑)

弱小クラブのファンでよかった(笑)

チケットは駅の近くの地下に売り場があって、列を作らないイタリア人たちと戦いながら何とかコーナー付近の席をゲット。売り場のおじちゃんはフレンドリーで優しかったけど、まさかあんな席を売りつけられていたとは・・・。
※修正その2
チケット売り場はスタジアムに隣接しているホテルのすぐそばにあったので、おそらくスタジアムの敷地内だったと思われ。シエナのホーム戦を観戦する人は、こんないい加減なブログじゃなく、ちゃんとしたシエナ応援サイト様を参考にしましょう。

町の中心までバスで行き(このとき既に町の中心にいました)、試合前に腹ごしらえすることに。
元F1ドライバー、アレッサンドロ・ナニーニのお店(汐留にある休業中の「リストランテ・アレッサンドロ・ナニーニ」は系列店らしい)でランチしようと思っていたのだけど、時間外だったのか日曜日はランチ・メニューを出していないのか理由は忘れたけど、とにかくランチはやっていなかった。仕方ないので店の入り口付近のバールでフルーツタルトとオレンジジュースを食す。確かオレンジジュースだけで6ユーロ位したんだけど、目の前でオレンジを2個半絞って大きなタンブラーに注いでくれる。新鮮そのもので値段に見合う美味しさだった。

試合まではだいぶ時間があるので、板貫さんにシエナの街を案内してもらった。
まずは世界遺産に登録されている有名なカンポ広場。ここはイタリアで一番美しい広場と言われているらしい。

なぜ塔がこんなに傾いて写るんだろう?

とっても雰囲気のある通り。

この辺は高級ショップが並んでいたような?

シエナのドゥオーモ。後ろの方が工事中で、写真の中に巨大クレーンが収まってしまうのが残念。

典型的なイタリアン・ゴシックの建築

味のある路地裏。私はこういうところを歩き回るのが大好き。

こういう所を一人でフラフラしていると迷子になるんだよね

板貫さんお勧めの絶景ポイント。

正面の建物は何だろう?

シエナは何処を撮っても絵になる街で、もう一度訪ねたいお気に入りの場所になった。観光客でごった返しているフィレンツェよりも、私はこういう落ち着いた場所の方が好きだなぁ。

さて、そろそろグラムシ広場の近くにあるスタディオ・アルテミオ・フランキに行くことにしよう。イタリアでレッジーナ戦以外の試合を観るのは初めてだ。贔屓のチームを見るのとは、またちょっと違った楽しさがあるに違いない。

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2008/07/26

四日目④:エンポリ戦後出待ちの風景

試合中の土砂降りが嘘のように、出待ちを始めた頃には雨が上がった。
レッジーナのバスの周りには柵が設けられ、警備員が柵の内側にずらっと並ぶが、皆さん退屈らしくジャポネーゼとおしゃべりを始める。警備員が警備される側と雑談してしまうというのが、さすがイタリアだ。(笑)
話題は日本人ジョカトーレ。真っ先に名前が挙がるのはナカムーラ。今や知名度ナンバーワンだ。次いでナカータ。その次がモリモート。この3人はイタリアで広く認知されている。残念ながらその他の方たちはイマイチ、もしくは全く認知されていない。セリエでプレーしていても、自分とこのファン以外に名前を覚えてもらうっていうのは本当に大変なことなんだなぁ。

レッジーナよりもエンポリの選手の方が先に出てきて、迎えにきた家族の車、もしくは自分の車で引き上げていく。目の前を通過するアントニーニの車に手を振ると、レッジーナのマフラーをしている私に笑顔で手を振り返してくれた。いい人だ。(笑)

レッジーナの選手たちは全員が揃うまでバスが出発しないので、ヤニ組(モデスト、カンパニョーロ)、トスカーナの知り合いとの井戸端会議組(トニョッツィ、カッショーネ、チリッロ、コッツァ)、ケータイで電話orメール組(ミッシローリ君、チェラヴォロら若手多数)、さっさとバスに乗っておしゃべり組(南米人たち)などに分かれて時間を潰していた。

最初に捉まえたのがモデスト。
私と板貫さんで「モデちゃーん!」と大声で呼んで手招きすると、ニヤッと笑って嬉しそうに柵までやってきた。「写真いい?」と私が聞くと、板貫さんの肩を抱こうとする。私がカメラを手にしていたので、自分と2ショットを撮りたがっているのは板貫さんだと思ったらしい。
ところが板貫さんは「私じゃなくて彼女と撮るの!」と私を指し、「彼女は熱心なレッジーナファンだけど、私はエンポレーゼだもん」とエンポリファンであることをカミングアウト。モデストは「ふーん、エンポレーゼなんだー」と少し驚いていた。そりゃそうだよね。同じホテルに泊まってずっと周囲をうろちょろしてたのに。(笑)

モデちゃんは年上から可愛がられるタイプです

この後モデストはこの時の会話をヤニ仲間のカンパに教えたと思われる。5月にレッジョで再会した時、モデストはこの日の出来事をすっかり忘れていた(と思われる)が、カンパは私がレッジーナファンで、板貫さんがエンポリファンだということをしっかり覚えていた。

コッツァがバスに乗り込もうとしている。捉まえなくちゃと気は焦るのだが、苦手意識が働いて大きな声が出ない。しかし「コッツァ・・・」という消え入りそうな私の声をちゃんと拾って柵まで来てくれた。しかも私の眼をまっすぐに見てくれる。ちょっとドキドキする。「写真いい?」と聞くと「Si」と快く2ショットに応じてくれた。コッツァとは2004年と2006年にも会っているけど、2ショットを撮るのはこれが初めてだ。

今では当たり前のように笑顔をくれます

「グラッチェ」とお礼を言うと、コッツァはそれには何も答えず、かといって立ち去りもせず、私たちを見て立ち尽くしている。なんか動きが硬いぞ?変だぞ?どうした?
しばらくすると、コッツァが意を決したように口を開いた。
「アリガトウ」
そう言うと頬を赤らめ、「うわー、言っちゃったよ、俺」という感じで恥ずかしそうに視線を落としてポリポリとこめかみを掻く。
コッツァが日本語をしゃべった!アリガトウって言った!
私と板貫さんが大喜びして「ベーネ!」「ブラボー!」と拍手しながら大げさに褒めると、ますますコッツァの頬が赤くなる。超かわいいんですけど。(笑)
「ありがとう!」
私も日本語でお礼を返すと、やっと照れが収まってきたのか、コッツァが顔を上げてニッコリ微笑んだ。クラクラするくらいステキな笑顔だ。初めてコッツァに笑顔を貰っちゃったよ。すごい感激・・・。
コッツァは「チャーオ」と軽く右手を挙げると、ちょっと満足気に笑顔のままバスに乗り込んだ。いったいどういう心境の変化なんだろう?コッツァの中での私の位置付けが「ナカムラファンの日本人」から「レッジーナファンの日本人」に変わったのだろうか。いや、そもそもコッツァが私と過去2回会っていることを覚えているとは思えない。私個人ではなく、日本人に対する感情が根本から変わったのだろうか。ねえコッツァ、何がきっかけだったの?

バレートもバスに乗る前に名前を呼んで2ショットをゲット。

子持ちだけどカワイコちゃんです。

私はこの写真が大嫌いだ。女の子みたいに超かわいい顔をしているバレートだけど、もう二度と2ショットは撮らないと思う。だって、バレートは私と同じ生き物とは思えないほど顔が小さいんだもの。この写真を見るたびに、自分の顔の大きさに泣きたくなるのよ・・・。つーか、この遠征はアモルーゾのせいでずっと寝不足だったので、どの写真も浮腫んだ酷い顔をしているんだけど。(号泣)

チリッロは別にどうでもよかったんだけど、「一応撮っとくか」みたいなノリで2ショット撮影。その間にお目当てのカッショーネがバスに乗ってしまい、チリッロなんか(←おい)に構っていた自分を大いに呪う私であった。

今年5月の遠征でいろいろ見直して今は結構好き(笑)

まだレッジーナのバスは出発していないのに、ここで警備の時間が終了となり柵を撤去。警備員は全員引き上げていった。よし、これで柵なしで選手と触れ合い放題だ!と言いたいところだけど、まだバスに乗っていなかったのはただ一人。苦虫野郎だけだった。

本当に去年の5月のトニョッツィと同一人物なんだろうか?

もう「トスカーナの苦虫野郎」というニックネームは返上してあげよう。ご覧の通り、しっかり私の肩を抱いて、ニッコニコで対応してくれたし。いやもう、本当に中の人が変わったとしか思えないこの豹変振り。コッツァと違って、こいつの場合は嬉しいというよりも気持ち悪かった。

柵がなくなったのでバスに近寄り、セリエA初ゴールを決めたチェラヴォロを窓越しに撮影。ちゃんと笑ってくれたんだけど、すげえピンボケになってしまった。残念。

基本的に大人しい子です

大トリはウリヴィエリ監督。苦手のアウェイで、しかも大黒柱のアモルーゾを突然欠くという緊急事態にもかかわらず貴重な勝ち点1を獲得したことで、試合前とは打って変わって穏やかな表情になっていた。これなら安心して話しかけられる。
「ミステル!写真お願いしてもいいですか?」
突然レッジーナのマフラーをしたジャポネーゼに話しかけられて、監督は目を丸くしながらイタリア語であれこれ話しかけてきた。まずい。全然わからない。
私が困っていると「エンポリ?それともレッジョ?」と2択で質問してきた。イマイチというか全然意味がわからなかったんだけど、元気よく「レッジョ!」と答えると、監督は「ほー、ほー、ほー!」と更に目を丸くする。私、よほど監督を驚かせる答えをしたらしい。
質問は何だったんだろう?「エンポリとレッジョ、どっちに住んでいるの?」だったんだろうか?・・・・・・ま、いいか。もうレッジーナの監督じゃないし。←おい

優しいお爺ちゃんでした

ウリヴィエリ監督はトスカーナの人なので、バスには乗らなかった。今夜はトスカーナの自分の家に帰るのだろう。お爺ちゃん、家族と過ごす束の間休暇を楽しんでください。

いよいよバスが出発する。もう9時半を過ぎている。ついにレッジーナの皆とお別れだ。ありがとう。この2日間、めちゃくちゃ楽しかったよ。
感謝の気持ちを込めて走り始めたバスに向かって両手で大きく手を振る。バスの窓からは、ミッシローリ君、トゥルベルグ、そしてコッツァが笑顔で手を振ってくれた。カンパは手は振ってくれなかったけど、怪しいニヤニヤ笑いをくれた。(笑)

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